2024年度フェデックスカップ・プレーオフ第2戦「BMW選手権は、8月22日(木)からコロラド州、キャッスルパインズGCで開催されます。
今回はこの上位50名で争われるプレーオフ第2戦の、概要・放送予定・出場選手の顔ぶれ・組み合わせ、そしてラウンドごとの速報をお届けします。
BMW選手権の概要
一月に始まったPGAレギュラーツアー36試合に続き、8月より始まるフェデックスカップ・プレーオフ3連戦。
今年はオリンピックyearと言うことで、、第1戦の「セントジュード選手権」が8月15日から、「BMW選手権」は22日からの開催となった。
大会の概要は次のとおり。
日程 8月22日(木)〜25日(日)
開催コース キャッスルパインズGC(コロラド州)
賞金総額 2,000万ドル
優勝賞金
コロラド州デンバーの郊外にあるキャッスルパインズGC
標高は1900mと、PGAツアーで最も高地のコース
放送予定(日本時間)
日本との時差は+15時間。現地の午後1時は、日本時間翌日の午前4時となります。
CS放送 ゴルフネットワーク
8月23日(金) | 04:00~08:00 | 生 |
8月24日(土) | 04:00~08:00 | 生 |
8月25日(日) | 04:00~07:00 | 生 |
8月26日(月) | 12:00~15:00 | 録画 |
BS放送 BSJapanext (BS263ch)
8月25日(日) | 05:00~07:30 | 生 |
8月26日(月) | 05:00~07:30 | 生 |
パワーランキングが発表されました
先週のプレーオフ第1戦「セントジュード選手権」を勝ち抜いた50人のトッププレイヤーたち。
セントジュードを見事な優勝で飾った松山英樹は、フェデックスカップポイント第3位でBMW選手権に。
恒例のPGA公式・順位予想「パワーランキング」が次のように発表されました。
1 位 | トニー・フィナウ |
2 | ザンダー・シャウフェレ |
3 | スコッティ・シェフラー |
4 | 松山英樹 |
5 | ビクトル・ホブラン |
6 | ビリー・ホーシェル |
7 | コリン・モリカワ |
8 | パトリック・キャントレー |
9 | ローリー・マキロイ |
10 | アクシャイ・パティア |
フィナウがトップの理由は、彼の生活の本拠が、今週の開催地・キャッスルパインズGC(コロラド州)と同じく高地のユタ州であると言うことと、一年を通じて安定した成績であること。
あとは、シャエフェレ、シェフラーと強豪が続き、前週優勝の松山が4位に入っている。前回最終日、松山と最終組でラウンドした若手のホープ、ニック・ダンラップは12位となっています。
初日の組み合わせは(日本時間 23日夜~24日早朝)
初日の組み合わせが発表されました。主な選手の組み合わせは、次のとおり。(全組アウトスタート)
00:00 | R.マキロイ | W.クラーク |
00:10 | 松山英樹 | C.モリカワ |
00:20 | A.パティア | T.フィナウ |
02:00 | V.ホブラン | アン・ビョンハン |
02:20 | X.シャウフェレ | S.シェフラー |
松山はコリン・モリカワと、日本時間24日午前0時10分スタート。シャウフェレ、シェフラーが同組で、午前2時20分のスタートとなっています。
初日は雷雨のため、一部選手が順延に
初日のゲームは、松山秀樹がー5で臨んだ18番のティショットを打ち終わり、フェアウェーに転がったところで雷雨警報が鳴らされ中断。
マキロイは、18番グリーン上で、まさにファーストパットを打とうとした瞬間、警報が鳴りひびき、思わず苦笑い。
その後、日没ギリギリで再開を。
つ初日、首位は6アンダーのキーガン・ブラッドリー。松山は、結局5アンダーと2位に付け、先週に続いて好調を維持しています。
2日目 松山は腰痛のため欠場 アダムスコット首位に
2日目スタート直前、松山秀樹が腰痛を訴え、急遽欠場となった。
初日を2位につけ、絶好調の中だけに残念ですが、来週のプレーオフ第3戦への参戦を期待しましょう。
この日、大活躍したのは、出場者中、最年長44才のお馴染みアダム・スコット。ボギーフリー(no bogei)の-9でまわり、トータル13アンダーに。
A.スコットは、先週のプレーオフ第1戦が終わった時点で、フェデックスポイントが1225点で41位。2位のキーガン・ブラッドリーは、1096点でギリギリの50位。共に、ポイント数の多いBMWで上位に入れば、30位以内となり、来週開催される最終戦のツアー選手権に出場も。
3日目Moving Saturdayの結果
3日目も好天の下、第3ラウンドが行われ、首位でスタートしたアダム・スコットは前半、ボギー2つとダブルボギーで崩れ、後半巻き返したが、結局11アンダー2位で終了。
2位でスタートしたキーガン・ブラッドリーは、インで3連続ボギーと崩れかけるも、その後バーディを重ね、12アンダー首位に立った。
首位に2打差の3位には、スウェーデン勢のアレックス・ノレンとルドビク・オーバーグが並んだ。
ノレン42才 オーバーグ24才
ベテランと若手のスウェーデン勢
5位には7アンダーで、X.シャウフェレとW.クラークのアメリカ勢。そして5アンダー・9位タイグループには、オリンピック2位のフリートウッド(英)・マキロイ、そして前週2位の若手ダンラップなど、9人がひしめく大混戦となりました。
ベテランのブラッドリー、スコットがつかむか、オーバーグなど若手が勝利するか、中堅のシャウフェレなどか 混戦模様のBMW選手権は明日決定!
最終日 K.ブラッドリーがBMW2回目の優勝!
BMW選手権、最終日の最終組は、昨日と同じベテランのキーガン・ブラッドリー(38才)とアダム・スコット(44才)。
ブラッドリー(米)は一番でバーディと上々のスタートを切り、途中もあわやと言う場面を逃げ切り、この日イーブンにまとめてー12で優勝。PGAツアー、7回目の優勝。BMW選手権は2回目の優勝と成りました。
A.スコット(豪)トは、バーディチャンスの短いパターが数回、惜しくも決まらず、2位タイに。
この日のベストスコアはサム・バーンズ(米)で、Today7アンダーのビッグスコアでルトビク・オーベリ(典)と並べ、トータルー11で3位タイに浮上。
X.シャウフェレは5位タイに、R.マキロイは11位タイ、C.モリカワ28位。S.シェフラーは33位タイに終わりました。
もちろん、4人とも来週の
プレーオフ最終戦に出場!
来週、8月29日からのフェデックスカップ・プレーオフ第3戦、最終戦のツアー選手権を楽しみましょう!
今週、大事を取り欠場の
松山英樹も出場予定!
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