全米プロゴルフ選手権・出場選手や順位速報　放送予定も紹介

今年も5月中旬に，ゴルフ世界の４大タイトルの一つ，全米プロゴルフ選手権（PGA Championship　PGA選手権とも）が行われます。

従来は毎年，８月に開催されていたが，２０１９年度より５月に変更。

今年の大会会場・日程・出場予想選手・見どころなどを説明しよう！

全米プロゴルフとは

全米プロゴルフ協会（Professhional Golfers’ Association of America　PGA）が主催するプロゴルフの世界４大大会のひとつ..

１９１６年に創設されたメジャー大会で，全米オープンに続く歴史の古い大会。今年で第１０６回となります。
毎年，開催会場は遷（うつ）り，全米のゴルフ場の中から選ばれた屈指の名コースで行われる。

昨年は，ニューヨーク州ローチェスターの「オークヒル・カントリークラブ」で開かれ，ブルックス・ケプカが三度目の優勝を飾った
昨年の大会に日本からは，松山英樹・星野陸也・比嘉一貴の３選手が出場した

マスターズ・全米・全英オープンなどの大会に比べ，日本では，この全米プロは，いまひとつ馴染みの薄い大会ですが，PGAのプロゴルファーにとっては重要なタイトルで，「何よりも全米プロを！｝と言う選手が多い

２０２４年　競技会場・日程と放送予定

今年の競技会場

米国ケンタッキー州　ルイビル Lousville　にある
　バルハラ・ゴルフクラブ Valhalla Golf Club

バルハラゴルフクラブは，１９８６年ジャックニクラウスのコース設計でオープン
全長　７，４５８ヤード

競技日程

第１日　　５月１６日（木）
第２日　　５月１７日（金）
第３日　　５月１８日（土）
最終日　　５月１９日（日）

放送予定

地上波
BS/CS　　BS松竹東急　ゴルフネットワーク
ネット　　ゴルフネットワークプラス　（Amazon Prime Video）

今年の大会が日本国内で，地上波での中継があるか，現在のところ未だ詳細は分かりませんが，発表があり次第，お知らせします！

出場選手の予想

全米プロの出場資格者は、全米プロ歴代優勝者（生涯）、過去１年間のPGA公式ツアー優勝者、直近５年間のメジャー大会優勝者など。

前回の優勝者・ブルックス・ケプカはじめ，名だたる選手たちがPGAチャンピオンの名誉を獲得するため，出場すると予想されるが，現在の予想選手は

コリン・モリカワ　ジョン・ラーム　キーガン・ブラッドリー　スコッティ・シェフラー　ダスティン・ジョンソン　　　フィル・ミケルソン　ブライソン・デシャンボー　ゲーリー・ウッドランド　ウィンダム・クラーク　
キャメロン・スミス　ブルックス・ケプカ　ザンダー・シャウフレ　ロリー・マケロイ　ジェイソン・デイ　
ジャスティン・トーマス　キャメロン・ディビス　などなど

日本人では、過去５年間でのマスターズ優勝者で、今年のPGA公式ツアーでも優勝した、松山英樹が出場予定。

日本人で、松山英樹以外の出場資格者は未だ未確定で、主催者・PGAの発表があり次第、このプログに掲載します！

今年の全米プロゴルフの見どころ

先ずは，メジャー大会にめっぽう強いブルックス・ケプカが連勝するかどうか。

また，今年の賞金ランキングで随一のスコッティ・シェフラー。シェフラーは１９９６年６月ニュージャージー州生まれの２７才。ゴルフでも名門のテキサス大学を卒業後プロに。
現在PGAツアー８勝，メジャーでは２０２２年のマスターズに優勝している。

そして，マスターズ同様，注目はジョン・ラーム
ジョン・ラームは１９９４年１１月スペイン生まれの２９才。米・アリゾナ州立大学からプロに。PGAツアー優勝回数１１回。
メジャーでは，２０２１年全米オープン，２０２３年マスターズで優勝している。

今年のPGAツアー賞金ランキングで３位（４月初現在）と、好調な成績を続けている松山英樹も注目選手の一人です。

世界のプロ中のプロが集結する「全米プロゴルフ選手権」
誰が栄冠を獲得するのか，ぜひBS・CS・TVで一緒に楽しみましょう！

日本からの出場選手は、松山英樹・中島啓太・久常涼と金谷拓実が入りました！

１日目の主なスタート組み合わせは次の通り

１日目の日本人選手のティオフタイムは、松山英樹が日本時間１６日２１時２６分で、キャメロン・スミス、ビクトル・ホプラン（ノルウェー）と同組に。

久本涼は２０時４８分、金谷拓実は２２時１０分、中島啓太は日付が変わって、１７日１時５６分のスタートとなりました。

コリン・モリカワは、２時５１分にフィル・>ミケルソンらとのスタートです．

一方、出場を決めたタイガーウッズは、松山の２組前、２１時０４分にアダム・スコット、キーガン・ブラッドリーとスタートします。

そして、タイガーと松山の組の間には、最近好調のローリイ・マキロイが、ダスティン・ジョンソン、ジャスティン・ローズとスタート予定。

ナンバーワンのスコッティ・シェフラーは、３時１３分のスタートとなっています。

各選手の予選ラウンドの結果を速報

初日の日本人選手の成績は、

松山英樹は－１で４７位タイ　　中島啓太・久常涼は共にイーブンで６５位タイ　　金谷拓実は＋４と出遅れました。

シェフラーは－４、マキロイは－５と好位置に。

二日目の結果

二日目で予選通過が決まりますが、以下のような結果となっています。

まず、日本人選手の動静ですが、松山英樹はこの日ー６とスコアを上げ、二日目を終えてー７で１１位タイに上昇。
久常涼もトータルー３（４１位タイ）と健闘し、この二人が予選を通過。明日からの決勝ラウンドに進みます。

中島啓太はイーブンからのスタートでしたが、二日目は＋４でトータル＋４．金谷拓実は+４からスタートし、結果はパープレイで、2人とも健闘及ばず、予選落ちとなりました。

全体を見ると、前日トップのシャウフレが二日目もー３で廻り、トータルー１２でトップを維持。

これに対して、コリン・モリカワが、この日だけで７アンダーと大健闘し、１打差のー１１で２位に浮上。

大本命のシェフラーも、順調に順位を上げ、ー９でデシャンボーなどと共に４位タイに。ホブラン、フィナウがー８。ケプカは松山と同じー７にと、やはり上位常連の強豪が順位を上げて決勝ラウンドに進みました。

決勝ラウンドの結果速報

決勝ラウンド第１日目、第3ラウンドを終了して、トップにシャウフェレとモリカワが－１５で並びました。

直ぐその後には、－１４でティーガラ（米）。－１３でデシャンボー、ホブラン、ローリイと強豪が追い上げ。

３日目を終わり、首位と５打差に１５人がひしめく大接戦になっています。

本命のシェフラーは、前日の交通違反の心理的影響か、２オーバーと崩れ、トータル７アンダーに後退。

一方、日本勢は、松山はtoday－１、トータル-８で１９位タイ。久常が、この日－４と健闘し、トータル７アンダーの２４位タイに順位を上げました。

最終日の結果

３日目を―１５同士の首位タイで最終日を迎えた、X・シャウフェレとコリン・モリカワ。
結果は、この日６アンダーで廻ったシャウフェレが、トータルー２１で初のメジャー優勝を遂げました。

２位は１打差まで追い上げた、デシャンボーが。モリカワは残念ながら、この日はイーブンでー１５の４位タイに。

ノルウェーのV.ホブラン（２６才）が単独３位に。

そのほか、注目されたS・シェフラーは８位タイ。マキロイは１２位タイの結果となりました。

日本勢の松山英樹は、この日イーブンでトータルー８の３５位タイ。久常涼は健闘して４アンダーとスコアを伸ばし、トータル１１アンダーで１８位タイに躍進して、４日間を終えました。

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波乱にとんだ全米プロでしたが、結果は日本にもゆかりのあるX・シャウフェレが、悲願のメジャー初優勝を遂げ、日本勢も今年からマスターズ・全米プロとPGAの舞台に登場した、若手の久松涼が大健闘し、松山英樹と共にこれからの活躍がおおいに期待できる大会となりました。