PGA「バンク・オブ・ユタ選手権」 放送予定 コース・周辺情報 速報も 

昨年,60年ぶりにユタ州で開催されたPGAツアー「ブラックデザート選手権」。今年は新たに「バンク・オブ・ユタ」をタイトルスポンサーとした名称に変更。

会場のブラックデザートリゾートは、2023年8月オープンの雄大な山岳に囲まれた美しいコース。

今回はこの荒々しい自然に囲まれた荒野のなかで、美しいコースに仕上がったリゾートコースでの大会の模様をお届けします。

目次

バンク・オブ・ユタ選手権の概要

日程 2025年10月23日(木)~10月26日(日)

会場 ユタ州 ブラックデザート・リゾート・ゴルフコース

主催者 ブラックデザートリゾート  タイトルスポンサー バンク・オブ・ユタ

ブラックデザートリゾート(Black Desert Resort)は、ユタ州にある高級リゾート開発プロジェクトで、ゴルフコースや宿泊施設、スパ、レストラン、住宅地などを含む複合的な施設を提供しています。このリゾートは、主に自然の美しさを活かしたリクリエーションやレジャーを楽しむことができるよう設計されており、家族やカップル、ビジネス客向けにさまざまなアクティビティが用意されています。
リゾートは、特にゴルフに力を入れており、プロのトーナメントや大規模なイベントの開催も視野に入れています。米PGA(プロゴルファーズ協会)の大会の主催者になることで、ゴルフコミュニティとの関係を深め、リゾートの認知度を高めることを目的としています。
また、ブラックデザートリゾートは、ユタ州の自然を最大限に活かすことに重きを置いており、環境への配慮や持続可能な開発も重要なテーマとしていることが多いです。このような特徴から、訪れる人々に特別な体験を提供するとともに、地域経済にも貢献することを目指しています。

賞金総額 600万ドル  優勝賞金 108万ドル

前回優勝者 マット・マッカーティ

開催コースの紹介

ユタ州のブラックデザートリゾートゴルフコース(Black Desert Resort Golf Course)について、歴史、設計者、およびコースの特徴を以下に説明します。

設計者 このコースは、伝説的なゴルファーであり、著名なコース設計者でもあるトム・ワイスコフ(Tom Weiskopf)と、長年の設計パートナーであるフィル・スミス(Phil Smith)によって設計されました。このコースは、2022年8月に亡くなったワイスコフ氏の最後の設計作品となりました。

歴史

  • ブラックデザートリゾートゴルフコースは、ユタ州のアイビンズに位置し、2023年にオープンしました。
  • コースは、広大なリゾート開発の一部として建設されました。
  • オープンから間もなく、その質の高さから注目を集め、2024年にはPGAツアー、2025年にはLPGAツアーのイベント開催地となることが決定しています。
  • コースは、オープン初年度に『Golfweek』誌によってユタ州のパブリックアクセスコース第1位に選ばれています。

コースの特徴

  • 景観と環境: 南ユタ州の黒い溶岩原と、そびえ立つ赤い岩の崖という、劇的で対照的な自然景観の中に造られています。エメラルドグリーンのフェアウェイが、古代の玄武岩の岩層と黒い溶岩畑の中に美しく配置されています。
  • レイアウト: 18ホール、パー72のチャンピオンシップコースで、全長は約7,371ヤード(資料により若干の差があります)。
  • プレイアビリティと戦略性:
    • 設計者たちは、プレイアビリティ(楽しさ)を重視し、フェアウェイは広い部分で70〜100ヤードと、通常よりもゆったりとした設計になっています。
    • 同時に、巧みに配置されたバンカー、高低差、そして常に存在する溶岩石が戦略的な難しさを加えています。
    • ワイスコフ氏の設計の伝統として、2つのドライブ可能なパー4(飛距離の出るプレーヤーがティーショットでグリーンを狙えるホール:5番と14番)が特徴的に組み込まれており、リスクとリワードの選択を迫られます。
  • グリーンとターフ: フェアウェイには「Dominator Bent」、グリーンには「007XL Bent」という種類のベントグラスが使用されており、この地域では珍しい高品質な芝生が特徴です。
  • ボーナスホール: 18ホールの他に、19番目のパー3ホールがあり、賭けの決着などに使われるユニークな設計も取り入れられています。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次