簡単だよ!スマホでパスポートのオンライン申請を体験 《メリット・注意点・手順を》

皆さん、こんにちは!旅好きブロガーのカズです。

今回は、かねてから気になっていた「パスポートのオンライン申請」に、ついに挑戦してみました!

結論から言うと…

「え、こんなに簡単なの!?」

と思うくらい、想像以上にスムーズでした。

今回は、私が実際にやってみた過程を詳しく解説しながら、注意点やポイントをギュッとまとめてみました。

パスポートの更新や新規申請を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!

目次

そもそもパスポートのオンライン申請って?

このたび、パスポートの新規作成、更新(切替申請)や、記載事項の変更手続きがオンラインでできるようになりました。

これまでは、必ずパスポートセンターや市区町村の窓口に行って手続きをする必要がありましたが、オンライン申請なら24時間いつでも、自宅からスマホやPCで手続きが完結します。

窓口に行くのは、新しいパスポートを受け取る時の一度きり!

忙しい方や、遠方に住んでいる方にとっては、本当にありがたいサービスですよね。

更新の申請は,期限が一年未満となった場合と、余白のページが3ページ以下になった場合にできる

オンライン申請のメリット3点

私が実感した,オンライン申請のメリットを3点お伝えしましょう。

メリット1:とにかく早い!窓口に行くのはたった1回でOK

最大のメリットは,申請書類提出のための窓口訪問が不要になることです。

自宅で 申請にかかった時間は,写真の準備などすべて合わせて約1時間。実際の作業は20分程度でした。

これまでは,申請の窓口に出向いたり,写真の準備をしたり,ほぼ半日仕事(遠方なら一日仕事)でしたが,すべての時間を合わせても1時間程度。これが最大のメリットです。

メリット2:24時間いつでも申請できる

  • 仕事や家事で忙しい人も、深夜や早朝など自分の都合の良い時間に手続きができます。
  • また,書類を書き損じる心配もなく、いつでも中断・再開できるのが精神的にラクでした。これは,オンライン申請ならではのストレスフリーです。

メリット3: スマホで完結!証明写真も自撮りでOK

  • 証明写真機に行く手間と費用が省けます。
banamo

この顔写真の撮影が最大の難関だよ(あとで説明します)

準備するものリスト

オンライン申請を始める前に、いくつか準備しておくものがあります。

事前に手元に揃えておくと、途中で慌てずに済みますよ!

  • マイナンバーカード:有効期限内で、署名用電子証明書と利用者証明用電子証明書が搭載されているもの。
  • スマホ(またはPCとカードリーダー):マイナンバーカードを読み取るための機器です。
  • パスポート用の顔写真データ・自署(サイン)データ:自分でスマホで撮影したものでOK!
  • パスポート(更新の場合):有効期限が1年未満になったもの、または査証欄の余白が少なくなったもの。

実際にオンライン申請してみた!【体験記】

ここからは、私が実際にオンライン申請を進めた手順を、ステップごとに解説していきます。

【Step 1】アプリをダウンロード

まずは、マイナポータルからオンライン申請用のアプリ「Grape」をダウンロードします。

スマホ版とPC版があるので、お使いの端末に合わせて選びましょう。私はiPhoneを使いました。

【Step 2】マイナポータルにログイン

アプリを起動したら、マイナポータルにログインします。

ログイン方法は、以下のいずれかです。

  1. スマホでマイナンバーカードを読み取る
  2. PCでマイナンバーカードを読み取る

私はスマホでマイナンバーカードを読み取りました。

スマホのカメラをマイナンバーカードにかざすと、自動で読み取りが始まります。この時、パスワード(4ケタ)の入力が必要になります。事前にパスワードを控えておきましょう。

画面が変わり「わたし」に。わたしの中の上段に「証明書」が。右横の「すべて見る」をタップする。

上から4番目当たりの「パスポート」をタップ。

下にスクロールしていくと「申請する手続きを選択」に。今回は更新手続きなので,「パスポートを更新する」をタップ。

 ここから,以下の申請手順がはじまります。

【Step 3】申請情報の入力

ログインが完了すると、申請画面に遷移します。

 まず,申請窓口の決定 ; 都道府県・市区町村を記入すると,受取窓口が出てきます。

次に,「署名用電子証明書が有効か確認してください」の画面が。これは,6~16桁の自分で申請したパスワードで,5年ごとの更新です。更新の期限内であれば,場面がそのまま次へと進みます。

万一,役所から送付された更新の手続きが未だの場合,まずそちらを仕上げてください

《Step 4》顔写真データ・自署データ・申請事前情報の準備作業

一番の山場(?)が、この顔写真のアップロードです。

パスポート用の顔写真は、いくつかの規定があります。

  • 背景は無地(白推奨)
  • 影が入らないようにする
  • 眼鏡のレンズが反射しないようにする
  • 表情は無表情
  • 正面を向く

私は室内の明るい壁の前で、自撮りをしました。何度か撮り直しをして、5枚ほど貯めておき。

自撮りのときは,
顔を大きめに 写真の中央に顔が来るように まっすぐ向いた状態で4~5枚(顔のサイズを数種類に変えて)撮り置くことを勧めます

アプリの画面で「顔写真のアップロード」を選択し、撮影した写真データを指定します。

この時、アプリが自動で規定に沿っているかチェックしてくれるので安心です。

自署(サイン)データのアップロード

事前に白い用紙に自署(サイン)を作成(横幅10センチ程度)し、写真を撮っておく。

おさるちゃん

漢字名でもローマ字でもOK

撮りおえた写真を,指示に従ってアップロードします。

申請事前情報の作成

「入力する」をタップすると,「パスポート情報」の場面に変わります。

指示通りに,顔写真の印刷されたページから情報を読み取ります。

次に,申請者情報を記入します。(氏名・本籍・連絡用電話番号)

次に進むと,メールアドレスの確認の場面に。

banamo

ここで必ず「通知を受け取る」に
チェックを!

次は,緊急時連絡先の情報を記載します。

そして,その他情報に進みますが,まず「パスポートの有効期限」の種別を選びます。

私は10年にチェックを

引き続き,刑罰の有無などの確認欄と外国籍の有無などの確認作業です。

ここまでが事前準備作業です。これらが終わると,いよいよ申請作業に入ります。

《Step5》申請作業

まず,ここまでの準備作業の内容に対する確認のページがあらわれます。

次に,「申請をはじめる」をタップすると,

「パスポート情報」のICチップの読み取り作業が出てきます。

通常の10年目の更新の場合,iPhoneをパスポートの赤い「日本旅券」と書かれた表紙に当てると,情報が読み取れます。

次に,マイナンバーカードからの読み取り情報に進みます。

ここで,券面事項入力補助用とした4ケタの数字を求められますが,これはマイナンバーカードの取得時に設定している暗証番号のことです

その次の段階は,マイナンバーカード記載の顔写真の読み取り作業で,マイナンバーカードの顔写真の画面にある,「生年の表記」「有効期限」「セキュリティコード」の確認です。

わん!

セキュリティコードは顔写真の下に小さく載ってます
暗証番号と間違えないように!!

Step6》 申請内容の最終確認

全ての入力とアップロードが完了したら、最終確認画面が表示されます。

入力内容に間違いがないか、もう一度しっかりと確認しましょう。

特に、氏名や生年月日、パスポートの種別は念入りにチェック!

【Step 7】申請完了!

確認が終わったら「申請する」ボタンを押して、手続きは完了です!

「申請を受け付けました」という画面が表示され、メールで受付完了通知が届きます。

申請後に待つこと数日…

オンライン申請完了後、私の場合は3日ほどで「審査完了」のメールが届きました。

メールには、新しいパスポートの受け取り予定日と、受け取りに行く場所(申請時に選択した窓口)が記載されていました。

あとは、指定された日に窓口に行くだけ!

banamo

引き取り有効期間は受付後6か月以内!

【最終ステップ】パスポートを受け取りに行く

いよいよ、新しいパスポートの受け取りです。

この時、必ず持っていくものがあります。

  • 受領書(メールに記載)
  • 手数料(収入印紙と都道府県証紙) 
  • 有効期限が残っている古いパスポート
  • マイナンバーカード

窓口に行くと、まず手数料を支払い、その後に古いパスポートを返納して、新しいパスポートを受け取ります。

banamo

手数料の支払いは,審査完了通知に載っている
オンライン決済(クレジットカードなど)がおススメ
理由は受取窓口での,印紙・証紙などの購入の手間が省けるため

古いパスポートは、失効処理(パンチ穴を空けるなど)をされて戻ってきます。

これで、無事にオンライン申請が完了しました!

ここが最大の関門!オンライン申請でつまずいた3つの注意点

注意点1:顔写真のルールが想像以上に厳しい!

最初は適当に撮ったら即NG!撮り直しを3回求められました。

  • 対策とコツ
    • 照明: 影を作らない(複数光源が理想)。顔に光を均一に当てる。
    • 背景: 無地で均一な色(白や薄い青など)が必須。
    • 表情: 正面向き、無表情(口角を上げすぎない)、目を閉じていない、などが厳格にチェックされる。
    • 裏技?: 「納得いくまで,何枚も撮りためておきましょう」

注意点2:自署(サイン)の撮影も意外と手こずる

ボールペンで書いたら細すぎてNGに。濃くはっきり書く必要があります。

  • 対策とコツ:
    • 太めの黒いボールペンなどがおすすめ。
    • 影・かすれ: 自署した紙を、壁など撮りやすい位置に貼り付け、真横から明るく撮影。

注意点3:手数料のオンライン決済を忘れると現地で手間が増える

  • 教訓: 申請後の審査完了通知が来たら、すぐにオンライン決済(クレジットカードなど)を済ませること。決済を忘れると、受け取り窓口で収入印紙を購入する手間と待ち時間がかかります。
わん!

少しの時間なら大丈夫,と言う方は
もちろん現地での現金支払いもOK

オンライン申請のメリットと注意点まとめ

最後に、私が感じたオンライン申請のメリットと注意点をまとめます。

メリット

  • 24時間いつでも申請可能:窓口の開庁時間を気にする必要なし!
  • 自宅で完結:移動時間や交通費が不要。
  • 窓口に行くのは1回だけ:受け取りのみなので、時間を大幅に節約できる。
  • 待ち時間が短い:受け取りも、オンライン申請者専用のレーンがある場合が多く、スムーズ。

注意点

  • マイナンバーカードが必須:持っていないと申請できません。
  • 顔写真の規定が厳しい:自宅で撮影する場合、規定をしっかり確認することが重要。
  • 入力ミスに注意:一度申請してしまうと修正が難しい場合があるため、最終確認は慎重に!
  • スマホ操作に慣れていないと少し戸惑うかも:特にマイナンバーカードの読み取り。

まとめ:オンライン申請は「準備」が9割!

  • オンライン申請は、窓口での手続きの手間が劇的に減る素晴らしい仕組みです。
  • ただし、審査でつまずかないための「顔写真」と「自署」の準備こそが、申請をスムーズに進める9割の鍵を握ります。

パスポートのオンライン申請、実際にやってみたら「こんなに簡単ならもっと早くやればよかった!」と思いました。

特に、仕事で平日昼間に休みが取りづらい方や、子育て中でなかなか外出できない方には、本当にオススメしたいサービスです。

もし「オンライン申請、難しそう…」と迷っている方がいたら、ぜひこのブログを参考に挑戦してみてください!

それでは、皆さん良い旅を!

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