大相撲秋場所 大の里に注目 玉鷲が記録更

9月8日に初日を迎える大相撲秋場所。新番付が発表されました。

今回は,新しい番付で,どのような動きがあったのか,そして,秋場所の展開の予想もしてみます。

目次

新入幕は阿武剋と白熊

秋場所、十両からの新入幕は、阿武剋(おうのかつ)と先場所、12勝3敗で十両優勝した白熊

阿武剋の兄弟子、阿武咲(おうのしょう)は、先場所4日目から負傷した右足首の手術のため休場し、粉所は十両に 弟弟子の新入幕を喜びながらも、自身の今場所での再入幕を誓っている

先場所、優勝争いを演じた隆の勝は、前頭筆頭に躍進。小結・平戸海は、先場所10勝をあげながら、貴景勝が関脇に落ちたため、関脇が4人となり小結にとどまった。

秋場所新番付は次のとおり

西
照ノ富士横綱
琴櫻大関豊昇龍
阿炎関脇大の里
霧島貴景勝
大栄翔小結平戸海
隆の勝1翔猿
熱海富士2王鵬
御嶽海3若元春
正代4琴勝峰
宇良5湘南ノ海
明生6豪ノ山
若隆景7美ノ海
遠藤8翠富士
一山本9欧勝馬
玉鷲10狼雅
佐田ノ海11
武将山12金峰山
北勝富士13錦木
竜電14阿武剋
高安15宝富士
白熊16北の若
錦富士17

新番付で躍進したのは若隆景 朝之山・尊富士は十両に

若隆景は秋場所新番付で,東前頭14枚目から同7枚目に昇進。怪我をする前の関脇に向けて,大きく前進した。

今場所は,三役とのぶつかりも予想され,土俵を沸かせる筆頭の存在。

一方,先場所の途中で負傷欠場を余儀なくされた朝之山は十両に落ち,今場所での巻き返しを狙う。

先場所,痛めた足の負傷の治療中にもかかわらず,途中出場した尊富士は,11枚目で十両にとどまった。全快すれば,また思い切った相撲で白星を重ね,初場所には再入幕を期待したい。

玉鷲 数々の歴代10位以内の記録に挑戦中

現役最高齢の力士、玉鷲(39才 片男波部屋)が次のような数々の「歴代10傑入り」の記録を更新中。

おすもうさん

まさに「鉄人」

通算出場現在1628回で歴代9位 3日目に8位に浮上
通算勝利数現在821勝で歴代11位 10位の元関脇寺尾は860勝 あと39勝で並ぶ
幕内在位場所数現在90場所で歴代9位 秋場所で8位(元関脇安芸乃島)に並ぶ
幕内出場回数現在1332回で歴代6位 あと46回で5位の寺尾と並ぶ
通算連続出場初土俵以来、無休の鉄人 現在1628回 今場所3日目で歴代1位(青葉城)の1630回を抜いて1位に!
幕内連続出場現在987回で歴代7位 
幕内勝利数断トツは白鳳の1093勝 玉鷲は現在638勝 歴代10位の貴乃花(701勝)に迫るか

秋場所・優勝するのは!?

先場所、隆の勝との優勝争いを制した横綱照ノ富士だが、今場所は初日から休場に。

先場所、不本意の10勝5敗に終わった琴櫻。秋場所で悲願の初優勝なるか!?

夏場所で初優勝した、新鋭大の里。先場所の前半は少し覇気が薄れたが、後半は地力を発揮。9勝6敗まで挽回した。

場所ごとに力を付けてきている平戸海など、今場所も初日から目が離せない15日間。

今場所,優勝するのはだれか⁉ ずばり,「大の里」を挙げたい 先場所は初めての三役,最初は固さが見られたが,中盤を過ぎたころから持ち前の前に出る相撲が取れてきた 今場所の突進を期待したい

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