今年で13回目を迎える、鹿児島・指宿でのシニアトーナメント「いわさき白露シニアトーナメント」が、11月21日より三日間にわたって開催されます。
今年最後のシニアゴルフツアー。大会の概要・コース紹介などをゲームのもようとともにお届けします。
目次
大会の概要
大会名称 いわさき白露シニアゴルフトーナメント
日程 2025年 11月21日(金)~23日(日)
開催コース 鹿児島県 いぶすきゴルフクラブ
主催者 いわさきグループ・白露カンパニー㈱
賞金総額 50百万円 優勝賞金 10百万円
参加予定人数 84名
前回優勝者 塚田好宜
開催コースについて
鹿児島県の「いぶすきゴルフクラブ」について,歴史、設計者、コースの概要と特徴を説明します。
【歴史】
- 開場日: 1968年(昭和43年)8月23日
- トーナメント実績: 長年にわたり本格的なトーナメントコースとして知られています。
- 1981年から2004年まで、プロゴルフトーナメントの「カシオワールドオープン」が開催され、あのタイガー・ウッズ選手も日本初参戦を果たした歴史を持ちます。
- 2013年からはPGAシニアツアーの「いわさき白露シニアゴルフトーナメント」が開催されています。
- 2019年には「第87回日本プロゴルフ選手権大会」の開催コースにもなりました。
- ゴルフダイジェスト社「Choice誌」の日本のベスト100コースに、鹿児島県で唯一選出された実績もあります。
【設計者】
- 井上誠一 氏
- 日本のゴルフコース設計における名匠として名高い人物です。いぶすきゴルフクラブは、彼の設計理念である華麗な造形美と高度な戦略性が随所に交えられた、雄大なトーナメントコースとして高い評価を得ています。
【コースの概要と特徴】
- 所在地: 薩摩半島の最南端、薩摩富士と呼ばれる開聞岳(かいもんだけ)の山麓に展開しています。
- コースタイプ: 自然の地形を活かした丘陵コース。
- 規模: 18ホール、パー72、全長は7,230ヤード(バックティーの場合など、ティーによって異なります)。
- 景観: 秀麗な開聞岳を間近に望み、東シナ海など、見晴らしが最高の雄大な景観が魅力です。
- 戦略性(特徴):
- 風の影響: 山からの「開聞岳おろし」と海からの「海風」が交差するため、独特の風が舞い込み、難易度の高い戦略が要求されます。
- グリーン: 平均800㎡の大きなベントのワングリーンで、微妙なアンジュレーション(起伏)があり、カップを狙うのが難しいとされています。深いガードバンカーで完全にグリーンがガードされているホールも多いです。
- OUTコース: 松の木が多く、美しい景観と共に、松が天然のハザードとして正確なショットを試されます。
- INコース: 落とし所が絞られており、正確性がより求められるホールが多くあります。
- 全体: 緩やかな起伏が活かされ、距離の長い雄大なコースでありながら、各ホールに井上誠一氏らしい戦略的な仕掛けが施された本格的なチャンピオンコースです。
大会のもよう

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