国内男子ツアー初の大会,「夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント」が,8月21日より北海道・苫小牧で開催されます。
ユニークな大会名のISPS HANDAが主催スポンサーのこの大会は,賞金総額も210百万円と,国内ツアーでは日本オープンとならぶ最高額。
大会の概要・放送予定・おもな出場選手・初日のおもな組み合わせなどを,速報とともにお届けします。
大会の概要
大会の名称 ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント
日程 2025年 8月21日(木)~8月24日(日)
開催コース 北海道苫小牧 ブルックスカントリークラブ
主催スポンサー ISPS HANDA (国際スポーツ振興協会)
賞金総額 213百万円 優勝賞金 4260万円

決勝進出カットラインは
上位60位タイ
ブルックスカントリークラブについて
北海道ブルックスカントリークラブの概要
北海道ブルックスカントリークラブは、北海道苫小牧市に位置し、50万坪(約165万m²)の広大な敷地に展開する18ホールの丘陵コースです。設計はE・スニード氏と川田太三氏が手掛け、自然の地形を最大限に活かした美しさと戦略性を兼ね備えたコースとして知られています。
コース全体は、大きく分けて2つの趣を持っています。
- アウトコース(フロントナイン): 大きな針葉樹に囲まれた林間コースで、自然の地形そのままのうねりが特徴です。OBラインが近く、大胆な発想と的確な判断が求められる戦略性の高いホールが多いです。
- インコース(バックナイン): スコットランドのリンクスを彷彿とさせる、視界が開けた湿原の中にコースが連なる景観が特徴です。特に14番ホールからは、それまでの森林コースから一変し、広大な湿原を進むコースへと表情を変えるドラマチックな演出があります。
特徴:
- 自然を活かしたレイアウト: 自然の傾斜、段差、窪みがそのままフェアウェイの起伏として活かされており、ゴルフコースの原点ともいえるオーソドックスなスタイルです。
- 本格チャンピオンコース: 2013年~2016年には北海道オープンゴルフ選手権が開催されるなど、トーナメントにも対応できるハイクオリティなコースです。
- 充実した練習施設: 300ヤードのドライビングレンジ(コースボール使用可)に加え、アプローチ練習場やバンカー練習場も併設されており、本格的な練習が可能です。
- アクセス: 道央自動車道・苫小牧東ICより約38分、JR千歳線・新千歳空港駅から約30分とアクセスも良好です。
名物ホール
北海道ブルックスカントリークラブには、印象的なホールがいくつかあります。
- アウトコース 9番ホール: フェアウェイにバンカーが一つもなく、グリーンまで見通せるストレートホールです。北海道の美しい景色を眺めながら豪快にドライバーが打て、セカンドも思い切り振れるホールです。アウトコース最後のショットは湿地越えとなります。
- インコース 16番ホール: 左右に湿原が広がる名物ホール(パー3)です。湿原越えのショットが求められ、特に印象に残るホールとして挙げられます。
- インコース 14番ホール: このホールに来ると、それまでの深い森に囲まれた林間コースから一変し、視界が開けた大湿原コースへと表情を変えます。視覚的な変化が楽しめるドラマチックなホールです。
これらの特徴と名物ホールが、北海道ブルックスカントリークラブでのゴルフ体験をより一層魅力的なものにしています。
放送予定
CS放送 スカイA
| 8月21日(木) | 07:00~11:00 12:00~16:30 |
| 8月22日(金) | 07:00~11:00 12:00~16:30 |
| 8月23日(土) | 08:00~11:00 12:00~16:30 |
| 8月24日(日) | 08:00~11:00 12:00~16:30 |


おもな出場選手
おもな出場選手は次のとおり。
阿久津未来也 浅地洋佑 池村寛世 石川遼 稲森佑貴 今平周吾 岩崎亜久竜 小木曽喬 金子駆大 河本力 木下稜介 清水大成 生源寺龍憲 杉浦悠太 蝉川泰果 宗永漢 長野泰雅 永野竜太郎 比嘉一貴 幡地隆寛 堀川未来夢 宮里優作 米澤蓮 金谷拓実 大西魁斗 ほか
初日のおもな組み合わせ
初日の、おもな組み合わせは次のとおり。
| 07:05 | イン | 古川龍之介 金子駆大 木下稜介 |
| 07:15 | イン | 鍋谷太一 米澤蓮 清水大成 |
| 07:25 | イン | 小西たかのり 池村寛世 河本力 |
| 07:35 | イン | 大西魁斗 生源寺龍憲 今村周吾 |
| 07:45 | イン | 石川遼 稲森佑貴 金谷拓実 |
| 07:55 | イン | チャン・キム 谷原秀人 比嘉一貴 |
| 11:35 | アウト | 阿久津未来也 竹安俊也 小木曽喬 |
| 11:45 | アウト | 蝉川泰果 M.ヘンドリー 岩崎亜久竜 |
| 12:05 | アウト | 永野竜太郎 杉浦悠太 幡地隆寛 |
| 12:15 | アウト | 大槻智春 岩田寛 木下裕太 |
初日・石川遼首位タイに!
初日、石川遼は8アンダー、田中章太郎と並んで首位タイに。
同組の、金谷拓実は4アンダー・27位タイで初日を終えた。
大西魁斗は、ー2・55位タイとなっている。
2日目のもよう
2日目,首位におどりでたのは,久しぶりに小平智。この日,8アンダーとしてトータルー13に。
1打差のー12で2位タイには,岩崎亜久竜・蝉川泰果・出利葉(いでりは)太一郎の3選手。
さらに1打差の11アンダーには,小木曾喬ら4選手。首位と3打差のー10には,木下稜介・宋永漢・堀川未来夢など10選手がひしめく,混戦模様となっている。
石川遼は2日目をイーブンパーとし,ー8は変わらず,24位タイに後退。金谷拓実・大西魁人の両選手は,残念ながら予選落ちとなりました。



明日はムービングサタディ 混戦から抜け出すのはどの選手か?!
決勝ラウンド3日目
3日目,首位に立ったのは,18アンダーの幡地隆寛と大岩龍一。幡地隆寛は3日目を10アンダーと驚異的なスコアでラウンド。一気に首位に駆け上がった。
1打差の3位タイには,この日を9アンダーとした金子駆大と7アンダーの出水田大二郎。
3日目を終えて,上位選手の順位は次のとおり。
| 1T | 幡地隆寛 | -18 |
| 大岩龍一 | ||
| 3T | 金子駆大 | -17 |
| 出水田大二郎 | ||
| 5T | 岩田寛 | -16 |
| 小西たかのり | ||
| 蝉川泰果 | ||
| 8T | 安森一貴 | -15 |
| 宋永漢 | ||
| 田中章太郎 | ||
| 出利葉太一郎 | ||
| 小木曾喬 | ||
| 小平智 |
小平智・逆転優勝🏆
最終日、8位タイからスタートした小平智。17番でイーグルを奪うなど、9アンダー・ノーボギーの素晴らしい内容で、トータルー24として今季初優勝を飾った。
2位には、前日首位タイの大岩龍一。首位とは1打差の23アンダーでフィニッシュ。
岩田寛、金子駆大が3位タイで続いた。


















コメント