第152回全英オーブンが、今年も7月中旬に行われる予定です。
競技の行われるゴルフコースは、イギリスmの伝統ある名門ゴルフコースから選ばれ、毎年異なるコースが会場となる。
もっとも伝統のあるゴルフ界の競技「全英オープン」 英語では単に「The Open Championship」と名付けられています。
一般的には「British Open」
と呼んでるね
この伝統あるメジャーの特徴とともに、今年のチャンピオンの予想、出場する日本選手、日々の速報などをお伝えします!
全英オープンについて
一般に、ゴルフと言う球技の始まりは、スコットランドの羊飼いが退屈凌ぎに始めた、石ころの穴入れゲームからと言われていますが、そのゴルフの発祥地・イギリスで1860年に始まった、世界初のメジャー「ブリティッシュオーブン」が、第152回となる今年も7月に開催されます。
今年の会場はスコットランドの屈指の名門、「ロイヤルトゥルーン(ROYAL TROON)ゴルフクラブ・オールドコース」。
ロイヤルトゥルーンGCでの開催は、今回で11回目となります。
開催コースは、スコットランドとイングランドにある、名門コースがローテーションを組んで、毎年異なる会場となっています
2025年7月の開催予定コースは ロイヤルポートラッシュ (北アイルランド)
そのほか、次の6コースがあります
- ロイヤル・リバプール・ゴルフクラブ(イングランド)
- セントアンドリュース・リンクス・オールドコース (スコットランド)
- カーヌスティ・ゴルフリンクス・ (スコットランド)
- ミュアフィールド (スコットランド)
- ロイヤル・パークデール・ゴルフクラブ (イングランド)
- ロイヤル リザム&セント・アンズ・ゴルフクラブ (イングランド)
- ロイヤル・セント・ジョーンズ・ゴルフクラブ (イングランド)
開催コースの不文律
全英オープンのコースは、必ず海に沿ったシーサイドリンクスに限ると言う不文律と、あるがままの自然の中のコースであり、蛸壺バンカーや、フェアウエイとは形容できないようなタフなホールも多く、また、海辺の強風のなかでのプレイを強いられるかと思えば、びっくりするような穏やかなコンディションの日もある
会場のロイヤルトゥルーンGCは、スコットランドの超名門コースだ
ブリティッシュ・オープンと言うと、直ぐに思い浮かぶのが、「セント・アンドリュース」ですが、今年の開催地「ロイヤルトゥルーン・ゴルフクラブ オールドコース」もそれに負けないくらいの名門です。
日程と日本での放送予定は
今年の開催スケジュールは、次の通り。
初日 7月18日(木)
第二日 19日(金)
第三日 20日(土)
最終日 21日(日)
放送予定
ネット配信 ; U-NEXT 今年の全英オープン放送権を得ています
CS放送 ; ゴルフネットワーク+
残念ですが、長年、地上波で全英オープンを放送してきたテレビ朝日が、今年は撤退し、いまのところ地上波での放映予定はありません。
予想される出場選手の顔ぶれ
第152回ブリティッシュオープンの出場予定の選手は、開催4週間前の世界ランキング50位以内、全英オープンの過去の覇者(60才以下)、前年度10位以内など、様々な大会の基準をクリアした選手となります。
日本国内での選考は、毎年国内男子ツアー「~全英への道~ミズノオープン」(5月23日開幕 岡山県・JFE瀬戸内海ゴルフ俱楽部)が予選会となり、資格保有者を除く上位3人が選ばれる。
松山英樹・久常涼・星野陸也・岩崎亜久竜は既に資格を有しており(マスターズ過去5年以内の優勝者)、中島啓太も目下、インタナショナルランキングで上位で可能性大。日本からは彼らと、5月の選考会で選ばれる3選手が出場する予定。
例年、全英オープンがメジャーの中でも
最も日本人選手の参加が多い!
日々の速報をお届けします!
5月23日からの予選への出場選手顔ぶれは、
平田憲聖・池田勇太・石川遼・岩田寛・金谷拓実・河本力・蝉川泰果・比嘉一貴などそうそうたるメンバー
岩崎亜久竜はすでに出場が決定している
全英オープンへの日本人選手は、7月2日の最終予選会後に発表されます。しばらく、お待ちください!
出場予定の日本人選手は、以下の8人に。
松山英樹 中島啓太 岩崎亜久竜 星野陸也 久常涼 木下稜介 川村昌弘 桂川有人
予選ラウンド初日・日本人選手の組合わせ
明日、6月18日からの予選ラウンドに向け、組み合わせが発表されました。日本からの選手たち8人のスタート時間は次のとおり。(日本時間)
選手名 | コース | スタート |
木下稜介 | out | 15:08 |
久常涼 | 15:19 | |
中島啓太 | 15:30 | |
川村昌弘 | 19:26 | |
桂川有人 | 19:58 | |
星野陸也 | 20:09 | |
松山英樹 | 20:26 | |
岩崎亜久竜 | 00:27 |
松山の同組は、米国のウィンダム・クラークとブルックス・ケプカ。
予選ラウンド1日目の主な選手の成績
初日の気になる選手の結果は次のとおり
順位 | 選手名 | 初日スコア |
3 | J.トーマス | -3 |
4 | X.シャウフェレ | -2 |
11 | S.シェフラー | -1 |
31 | 川村昌弘 | +1 |
42 | C.モリカワ | +2 |
69 | 岩崎亜久竜 | +3 |
82 | 松山英樹 | +4 |
96 | 久常涼 | +5 |
桂川有人 | +5 | |
T.キム | +5 | |
129 | R.マキロイ | +7 |
138 | 星野陸也 | +8 |
T.ウッズ | +8 | |
145 | 中島啓太 | +9 |
日本人選手では、川村昌弘が+1と健闘。星野陸也・中島啓太は大きく出遅れた。
岩崎亜久竜(69位)・松山英樹(82位)・久常涼(96位)・桂川有人(96位)たちが、予選ラウンド突破をめざして、明日2日目を迎えます。
予選ラウンドを終えて
2日間の予選ラウンドを終えて、日本人選手で予選を突破したのは、松山英樹(トータル+5 54位タイ)一人となりました。
あとの7選手は残念だが、
来年はぜひ頑張って!
主な選手の、予選ラウンドの結果は次のとおり。
順位 | 選手名 | スコア |
1 | S.ローリー | -7 |
2 | J.ローズ | -5 |
4 | S.シェフラー | -2 |
7 | X.シャウフェレ | -1 |
13 | C.モリカワ | +1 |
B.ケプカ | +1 | |
D.ジョンソン | +1 | |
J.ラーム | +1 | |
54 | 松山英樹 | +5 |
番狂わせは、先週ジェネシス・オープンで2年連続の優勝を達成した、R.マキロイが+11と大きく崩れ、予選落ちを喫したこと。リンクスの難しさを、まざまざ見せつけられた感じでした。
決勝ラウンド・Moving Saturdayの結果は
3日目、20日(土)のラウンドは、today+4、トータル9オーバーで70位と、松山にとって苦い一日となりました。
主な選手の結果は次のとおり。
順位 | 選手名 | スコア |
1 | B.ホーシェル(米) | -4 |
2 | J.ローズ(英) | -3 |
R.ヘンリー(米) | -3 | |
X.シャウフェレ(米) | -3 | |
T.ローレンス(南ア) | -3 | |
S.バーンズ(米) | -3 | |
D.ブラウン(英) | -3 | |
8 | S.シェフラー(米) | -2 |
10 | A.スコット(豪) | E |
首位のホ~シェルはー4.2位のー3にローズ、シャウフェレなど6人が並び、1打差のー2でシェフラーが追いかけると言う大接戦に。
日本でもおなじみのアダム・スコット(44才)が、この日5アンダーで回り、10位に急浮上! 最終日の健闘を期待しよう!
最終日 X.シャウフェレが栄冠を!
21日(日)、最終ラウンドが予定どおり行われ、息詰まる接戦の末、Sunday back nineを4アンダーで回ったシャウフェレが、同伴のJ.ローズらを突き放した9アンダーで優勝を果たした。
彼自身は、5月の全米プロゴルフ選手権での初のメジャー優勝に続き、2度目のメジャー制覇となりました。
松山英樹は残念ながら最終日も+3、トータル
+12で66位タイに 次を期待しよう!
では、最終日の主な選手の結果を下記します。
順位 | 選手名 | 最終スコア |
1 | X.シャウフェレ(米) | -9 |
2 | J.ローズ(英) | -7 |
B.ホーシェル(米) | -7 | |
4 | T.ローレンス(南ア) | -6 |
5 | R.ヘンリー(米) | -5 |
7 | S.シェフラー(米) | -1 |
10 | A.スコット(豪) | E |
アダム・スコットがこの日もイーブン
10位を守る健闘を‼
この全英オープンで、今年のメジャー大会は終わりましたが、男子プロはこれからフェデックスカップに向かって、熱い闘いが続いていきます。
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