全米シニアツアー・ボーイングクラシック  藤田寛之参戦 コース紹介・速報も 

全米シニアプロゴルフツアーは,舞台を西海岸・ワシントン州の名門クラブ,ザ・クラブatスノコルミーリッジに移して,8月8日より3日間,開催されます。

地元の巨大企業,ボーイング社がタイトルスポンサー大会の,概要・出場選手・組み合わせなどを,速報とともにお届けします。

目次

大会のあらまし

大会の名称 ボーイングクラシック

日程 2025年 8月8日(金)~8月10日(日)

開催コース ワシントン州 ザ・クラブatスノコルミーリッジ

主催スポンサー ボーイング社

賞金総額 230万ドル  優勝賞金 

前回優勝者 スティーブン・エイムズ(2年連続優勝)

コースの紹介

ワシントン州の名門コース「ザ・クラブatスノコルミーリッジ」は、その特徴と名物ホールで知られています。

ザ・クラブatスノコルミーリッジの特徴

  • ジャック・ニクラス設計のシグネチャーコース: パシフィックノースウェスト(太平洋岸北西部)で唯一のジャック・ニクラスが設計したシグネチャーコースです。彼の設計哲学が随所に散りばめられ、戦略的で挑戦的なレイアウトが特徴です。
  • 壮大な自然景観: カスケード山脈の麓に位置し、絵のように美しい水辺やパノラマの山々が、ゴルフをしながら息をのむような景色を提供します。特にスノコルミー滝を望むホールもあります。
  • チャンピオンシップコース: パー72、全長7,264ヤードのチャンピオンシップコースで、毎年PGAツアーチャンピオンズの「ボーイング・クラシック」が開催されるほど、プロゴルファーにも挑戦的な設計です。
  • 多様なティーグラウンド: 各ホールに複数のティーグラウンドが用意されており、プロゴルファーからあらゆるレベルのゴルファーまで、様々な能力のプレーヤーが楽しめるよう工夫されています。
  • バンカーの多さ: クラシックなジャック・ニクラス設計らしく、107もの深いバンカーが戦略的に配置されており、正確なショットが求められます。
  • 標高差と戦略性: コース全体で標高差があり、アップダウンに富んだレイアウトがドラマチックな展開を生み出します。特にアプローチショットでは挑戦が待ち受けています。
  • 手入れの行き届いたグリーンとフェアウェイ: 広々としたフェアウェイと手入れの行き届いたグリーンが特徴で、プレーのしやすさと戦略性を両立しています。
  • 多様な野生動物との共存: 14番ホールには鷲の保護区があり、多様な野生動物が生息していることでも知られています。

名物ホール

複数のホールが「名物ホール」として挙げられますが、特に注目されるのは以下のホールです。

  • 14番ホール (448ヤード パー4):
    • このコースの「シグネチャーホール」としてよく挙げられるホールです。
    • ティーからグリーンにかけて約70フィート(約21メートル)もの高低差がある、非常に打ち下ろしのパー4です。
    • 大きな左ドッグレッグで、ドッグレッグの内側全体が深い木々に覆われた渓谷になっています。
    • グリーンを狙うかどうかの究極の「リスク&リワード」ホールとして知られ、ボーイング・クラシックでもイーグルが多数記録されています。
  • 9番ホール (207ヤード パー3):
    • 「スクリーミング・イーグル」と呼ばれるホールで、イーグル湖を越えるオールキャリーのティーショットが求められます。
    • 「オーガスタ・ナショナルGCの12番ホールのようだ」と評されることもあり、非常に美しい景観と難易度を誇ります。
  • 13番ホール (210ヤード パー3):
    • 「マウント・サイ」と呼ばれるホールで、ティーショットからスノコルミー滝の壮大な景色を望むことができます。
  • 17番ホール (211ヤード パー3):
    • 「オン・ザ・ロック」と呼ばれるホールで、ティーショットでグリーン脇の巨大な岩を越える必要があります。

これらの特徴と名物ホールが、ザ・クラブatスノコルミーリッジをワシントン州を代表する名門コースたらしめています。

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