全米シニア「サンフォード・インターナショナル」 藤田寛之 

2018年より始まった,サンフォードヘルスがスポンサーとなる本大会は,これまでの7回の大会で,スティーブ・ストライカーが4回優勝という,ストライカーにとって相性の良い大会。

今年もサウスダコタ州・ミネハハカントリークラブで行われるトーナメントの概要・コース紹介などを速報とともにお届けします。

目次

大会の概要

大会の名称 サンフォードインターナショナル

日程 2025年 9月12日(金)~9月14日(日)

開催コース サウスダコタ州 ミネハハカントリークラブ

タイトルスポンサー サンフォードヘルス社(中西部区域の医療サービス業)

賞金総額 220万ドル  優勝賞金 31万5千ドル

前回優勝者 スティーブ・ストライカー

開催コースについて

サンフォード・インターナショナルの開催コースであるミネハハカントリークラブについて、概要、歴史、設計者、コースの特徴は以下のとおりです。

概要・歴史

ミネハハカントリークラブは、サウスダコタ州スーフォールズに位置する歴史あるプライベートゴルフクラブです。1905年に設立され、スーフォールズの中心部にあるマッケナン公園に9ホールの最初のコースが作られました。

その後、クラブは1917年に現在の場所に移転し、ゴルフコース設計のパイオニアとして知られるウィリアム・ラングフォード(William Langford)とセオドア・モロー(Theodore Moreau)によって18ホールの新しいコースが設計されました。彼らは蒸気ショベルを導入し、ドラマチックで大胆な地形を持つコースを形成しました。

長年にわたるいくつかの変更を経て、近年ではオリジナルの特徴を修復・強化するためのマスタープランが実行されています。

設計者

  • ウィリアム・ラングフォード(William Langford)とセオドア・モロー(Theodore Moreau)

コースの特徴

  • 地形と景観: ミネハハカントリークラブは、グレートプレーンズのなだらかな丘陵地を利用して設計されており、美しい木立に囲まれています。コース内を流れるビッグスー川が景観のアクセントになっています。
  • 戦略性: フェアウェイは木々に縁取られていますが、窮屈すぎることはなく、プレーヤーの方向性を試すようになっています。グリーンは起伏に富んでおり、バンカーや傾斜が巧みに配置されています。
  • 難易度: コース全体としては「プレーヤーが飽きることなく、何ラウンドでも楽しめる」ような設計がされています。しかし、特に難しいホールでは正確なショットが求められます。
  • 代表的なホール:
    • 12番ホール(パー5): コースで最も高い地点からティーショットを打ち下ろす、このクラブのシグネチャーホールです。
    • 13番ホール(パー4): ティーからフェアウェイまでの高低差により、着地点が実際よりも広く見える錯覚を利用した、正確なティーショットが求められるホールです。
    • 18番ホール(パー4): 最終ホールはドッグレッグが左に曲がっており、フェアウェイの左側に立つ大きな木を避けて右側にボールを置く必要があります。グリーンは2段になっていて、正しい段に乗せることが重要です。
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