初めての九州観光 阿蘇山から古代史の高千穂へ

初の九州観光の旅で、長崎の出島・グラバー亭、熊本城と見物したあと、熊本からはレンタカーを借りて、阿蘇の雄大な山並みを展望台(大観峰)から一望し、その足で高千穂に向かいました。

大観峰から南側に広がる阿蘇の五山は、写真のように左(東側)から根子岳・高岳・低いので見えにくいが煙を吐いている中岳・烏帽子岳・杵島岳と続きます。
活発な噴火活動のあと、今から3~5万年前に現在の五山の姿になったと言われています。

阿蘇山系 左から根子岳・高岳・中岳など阿蘇五岳が並ぶ
目次

高千穂にて 「天岩戸神社と天安河原」を見学しました

阿蘇の山系の東側回廊を車で約二時間。宮崎県高千穂町に到着しました。途中、阿蘇五岳の東端にある根子岳を目の前にし、ドライブウェイの景観も素晴らしかったです。

高千穂に着いたのが午後3時ごろで、未だ日も高く、そのまま高千穂の町中からは少し距離のある天岩戸神社に参拝に向かいました。
神社の周囲には駐車場が完備されており、遅めの時間だったので天岩戸に近い駐車場は満杯でしたが、少し離れた場所に車を留めることができました。

天岩戸神社とその奥にある天安河原(あまのやすかわら)と呼ばれる、大きな祠の前面に神々が集ったと言われる伝説の河原を見学できました。

今回のお目当て 高千穂峡で神秘の峡谷「柱状節理」に感激!

翌日も朝からカラッと良い天気。早朝からドライブで10分足らずの、お目当ての高千穂峡を訪れました。

人気のある高千穂峡は便利な駐車場はスペースが小さく、8時過ぎに着いた時点で、ほぼ満車に近かった。
読者の皆さまがもし、レンタカーなど車で訪れる場合は、できるだけ早い時間の出発をお勧めします。
また、峡谷自体も朝方の空気の中雰囲気が一番と云われています。

柱状節理
高千穂峡は渓谷のあいだを縫って流れる五ヶ瀬川に沿ってあり、阿蘇残の噴火による火砕流が川水により急激に冷やされ、六角形の岩石となって形成された「柱状節理」と呼ばれる柱状の奇岩が、長い年月をかけて現在のような美しい姿となったと言われています。

眞名井の滝
日本の滝100選にも選ばれる優雅な滝で、そのたたずまいは高千穂峡のシンボルとも云えます。
この美しい滝のもとでボートを楽しむ観光客で、朝から賑わっていました。

真名井(眞名井とも)の水
日本の各地で澄んだ綺麗な水にまつわる「真名井」という言葉が数多くありますね。
それらの語源となるのが、この高千穂峡の「真名井の滝」です。
筆者が一時期住んでいた、京都府の日本海の玄関、西舞鶴の商店街も「真名井通り」と言い、商店街の中ごろに美味しい自然の水が滾々(こんこん)と湧き出ており、そのまま飲んでもおいしいし、沸かしてお茶やコーヒーを淹れてもとても美味しかった。 

結びに「高千穂神社」へお参りを

高千穂峡の幽玄な雰囲気を味わったあと、高千穂町観光の最後に高千穂郷八十八社の総社で、1900年前に建立されたとされる高千穂神社に参拝しました。

神社は縁結び、夫婦円満の御利益があるといわれ、その象徴となる「夫婦杉」が印象に残りました。
この杉の木は根元が一つで、二本の杉木となって高く伸びています。
このため、固く結ばれた夫婦を表わすということで、新婚さんはじめ夫婦円満・子孫繁栄を願うカップルに人気があるとのことです。

banamo

下の写真が「夫婦杉」
二本の根元の部分が繋がってる!

阿蘇山からドライブで高千穂町に入り、天岩戸・高千穂峡・高千穂神社などを見学し、次の目的地・宮崎市に向けて出発しました。
天候にもめぐまれ、実に気持ちの良い旅をさせてもらっています。

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