マスターズゴルフ２０２４出場選手や順位速報! メディアも紹介

今年も，もうすぐ，ゴルフファン待望の米マスターズの大会がやって来ます。

今回は，マスターズ・全米オープン・全英オープン・全米プロというゴルフ界の４大タイトルのうち，最初に行われるトーナメント「マスターズ」について，出場予定選手・今年のみどころについて調べてみました。

マスターズ・ゴルフとは

１９３４年以来，ジョージア州アトランタ郊外の「オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ」で開かれるマスターズは，今年で８８回目を迎える。

ゴルフの祭典「マスターズ」は，１９３４年「球聖」ボビー・ジョーンズとクリフォード・ロバーツらによって開催され，毎年４月に同じオーガスタ・ゴルフクラブで行われている４大メジャーの最初の大会
いよいよ今年も，ゴルフシーズンがやって来たと感じさせる心が躍る催しです

２０２４年マスターズは　４月１１日（木）～１４日（日）に開催予定

２０２１年度は，我らの松山英樹が東洋人で最初の勝者となったことで，記憶が新しいですね。

予想される顔ぶれ

２０２４年マスターズ　予想される出場選手を挙げてみました。

日本からは松山英樹と久常涼が。

久常涼
昨年９月のフランス・オープンで優勝，日本人として初めて同年度の欧州ツアー最優秀新人賞に
２０２１年岡山県津山市生まれ　１７５㎝とプロの中では小柄だが，２１才の若手のホープ　
初めてのメジャー大会に挑戦

そのほか，今年の出場予想の顔ぶれで，我々になじみのある選手を列挙します。

アダム・スコット　ザック・ジョンソン　ジョン・ラーム　ジョーダン・スピース　スコッティ・シェフラー　
セルジオ・ガルシア　タイガー・ウッズ　ダスティン・ジョンソン　パトリック・リード　ババ・ワトソン
フィル・ミケルソン　フレッド・カプレス　ベルンハルト・ランガー　ブライソン・デシャンボー　ゲーリー・ウッドランド　ウィンダム・クラーク　キャメロン・スミス　ブルックス・ケプカ　キャメロン・ヤング　ザンダー・シャーフレ　ロリー・マケロイ　トム・キム　トニー・フィナウ　リッキー・ファウラー　キーガン・ブラッドリー
ジェイソン・デイ　ジャスティン・トーマス　ジャスティン・ローズ　キム・シウ　ホアキン・ニーマン　などなど

ここ数年，ケガで苦しむタイガー・ウッズ（４８才）が出場を表明！
タイガーは過去２５回，マスターズに出場し，ジャック・ニクラウスの持つ最多優勝記録６に迫る，優勝回数５回を数えている

今年のマスターズの見どころ

マスターズの見どころは，なんといっても「アーメン・コーナー」と呼ばれる１１～１３番の３ホール。

アーメンコーナーをつぶさに見てみよう
１１番　愛称　ホワイト・ドッグウッド（はなみずき）　５０５ヤード　パー５　
コースの左側に池　グリーンの奥にはクリーク
特にグリーン奥のクリークには，第２打がグリーンで止まらずにクリークに突っ込み，幾多の選手が涙を呑んでいる
１２番　愛称　ゴールデンベル（レンギョウ）　１５５ヤード　パー３
グリーンは奥から左手前に傾斜しており，その手前には大きな池が。ピンは通常，グリーンの左手前に切られており，ほとんどの選手がピンの奥から傾斜に任せてピンに寄せようと試みる

１３番　愛称　アゼリア（西洋ツツジ）　５１０ヤード　パー５
幾多のアゼリアが植えられた美しいホール　だが，グリーン手前にはクネクネとしたクリーク，奥には難易度の高いバンカーが４つ　グリーンは奥から手前に傾斜しているため，バンカーに入れるとすごく厄介なことに

１２番のショートコースには，４日間のトータル２７４と、当時としては偉大なスコアでの優勝を讃えた「ベン・ホーガン・ブリッジ」　１３番のロングには，このホールでのアルバトロスを記念した「バイロン・ネルソン・ブリッジ」が架かっています

このほかに，パー５の２番ホールが１０ヤード伸びて５８５ヤードとなります。クラブとボールの進化とともに，毎年のようにコースの距離が伸び，今年は全長７，５５５ヤードでの戦いに。

今年の注目選手
ローリー・マケロイ　　マケロイはこれまで，全米・全英・全米プロを制覇しており，残るメジャーはマスターズ　今年も悲願のキャリアグランドスラムに向けて全力で挑む
昨年の覇者　連覇を狙うジョン・ラーム
これまでメジャーで５勝と　メジャーにめっぽう強い　ブルックス・ケプカ　
そして，今年に入りぐんぐん調子を上げている　松山英樹　

このチャンネルで観られるよ

日本での実況中継は，以下のチャンネルで予定されています。（放送日時は日本時間）

地上波TBS　第１日４月１１日（木）　　　　午後11:56～深夜1:25　午前　4:00〜8:20　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第２日　４月１３日（土）　午前　0:48～1:48　4:00～8:00
第３日　４月１４日（日）　午前　0:15～1:15　4:30～8:30
最終日　４月１５日（月）　午前　0:25～8:20（延長あり）

ＢＳ・ＴBＳ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第１日　４月１２日（金）　　　午前　1:25～4:00　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
第２日　４月１３日（土）　午前　1:48～4:00
第３日　４月１４日（日）　午前　1:15～4:30

U-NEXT 　　前日（パー３コンテスト）　４月１１日（木）午前4:00～6:00
　第１日　　４月１１日（木）21:30～１２日（金）8:30
第２日　４月１２日（金）21:30～１３日（土）8:30
第３日　４月１３日（土）23:15～１４日（日）8:00
最終日　４月１４日（日）23:15～１５日（月）8:00
見逃し配信　５月１４日（火）までの予定

U-NEXTについての詳しい内容は，以下の関連記事で　   

初日の速報

荒天のため，２時間半遅れて試合が開始され，強風の中，日没のため２７人の選手がプレイを終了できず，明日の７時過ぎから残りのホールを開始することになりました。

初日は先ず，デシャンボー（米）がー７と，暫定トップを。

松山・久常は苦戦。松山は，１バーディ・５ボギーのトータル７６で＋４。特に５～６回，惜しいパットが決まらず，苦しんだ。

久常は，トータル７８で＋６と，大幅に出遅れた。

二人とも二日目を健闘して，決勝ラウンドに進んでほしいですね！

優勝候補筆頭のシェフラーは，前評判にたがわず，ー６とデシャンボーに次いで２位で初日を終えた。

同じく優勝候補に挙げられているラームとケプカ。ラームは７３と＋１で終了，ケプカは１１番を終えてイーブンのまま日没。明日，残りのホールをプレイする予定。

注目のマキロイは強風の中，１アンダーの７１で終えました。

マスターズの王者，タイガー・ウッズ（４８才）も健闘。１３番を終えてー１で日没となっています。

２日目の速報

最大風速１９ｍの強風がグリーンを難しくする中，第２ラウンドが行われました。

初日ー７とトップだったデシャンボーは，２日目トータル７３でー６となり，この日７１で回ったマックス・ホーマ，昨日ー６で２位だったS・シェフラーとともに，アメリカ勢３人がー６でトップに並んだ。

日本勢の松山・久常　；　久常は振るわず，＋１２でで終えて，残念ながら予選を通過できず。松山も最終１８番ホールでティショットが痛恨のOBでトータル＋６に。

今年のカットラインは５０位タイ。後半のカットラインは＋５で推移していたが，各選手がスコアメイクに苦しむ中，＋６の１１人が５０位タイに浮上。アダム・スコット，リッキー・ファウラーなどとともに，松山英樹も５０位タイに！ギリギリで予選を通過できました^_^

強風の中、ウインダム・クラーク　ジョーダン・スピース　ジャスティン・ローズ　ダスティン・ジョンソン　など，多くの名だたるプレイヤーが予選通過できず

マスターズ・３日目の速報

３日目のマスターズ。昨日よりは風も和らぎ，好天のもと第３日が行われました。

松山英樹はこの日ー１と，トータル＋５で終えた。

トップ争いは，５打差のなかに８人がひしめく，熾烈なたたかいになっています。

１位　スコッティ・シェフラー　　ー７
２位　コリン・モリカワ　　　　　ー６
３位　マックス・ホーマ　　　　　ー５
４位　ルドビク・アバーグ　　　　ー４
５位　ブライソン・デシャンボー　ー３
６位　ニコライ・ホイガード　　　ー２
　　　サンダー・シャウフレ　　　ー２
　　　キャメロン・デービス　　　ー２

最終日の結果

最終日，トップのー７でスタートしたスコッティ・シェフラーが堅実なゴルフを重ね，初日から強風・雨の荒天の中トータル二桁マイナスのー１１で優勝。あこがれのグリーンジャケットを手に入れました。

２位のコリン・モリカワ，前半は善戦したが中盤に入りダブルボギーが二回と崩れ，トータルー４でホーマ，フリートウッドと共に３位で終了。

この日，４位からスタートした，メジャー初出場のルドビク・アバーグ（スエーデン）が，最終日ー３，トータルー７と２位に躍り出た。これからが楽しみの２４才です。

優勝はPGAツアー公式予想の通り，世界ランキング１位のスコッティ・シェフラーに
いよいよ
松山はトータル＋７で３８位タイで終了したが，これから今年の三度のメジャー大会「全米プロ」「全米オープン」「全英オープン」に向けて，奮起を期待したいですね！

あの懐かしい「マスターズ・ソング」のメロディとともにやって来る，ハナミズキとアゼリア，黄色いレンギョウの花に彩られたオーガスタ・ジョージアでのマスターズ。
来年もまた，みんなでわくわく楽しみましょう！