秋の北海道で、恒例のANAオープンが9月18日より札幌ゴルフ俱楽部で開催されます。
今回は、ANAオープンの概要・放送予定・出場選手の顔ぶれなどをお届けします。
ANAオープンの概要
第51回ANAオープンの概要は以下のとおり。
日程 2025年9月18日(木)~21日(日)
会場 北海道 札幌ゴルフ倶楽部 輪厚(わっつ)コース
スポンサー ANA全日本空輸
賞金総額 100百万円 優勝賞金 20百万円
前回優勝者 岩崎亜久竜
開催コースについて
札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コースの歴史
札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コースは、北海道を代表する名門ゴルフ場の一つです。その歴史は、戦前の1932年(昭和7年)に札幌郡豊平町に開場した「札幌ゴルフ倶楽部 月寒リンクス」にまで遡ります。月寒リンクスは、北海道で初めての18ホールコースでしたが、太平洋戦争の激化により1942年(昭和17年)に閉鎖されました。
戦後、ゴルフ愛好家たちが中心となり、新たなゴルフ場建設の動きが活発化します。1956年(昭和31年)に「札幌ゴルフ倶楽部」が創立され、現在の輪厚コースの場所にコース建設が決定しました。コース設計は、日本のゴルフ界の巨匠である井上誠一氏に依頼され、1958年(昭和33年)8月10日に「札幌ゴルフ倶楽部 札幌コース」として開場しました。その後、1962年(昭和37年)に現在の「輪厚コース」と改称されました。
開場以来、数々のトーナメントが開催されており、特に1973年(昭和48年)から始まった「全日空札幌オープンゴルフトーナメント」(現在のANAオープンゴルフトーナメント)は、長きにわたりこのコースで開催されている歴史ある大会です。
コースの概要と特徴
札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コースは、井上誠一氏が北海道で初めて設計したコースであり、戦略性と景観の美しさを兼ね備えた林間コースとして知られています。
- 自然を活かした設計: 自然のゆるやかな起伏と、コースを囲む豊富な樹木が戦略的な要素となっています。広々としたフェアウェイは一見優しく見えますが、正確なショットが求められ、攻略ルートから外れるとリカバリーが難しくなります。
 - 洋芝のラフ: 北海道の気候に適した洋芝(ケンタッキーブルーグラスなど)が使用されており、ラフに打ち込むとボールが芝に絡みつき、コントロールが非常に難しくなります。
 - 名物ホール: トーナメントでも注目される名物ホールがいくつかあります。特に17番は、楓や白樺が美しいロングホールとして知られています。
 - 高い戦略性: 各ホールは距離が長く、グリーンは受けているホールが多いなど、ピンの位置によって攻め方が大きく変わるため、戦略的なプレーが求められます。
 
北海道を代表するトーナメントコースであり、その歴史と風格から、多くのゴルファーに愛される名門コースです。
放送予定
地上波 日本テレビ系全国22局
| 9月20日(土) | 14:30~15:25(録) | 
| 9月21日(日) | 15:00~16:25(録) | 
CS 日テレジータス(一部は日テレ24)
| 9月19日(金) | 07:00~09:00(1番H) | 
| 9月19日(金) | 11:30~12:30 (日テレ24)  | 
| 9月20日(土) | 09:00~11:30(1番H) | 
| 9月21日(日) | 07:30~10:00(1番H) | 

予選ラウンドのもよう
予選ラウンド2日目を終えて,前日6位タイの金谷拓実がtoday7アンダー・トータルー11として首位に立った。
大槻智春が1打差のー10で追う展開となっている。
予選ラウンドを終えて,上位選手の順位は次のとおり。
| 1 | 金谷拓実 | -11 | 
| 2 | 大槻智春 | -10 | 
| 3T | 石川遼 | -8 | 
| J.デエロスサントス | ||
| 5T | 河本力 | -7 | 
| 米澤蓮 | ||
| 生源寺龍憲 | ||
| 片岡大育 | ||
| 9T | 稲森佑貴 | -6 | 
| 小木曾喬 | ||
| 山脇健斗 | ||
| 細野勇策 | ||
| 小斉平優和 | 

石川遼 3位タイと健闘中!
決勝ラウンド3日目
3日目、前日2位の大槻智春がこの日6アンダーと健闘し、ー16と伸ばして首位に立った。
金谷拓実はトータル14アンダー2位に。
宗永漢と石川遼が、首位と3打差の3位タイに付けている。
3日目を終えて、上位選手の順位は次のとおり。
| 1 | 大槻智春 | -16 | 
| 2 | 金谷拓実 | -14 | 
| 3T | 石川遼 | -13 | 
| 宗永漢 | ||
| 5T | 小木曽喬 | -12 | 
| 稲森佑貴 | ||
| 7T | 蝉川泰果 | -11 | 
| 細野勇策 | ||
| 生源寺龍憲 | ||
| J.デロスサントス | 
最終日、石川遼と金谷拓実が18番を終えて、ともにトータル17アンダーでプレーオフに。
プレーオフ2ラウンド目、金谷選手のラフからの第2打はグリーンにオン。石川遼はティショットを右のバンカーに入れ、2打目をグリーン手前に。アプローチショットのあと、ファーストパットを外し、2パットで沈めた金谷拓実が、全米ツアーから戻り、久しぶりの日本での大会で、見事に優勝を飾った。
大会を終えて,上位選手の順位は次のとおり。
| 優勝 | 金谷拓実 | -17 | 
| 2 | 石川遼 | -17 | 
| 3 | 宋永漢 | -16 | 
| 4 | 大槻智春 | -14 | 
| 5T | 清水大成 | -13 | 
| 蝉川泰果 | ||
| 稲森佑貴 | ||
| 吉田泰基 | ||
| 小木曾喬 | ||
| 10T | 佐藤大平 | -12 | 
| 細野勇策 | 












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