今年最後のメジャー,全英女子オープンを終え,8月14日からは米・西海岸のオレゴン州で,ザ・スタンダード・ポートランドクラシックが開催されます。
岩井姉妹,馬場咲希,西村優菜らが参戦する大会の,コース案内・放送予定・出場選手・初日の組み合わせなどを,速報とともにお届けします。
大会の概要
大会の名称 ザ・スタンダード・ポートランドクラシック
日程 2025年 8月14日(木)〜8月17日(日)
開催コース オレゴン州 エッジウォーターCC
タイトルスポンサー ザ・スタンダードThe Standard

The Standardは明治安田生命グループの一員
賞金総額 200万ドル 優勝賞金 30万ドル
前回優勝者 モリヤ・ジュタヌガーン
開催コースについて
オレゴン州にある「エッジウォーターカントリークラブ」は、正式名称を「コロンビア・エッジウォーター・カントリークラブ(Columbia Edgewater Country Club)」と言います。ポートランドの中心部から北、コロンビア川のほとりに位置する歴史あるプライベートゴルフコースです。
以下にその特徴と名物ホールをご紹介します。
コロンビア・エッジウォーター・カントリークラブの特徴
- 歴史と伝統: 1925年にA.V.マカンによって設計・開場された、オレゴン州でも有数の歴史を持つゴルフコースです。長年にわたり、数々の主要なトーナメントが開催されてきました。特にLPGAツアーの「ポートランド・クラシック」が頻繁に開催されるコースとして有名です。
- 美しい景観と自然: 太平洋岸北西部の豊かな自然に囲まれ、手入れの行き届いたフェアウェイと緑豊かな景観が特徴です。コロンビア川沿いに位置し、松の木などの木々に囲まれたホールが多く、戦略的なバンカーやウォーターハザードも配置されています。
- 挑戦的かつ楽しめるコース: チャンピオンシップコースとして知られ、あらゆるスキルレベルのゴルファーに挑戦的でありながらも楽しめる設計となっています。フェアウェイは概ね狭く、背の高い木々に縁取られており、正確なショットが求められます。
- 優れた練習施設: 全米でもトップクラスと評される練習施設が充実しています。広々としたグラスティーのドライビングレンジ、ショートゲームエリア、複数のパッティンググリーンに加え、9ホールのパー3「メイソンコース」も併設されています。
- 上質なポア・アヌアのグリーン: 穏やかな傾斜のあるポア・アヌアのグリーンは、太平洋岸北西部で最高のグリーンの1つと評価されています。
- クラブハウスとアメニティ: エレガントなクラブハウスには、プロショップ、レストラン、プール、フィットネスセンターなどがあり、メンバーやゲストに快適な空間を提供しています。
名物ホール(代表的なホール)
コロンビア・エッジウォーター・カントリークラブには、特に「名物」として挙げられるホールがいくつかあります。LPGAツアーの開催コースであるため、ツアープロたちにとっても戦略が問われるホールが多いです。
- 5番ホール(パー5、489ヤード): 池が絡む左ドッグレッグのパー5。ティーショットの正確性と、レイアップか直接グリーンを狙うかの判断が求められる戦略的なホールです。
- 8番ホール(パー3、145ヤード): 池が絡むパー3ホール。短めのホールながら、池がプレッシャーとなり、正確な距離感と方向性が重要になります。
- 13番ホール(パー4、435ヤード): ティーショットの狙い所として大きなオークの木が目印となるクラシックなパー4。フェアウェイバンカーのすぐ内側に打てれば、グリーンへのクリアなショットが残ります。グリーンの右手前にはA.V.マカン設計の特徴的なマウンドがあり、パーを取るのも簡単ではない、戦略性の高いホールです。
- 17番ホール(パー4、401ヤード): 難易度の高いタフなパー4ホール。特にトーナメントでは終盤のスコアを左右する重要なホールとなります。
これらのホールは、コロンビア・エッジウォーター・カントリークラブの戦略性と美しさを象徴しており、プレーヤーに忘れられない体験を提供します。
放送予定(日本時間)
BS放送 WOWOWライブ
8月17日(日) | 07:00~10:30 |
8月18日(月) | 05:00~09:00 |


おもな出場選手
日本からは、岩井明愛、岩井千怜、西村優菜、馬場咲希、そしてベテランの上原彩子がエントリーしている。
注目の選手は,ハナ・グリーン ローリン・コフリン コ・ジンヨン C.プティエ C.ワンナセン イエリミ・ノ ミンジー・リー など。


初日のおもな組み合わせ
主催者からの発表があり次第お届けします。










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