玄界灘を望む,名匠・赤星四郎設計の名門コース,芥屋ゴルフ俱楽部で今年も繰り広げられる,国内男子ツアー「Sansan KBC オーガスタ・ゴルフトーナメント」の概要・コース紹介・放送予定・出場選手などを,速報とともにお届けします。
大会の概要
大会の名称 Sansan KBC オーガスタ・ゴルフトーナメント 2025
日程 2025年 8月28日(木)~8月31日(日)
開催コース 福岡県糸島市 芥屋ゴルフ俱楽部
主催 KBC九州朝日放送(株) 特別協賛 Sansan(株)
賞金総額 100百万円 優勝賞金 20百万円
前回優勝者 香妻陣一朗
芥屋ゴルフ俱楽部
芥屋ゴルフ倶楽部の歴史
芥屋ゴルフ倶楽部は、1964年(昭和39年)11月15日に「九州志摩カントリークラブ」として開場しました。創業者である高倉一矢氏が、石炭不況に苦しむ高倉鉱業グループの社員の雇用創出を目的としてゴルフ場新設を計画したのが始まりです。当初は、照山岩男氏が用地選定や設計の骨子をまとめた後、名匠・赤星四郎氏が最終的な設計を担当しました。
その後、1993年(平成5年)に現在の「芥屋ゴルフ倶楽部」に名称変更され、新クラブハウスも竣工しました。1983年からは毎年8月末に男子プロゴルフトーナメント「KBCオーガスタ」が開催されており、日本のゴルフ界において重要な位置を占めるコースとなっています。
概要
- 所在地: 〒819-1335 福岡県糸島市志摩芥屋1-1
- ホール数: 18ホール
- パー: 72
- ヤード数: 7,144ヤード(トーナメント時は7,151ヤード)
- 設計者: 赤星四郎、照山岩男
- 特徴: 玄界灘に面したなだらかな丘陵地に位置し、美しい景観と戦略性を兼ね備えています。
特徴
- 絶景のロケーション: 玄界灘と名勝・芥屋の大門を望む「大門コース(アウト)」と、端麗な糸島富士を正面に見ながら回る「小富士コース(イン)」があり、自然豊かな美しい景観の中でプレーを楽しめます。特にクラブハウス2階のレストランからの眺望は圧巻です。
- 戦略性の高いコース: 樹齢百年の老松にセパレートされた各ホールは美しくメンテナンスが行き届いていますが、同時に高い戦略性が求められます。海からの風がプレーに大きな影響を与えるシーサイドコースであり、グリーンの攻略もスコアメイクの鍵となります。
- トーナメントコース: 毎年「KBCオーガスタ」が開催されるトーナメントコースとして知られ、プロの厳しい要求にも応えられる高いクオリティを誇ります。フェアウェイは比較的広いものの、ドッグレッグが多く、ティーショットの精度が求められます。
- 高品質なメンテナンス: コースメンテナンスには定評があり、グリーンは高麗芝ながら、2013年にはアメリカ人グリーンキーパーによって芝の芽数が大幅に増やされ、高速グリーンを実現しています。
- ホスピタリティ: スタッフの親切丁寧な接客も高く評価されており、気持ちの良いプレーが期待できます。
名物ホール
特に公式に「名物ホール」として挙げられることが多いのは以下のホールです。
- INコース Hole 12(Par3): 「DJホール」としても知られ、トーナメントではDJが会場を盛り上げる演出がされます。わずかに打ち上げのホールで、風の影響を受けやすくクラブ選択が重要になります。グリーンの縦幅が短く、距離感が問われる上に、グリーンを外すと難易度の高いアプローチが求められる戦略的なホールです。
その他、芥屋の大門崎がよく見えるように改造された9番ホールも、海沿いのシーサイドコースらしさを感じられるホールとして挙げられます。
芥屋ゴルフ倶楽部は、美しい自然の中で戦略的なゴルフを楽しめる、福岡を代表する名門コースです。

放送予定
地上波 テレビ朝日系列24局ネット
8月30日(土) | |
8月31日(日) |
おもな出場選手
主催者からの発表があり次第お届けします。
初日のおもな組み合わせ
主催者からの発表があり次第お届けします。



コメント