５１回目をむかえる全米女子ツアー公式戦「TOTOジャパンクラシック」が、１１月６日より恒例の滋賀県・瀬田ゴルフコース・北コースで開催されます。
日本での唯一のLPGAツアーの、概要・放送予定・コース紹介・おもな出場選手と初日の組合せなどを，速報とともにお届けします。
目次
大会の概要
大会の名称 TOTOジャパンクラシック
日程 ２０２５年 １１月６日（木）～１１月９日（日）
開催コース 滋賀県 瀬田ゴルフコース・北コース
主催スポンサー TOTO㈱ ㈱毎日放送 スポーツニッポン新聞社
賞金総額 ２１０万ドル 優勝賞金 ３０万ドル
優勝者にはCMEポイントが５００ポイント付与される
試合は７８名の選手による、予選カットなしの７２ホールストロークプレイ
開催コースについて
滋賀県大津市にある瀬田ゴルフコース北コースについて、歴史、コース概要、特徴をまとめました。
歴史
- 開場: 1967年（昭和42年）5月14日に開場しました。
- 設計者: 日本を代表するゴルフコース設計家、井上誠一氏が設計しました。北コースは井上氏の設計の中でも「渾身の設計」と評されています。
- トーナメント開催実績: 国内外の数々の主要なトーナメントの舞台となっています。
- 1973年に始まったLPGAジャパンクラシック（現・TOTOジャパンクラシック）をはじめ、マツダジャパンクラシックやミズノクラシックなど、多くのプロゴルフトーナメントが開催されてきました。
- 特に、2001年から2005年までミズノクラシックでアニカ・ソレンスタムが5連覇を達成したことでも知られています。
- 全米女子プロゴルフ協会（USLPGA）の公式戦「TOTOジャパンクラシック」の開催実績も多く、世界トップクラスの女子プロゴルファーたちが熱戦を繰り広げてきました。
コースの概要・特徴
- コースタイプ: 丘陵コースで、琵琶湖や比叡山を望む景観が美しいコースです。
- ホール数と距離: 18ホール、パー72、7,012ヤード（バックティ）のトーナメントコースです。
- 設計: 井上誠一氏の設計思想が随所に活かされており、単に距離があるだけでなく、戦略性が求められるレイアウトとなっています。
- 自然の地形を巧みに活かし、プレイヤーの錯覚を誘うハザードの配置や、微妙なアンジュレーションが特徴です。
- フェアウェイは広く開放的ですが、高低差は適度なアップダウンがあり、正確なショットが求められます。
- グリーン: 関西で初めてベントグラスの一種である「マッケンジーグリーン」が採用され、年間を通じて良いコンディションが保たれています。
- 名物ホール:
- 14番ホール: 「魔女の谷」と呼ばれる名物ホール。ティーショットの配置が鍵となり、戦略性とメンタルが試されます。
- 9番ホール: ホールアウト後に琵琶湖、比叡山、大津プリンスホテルを一望できる絶景ポイントです。
- プレー形式: 原則としてキャディ付きの乗用ゴルフカーでのラウンドとなります。
- クラブハウス: 瀬田ゴルフコースには北コース、東コース、西コースの3つのコースがありますが、北コースは受付やロッカー、お風呂が西・東コースとは別になっており、より高級感のある雰囲気となっています。
瀬田ゴルフコース北コースは、その歴史と格式、そして戦略性に富んだコースレイアウトから、アマチュアゴルファーにとって挑戦しがいのあるゴルフ場として人気を博しています。
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