7月の全米シニアオープンで、惜しくも2位となった藤田寛之選手。10月27日、PGAツアーチャンピオン(米シニアツアー)のプレーオフシリーズ第2戦で3位に入り、米PGAシニアツアーの最終戦、「チャールズ・シュワブ・カップ」への切符を手に入れた。
これで藤田選手は、シニアのランキング32位に浮上し、来季のフルシード権を得るとともに、上位36人が出場できる「チャールズシュワブ」にも出場する資格を得た。
今回は、この藤田寛之選手のあくなき挑戦をレポートします。
チャールズ・シュワブ・カップの概要
大会名称 チャールズシュワブ・カップ選手権
日程 2024年 11月7日(木)~10日(日)
開催コース アリゾナ州 フェニックスカントリークラブ
主催者 チャールズ・シュワブ証券
賞金総額 300万ドル
放送予定
CS放送 ゴルフネットワーク
11月13日(水) | 17:00〜18:30 1日目 |
11月13日(水) | 18:30〜20:30 2日目 |
11月14日(木) | 17:00〜18:30 3日目 |
11月14日(木) | 18:30〜20:00 最終日 |
藤田選手の動き
2024年度は、国内シニアツアー8試合に出場。優勝はなかったが、9月のコマツオープン4位、シニアオープン7位などを記録。
藤田選手にとり、今年の最大のイベントは、全米シニアオープン。最終日、首位を走っていたが、あいにくの雷雨でバックナインで翌日に延期となり、惜しくも首位を明け渡して2位に甘んじた。
その後、今回のPGAシニア・プレーオフシリーズ第2戦で3位に食い込み、最終戦のビッグな大会、チャールズシュワブカップへのエントリー権を得ました。
大会の動き
11月7日の初日、藤田寛之選手はイーブンパーで終了。18位タイとなっています。
首位は、2006年の全英オープン覇者、スチュワート・シンクで、7アンダー。
2位には、全米ツアーでお馴染みの、チェ・キョンジュ(崔京周・韓国)がー6で付けている。
2日目を、藤田選手は1オーバーとし、トータル+1で26位タイに後退。
首位は前日に続き、S.シンクが12アンダーで独走している。
2位には、ベテランのB.ランガー(独)が、この日7アンダーと追い上げ、トータルー9で終えた。
明日から、いよいよ
決勝ラウンドに!
最終日を終えて
最終日、藤田寛之選手は+1、トータルでイーブンとなり、26位タイで終了。
優勝は、シニアツアーの王者とも言うべき、ドイツのベルハルト・ランガー。
最後に、今回の選ばれた選手のうち、昔懐かしいプレイヤーの順位を並べてみます。
1 | B.ランガー |
6T | M.ヒメネス |
6T | S.シンク |
11T | VJシン |
11T | E.エリス |
23T | チェ・キョンジュ |
26T | 藤田寛之 |
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