PGAツアーの2026年フェデックスカップ・フォール(FedExCup Fall)の日程が、2026年1月9日に正式に発表されました。
全8大会のスケジュールは以下の通りです。特に10月には日本(横浜)での開催も予定されています。
目次
2026年 フェデックスカップ・フォール 日程一覧
| 日程 | 大会名 | 会場 |
| 9月14日 – 20日 | ビルトモア・チャンピオンシップ・アシュビル | ザ・クリフス at ウォルナット・コーブ(ノースカロライナ州) |
| 9月21日 – 27日 | (プレジデンツカップ) ※フォール対象外 | メダイナ・カントリークラブ(イリノイ州) |
| 9月28日 – 10月4日 | バンク・オブ・ユタ選手権 | ブラック・デザート・リゾート(ユタ州) |
| 10月5日 – 11日 | べイカレント・クラシック | 横浜カントリークラブ(日本・横浜) |
| 10月19日 – 25日 | バターフィールド・バミューダ選手権 | ポートロイヤル・ゴルフコース(バミューダ) |
| 10月26日 – 11月1日 | ビダンタワールド・メキシコオープン | ビダンタ・バヤルタ(メキシコ) |
| 11月2日 – 8日 | ワールドワイド・テクノロジー選手権 | エル・カルドナル at ディアマンテ(メキシコ) |
| 11月9日 – 15日 | グッド・グッド・チャンピオンシップ | オムニ・バートン・クリーク・リゾート&スパ(テキサス州) |
| 11月16日 – 22日 | ザ・RSMクラシック | シーアイランド・ゴルフリゾート(ジョージア州) |
主な注目ポイント
- 日本開催: 10月初旬に「バイカレント・クラシック」として横浜で開催されます。
- 新設大会: アシュビル(ノースカロライナ州)とオースティン(テキサス州/グッド・グッド・チャンピオンシップ)で新しい大会が追加されました。
- メキシコ・スイング: メキシコオープンが春から秋に移動し、2週連続でメキシコでの開催となります。

フェデックス・フォール なぜ重要か
PGAツアーの「フェデックスカップ・フォール(FedExCup Fall)」は、選手たちにとって単なる「シーズン後半戦」ではなく、翌年の生き残りとエリート大会への切符をかけた非常にシビアなサバイバルレースという重要な意義を持っています。
主な意義は、大きく分けて以下の3点です。
1. 来季の「フルシード権」の確定(100位の壁)
最も切実な理由がこれです。
- シード争い: レギュラーシーズン(8月まで)終了時点でフェデックスカップ・ポイントランキングが51位から155位前後の選手たちが、このフォールシリーズでポイントを積み上げます。
- 100位以内: フォール終了時点でランキング100位以内に入れば、翌年のフルシード権(ほとんどの試合に出られる権利)を獲得できます。
- 脱落の危機: 101位以下になると「準シード」のような扱いになり、出場できる試合が激減するため、選手にとっては死活問題となります。
2. 「ザ・ネクスト10」への挑戦(格上げ大会への切符)
ランキング51位以下の選手のうち、フォール終了時点で「51位〜60位」に入った10名は、翌年の序盤に開催されるシグネチャーイベント(昇格大会)への出場権を手にします。
- シグネチャーイベントとは: 賞金が非常に高く、予選落ちがない(または少ない)エリート限定の大会です。ここに出られるかどうかで、翌年の獲得賞金やポイントに大きな差がつきます。
3. 優勝による「マスターズ」などの出場権
フォールの大会で優勝すれば、シード権(2年間)の確保はもちろんのこと、以下のビッグイベントへの招待状が届きます。
- マスターズ・トーナメントへの出場権
- ザ・プレーヤーズ・チャンピオンシップへの出場権
- セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ(開幕戦)への出場権
【補足】ランキング1位〜50位の選手はどうしている? 8月までのレギュラーシーズンで50位以内に入った選手は、すでに翌年のシード権とすべてのシグネチャーイベントへの出場権を確保しています。 そのため、彼らがフォールに出場するのは「試合勘を鈍らせないため」や「世界ランキングを上げるため」、あるいは日本開催のように「特定のスポンサーやファンへの貢献」といった意味合いが強くなります。
つまり、フェデックスカップ・フォールは、「翌年の主役の座をかけた、崖っぷちの争いと下剋上の舞台」と言えます。
横浜で開催される「バイカレント・クラシック」でも、こういった背景を知っていると、1打の重みがより深く感じられるかもしれません。



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