筆者のような後期高齢者がおススメするには、あまりにも若々しい青年男女のラブストーリーだが、初めてこの映画を観たのは今から40年近くむかし。それからも、2度3度とリピートして観た映画なので、今回、敢えて取り上げました。
先ず、アイリーン・キャラの歌う、この映画の主題歌「フラッシュダンス・・What a feeling」が軽快なリズムで素晴らしく、アカデミー賞の歌曲賞を受賞し、世界的な大ヒット曲となった。
この映画を観たことがなくても、たぶん、ほとんどの読者の方が、聞いたことのあるメロディーですね。
主な登場人物
アレックス・オーウェンズ
ジェニファー・ビールス
昼は溶接工、夜はバーのダンサーとして働く18才
プロ・ダンサーを夢見ている
ニック・ハーレイ マイケル・ヌーリー
アレックスが溶接工として働く会社の社長
アレックスに魅了される
ハンナ・ロング リリア・スカラ
アレックスの師匠の元バレエダンサー
ジェニー サニー・ジョンソン
アレックスの親友 同じバーのダンサー
プロ・スケーターを夢見ている
リッチー カイル・ヘフナー
バーのコック ジェニーの恋人で
コメディアン志望
ジョニー・C リー・ヴィング
ストリップクラブの経営者 ニックの旧友
ケディ・ハーレイ ベリンダ・バウアー
ニックの元妻
ダンディなニックとのラブロマンスと葛藤、親友のジェニーとその恋人のリッチーなどの間の、いろんな出来事、エピソードを絡めながら、アレックスの物語は最終章のオーディションの場面に進んでいく。
映画の物語の舞台は鉄鋼の町ピッツバーグ。
主人公のアレックスは、プロダンサーになる夢を抱きながら、昼は溶接工、夜はバーのダンサーとして働く18才の少女。
倉庫を改装した住居に、愛犬のグラントと住んでいる。
ダンスの師であるハンナ・ロングのアドバイスを受けながら、ダンサー養成所のオーディションを受けようとするが、いざとなると怖気づいてしり込みする。。。
そんな彼女を後押しし、夢をかなえさててやろうと、陰に陽に支え続ける恋人のニック。
最終章のオーディションの場面まで、主役・脇役の色々なエピソードを添えながら、物語は進んでいく。
あらすじ、ネタバレは読者の皆さまの興を損なうといけないので割愛するが、ストーリー自体は奇をてらうところもなく、むしろ平凡にいろんなエピソードが展開する。
見どころ
主人公アレックスを演じたジェニファー・ビールスは、名門イェール大に入学したての優秀な少女で、オーディションを突破して選ばれた。
キュートな容貌で、頭脳明晰な新星と言う話題で、米国中の衆目を集め、平凡な内容のストーリー展開にもかかわらず、主人公のフレッシュな魅力と、リズム感のある名曲に舞うダンスで世界的なヒット作となりました。
最高の見どころは、なんと言ってもラストのオーディションでのアレックスのダンスに尽きる。そして、彼女を迎えるニックと愛犬グラント …… ほのぼのとして、後味のよい映画です。
先日もBSテレビで再放送していましたが、もし未だご覧になっていない方には、軽快なリズムのテーマソングと共に、是非いちど楽しんでいただきたい作品です!
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