巨人軍 有原航平投手・獲得に向けて調査を開始 3年契約20億円提示か?!

プロ野球界に衝撃が走りました。福岡ソフトバンクホークスのエースとして、この2シーズン連続でパ・リーグ最多勝に輝いた有原航平投手(33)が、保留選手名簿から外れ、自由契約選手として公示されたのです。これは、有原投手が契約満了に伴う条項により、国内外の全ての球団と自由に交渉できる立場になったことを意味します。

球界屈指の右腕が突如としてFA市場の目玉に躍り出たこの事態。すでに国内では複数球団が動向を注視していますが、その中でも特に熱烈な「ラブコール」を送っているのが、伝統の強豪、読売ジャイアンツ(巨人軍)です。


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ソフトバンクのエースが自由契約へ

有原投手は2023年にメジャーリーグからソフトバンクに移籍し、すぐにエース格としてチームを支えました。特に2024年(14勝7敗)、2025年(14勝9敗)と、驚異的な安定感で2年連続の最多勝を獲得。チームのリーグ連覇と、今年の日本一にも大きく貢献しました。

しかし、有原投手は日本球界復帰時に結んだ3年契約が満了。一部報道によれば、契約には満了時にフリーエージェントとなる条項が含まれていたため、今回の自由契約は「既定路線」だったとも報じられています。ソフトバンク側は複数年契約を提示するなど慰留を続けていますが、有原投手はメジャー再挑戦への強い意思も持っているとされています。チームの絶対的エースの流出危機に、ソフトバンクファンからはSNSなどで嘆きの声が上がっています。

巨人軍、「愛」を込めた破格の条件を用意か

一方、このビッグチャンスに満を持して動いているのが巨人です。

近年、先発投手陣の補強が大きな課題となっている巨人にとって、有原投手はまさに「喉から手が出るほど欲しい」存在。特に今季はエースの菅野投手がメジャー移籍した穴が大きく、故障や不振も重なり、先発陣の再建は阿部監督率いるチームにとって、来季の14年ぶり日本一奪回に向けた最重要テーマとなっています。

複数のメディアの報道によると、巨人は有原投手に対し、「3年20億円規模」という破格の大型契約を準備している模様です。この金額は、国内FA組を含めても今オフ最大の目玉となる条件であり、巨人の有原投手獲得に対する本気度が伺えます。

なぜ巨人は有原投手にそこまでこだわるのか?

巨人がこれほどまでに有原投手にこだわるのには、いくつかの理由があります。

  1. 即戦力としての実績と安定感: 2年連続最多勝という実績は、計算できる「ミスター安定感」そのもの。先発ローテーションを年間通じて支える能力は疑う余地がありません。
  2. 経験値とリーダーシップ: 33歳という年齢で、日米のプロ野球を経験している有原投手は、若手が多い巨人の投手陣にとって精神的な柱となり、チーム全体を引き上げるリーダーシップも期待されます。
  3. 勝利への飢え: 昨シーズン、優勝争いに全く絡めずに終わった巨人にとって、育成重視の方針だけでは勝てないという現実が突きつけられました。「勝たなければどうしようもない」という危機感から、球団全体で勝利への補強を最優先しているのです。

有原投手の獲得は、単なる戦力補強に留まらず、チームの士気、そして来季の成績を大きく左右する、巨人にとっての最重要プロジェクトと言えるでしょう。

日米争奪戦の行方は?

有原投手の選択肢は、「ソフトバンク残留」「巨人などNPB他球団への移籍」「メジャー再挑戦」の3つに絞られます。特にメジャー再挑戦は有原投手の強い希望とされていますが、33歳という年齢や前回(2年間で3勝)のリベンジを果たす難しさも考慮し、慎重に判断すると見られます。

巨人が提示する破格の「愛」が、彼のメジャーへの夢を上回るのか。それとも、ホークスが再度の熱意でエースを引き留めるのか。また、その他のNPB球団やメジャー球団も水面下で動いていると見られ、今後の交渉の行方から目が離せません。

球界屈指の右腕が、来シーズンどのユニフォームを着てマウンドに上がるのか。このオフシーズンの最大の注目ポイントとして、その動向を追いかけたいと思います。

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