今年も11月27日から、宮崎市の宮崎カントリークラブで、本年度最後の女子プロゴルフ公式競技「リコーカップ」が開催されます。
大会の概要・コース紹介・放送予定・初日のおもな組み合わせなど、アップデートな情報をお届けします。
目次
大会の概要
大会名称 JLPGAツアーチャンピオンシップ・リコーカップ
日程 2025年11月27日(木)~30日(日)
開催コース 宮崎市 宮崎カントリークラブ
主催者 株式会社リコー
賞金総額 120百万円 優勝賞金 30百万円
前回優勝者 桑木志帆
開催コースについて
宮崎カントリークラブについて、歴史、設計者、コースの概要と特徴を紹介します。
歴史
- 開場: 1960年(昭和35年)に宮崎県で最も早く開場した歴史あるゴルフ場です。
- 経緯: 当時、宮崎交通社長であった岩切章太郎氏らが発起人となり、宮崎ゴルフ株式会社が設立され、本格的なコースとして誕生しました。
- 立地: 宮崎空港と海浜に挟まれた松の防潮林に造られました。
- トーナメント: 毎年、JLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ(旧称:LPGAツアーチャンピオンシップ)の開催コースとして知られています。
設計者
- 設計者:三好 徳行(みよし のりゆき)氏
- 「精密機械」とも呼ばれた名手で、日本アマチュアゴルフ選手権で3連覇を達成した実績を持ちます。
- 「2グリーンはゴルフではない」という主張から、開場当時としては珍しい1グリーンを採用しました。
コースの概要と特徴
- コースタイプ: シーサイドコース
- 規模: 18ホール、パー72、コース距離 約6,585ヤード
- グリーン: 高麗芝のワングリーン
- 立地: 宮崎ブーゲンビリア空港から車で約5分という好立地です。
- 特徴:
- 松林にセパレートされた戦略性: 海辺の天然の松林にセパレートされた、穏やかな平坦地ながらも戦略性に富んだレイアウトが特徴です。
- 「フラットでやさしげでいて回ると難しい」: 設計者である三好氏の面目躍如で、一見するとフラットで簡単そうに見えますが、緻密に仕掛けられた戦略がプレーヤーに正確なショットを要求します。
- グリーン周りの巧妙さ: ガードバンカーの配置とグリーン傾斜の組み合わせが絶妙で、奥行きが狭く横長、全体に傾斜があるグリーンは、ピン位置によってアプローチの難易度が大きく変わります。
- 南国の花木: 各ホールを区別し、また南国情緒を出すため、創業者の岩切社長の意向で、各ホールに楠、夾竹桃、フェニックスなどそれぞれ異なる花木が植えられています。
- OUT・INの性格:
- アウトコース: バンカーは比較的少ないものの、距離が求められるコースが多いです。
- インコース: 距離は短めですが、バンカーが多く戦略性が求められるコース構成です。
- 愛称: 地元では「宮崎の小金井CC」とも呼ばれ、親しみを込めて「ミヤカン」とも呼ばれています。
放送予定
地上波テレビ 日本テレビ・テレビ宮崎
11月29日(土) |
地上波テレビ 日本テレビ系28局ネット
11月30日(日) |
CS放送 日テレジータス(生放送分)
11月27日(木) | 12:00~15:15 |
11月29日(土) | 08:00~12:45 |
11月30日(日) | 08:00~12:45 |
CS放送 日テレNEWS24
11月28日(金) | 08:00~15:15 |
インターネット配信 U-NEXT
40名の出場予定選手
リコーカップ出場資格は、以下の選考順位で確定しました。
1)2025年度JLPGA優勝者
2)2024年度USLPGA優勝者でJLPGAの会員
3)11月5日時点のロレックスランキング上位50までのJLPGA会員
4)「大王製紙エリエールレディス」終了時メルセデスランキング上位者(上記資格該当者を優先とし、合計で40名迄の上位者)
初日の組合せ
女子ゴルフの最終戦にふさわしく、2人一組のペアリングで、計20組がすべてアウトスタートとなっています。
組み合わせは,主催者からの発表があり次第お届けします。

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