第41回伊藤園レディスゴルフトーナメントが、11月14日(金)より3日間、本ツアー恒例の会場、千葉県長生郡にある「グレートアイランド倶楽部」で開催されます。
2019年・鈴木愛、20年・古江彩佳、21年・稲見萌寧、22年・山下美夢有、23年・西郷真央,そして昨年24年度は山内日菜子が優勝をかざった本大会の、概要・コース紹介・放送予定などを速報とともにお届けします。
大会の概要
大会名称 第41回 伊藤園レディス・ゴルフトーナメント
日程 2025年 11月14日(金)~16日(日)
開催コース 千葉県長生郡 グレートアイランド倶楽部
主催スポンサー (株)伊藤園
賞金総額 100百万円 優勝賞金 18百万円
出場予定人数 96人 決勝進出 2R終了時50位タイまで
開催コースについて
開催コース,千葉県長生郡長南町にあるグレートアイランド倶楽部について,以下説明します。
1. 歴史
- 開場日: 平成5年(1993年)4月25日
- 運営母体: 伊藤園の創業者である本庄正則氏が関わっています。
- トーナメント開催実績:
- 1994年から毎年、JLPGAツアーの「伊藤園レディスゴルフトーナメント」が開催されている名門のトーナメントコースとして知られています。
- JLPGA新人戦 加賀電子カップも開催されています。
2. 設計者
- コース設計者:
- OUTコース: 本庄 正則(伊藤園創業者)
- INコース: 戸張 捷(ゴルフキャスター)
- OUTとINで設計者が異なり、それぞれの個性がコースに反映されています。
3. コースの概要と特徴
- ホール数: 18ホール
- パー: 72
- コースタイプ: 丘陵コース
- コンセプト:
- 「ラビット&タイガー」
- レギュラーティーやレディースティーからは「ウサギのように優しい」一方、バックティーやチャンピオンシップティーからは「虎のように厳しい」戦略性が求められるという意味が込められています。
- 特徴:
- 海外の庭園を思わせる美しい造形美と景観が魅力です。
- コースコンディション、特にグリーンやフェアウェイのメンテナンスの良さには定評があります。
- 距離はトーナメント時を除けば、それほど極端に長くはありませんが、池やバンカーが巧みに配置されており、戦略性の高さが要求されます。
- コース高低差はフラットな部類に入ります。
- クラブハウスやレストランのホスピタリティも高く評価されています。
4. 名物ホール
特に上がり3ホール(16番、17番、18番)は、池が絡むホールが多く、トーナメントでも勝負所となることで知られる名物ホールです。
- 上がり3ホール(16番・17番・18番):
- 3ホール全てに池が左側に配置されており、プレッシャーのかかるショットが続きます。
- 17番(パー3):
- 距離のあるショートホールで、左サイドは花道からグリーン奥まで池が広がり、右サイドは名物とされるバンカー群(バンカーの中に島型のラフが点在)にガードされた、非常にタフなホールです。
- 18番(パー4):
- ティーグラウンドからクラブハウスを望むことができ、グリーン手前から左奥にかけて池が配置されています。池、クラブハウス、整備されたコースが作り出す景観の美しさも特筆されています。
この他にも、クリークが横切る3番、アンジュレーションのきつい8番グリーン、戦略的なバンカー配置の14番など、全てのホールが美しい造形であり、「全てのホールが名物ホール」と言われることもあります。

放送予定
地上波テレビ テレビ朝日系列全国24net
| 11月15日(土) | 14:30~15:25 LIVE |
| 11月16日(日) | 16:00~17:25( 録) |
CS放送 スカイA
| 11月15日(土) | 08:00~13:00(LIVE) |
| 11月16日(日) | 08:00~13:00(LIVE) |
| 11月18日(火) | 20:00~21:30(録) |
インターネット配信 U-NEXT
初日のおもな組み合わせ
初日,注目の組み合わせは次のとおり。
| 08:50 | out | 高野愛姫 稲見萌寧 穴井詩 |
| 09:00 | out | 小林光希 ウー・チャイェン 安田裕香 |
| 09:20 | out | 稲垣那奈子 柏原明日架 鈴木愛 |
| 09:30 | out | 入谷響 仲村果乃 金澤志奈 |
| 09:40 | out | 高橋彩華 木村彩子 渡邊綾香 |
| 09:50 | out | 桑木志帆 菅楓華 神谷そら |
| 10:00 | out | 荒木優奈 山内日菜子 堀琴音 |
| 10:10 | out | 原英梨花 河本結 佐久間朱莉 |
| 08:30 | in | 中村心 尾関彩美悠 川崎春花 |
初日のもよう
初日、7アンダーで首位に立ったのは、神谷そらと木村彩子。
6アンダー・3位タイには、三ヶ島かな、川岸史果、永峰咲希、柏原明日架の4人が。
さらに1打差、5アンダーには川崎春花、藤田さいき、青木瀬令奈、堀琴音ら7人が続いています。
予選ラウンドを終えて
予選ラウンド2日目、前日3位タイの永峰咲希がこの日も5アンダーとして、トータルー11で首位に踊り出た。
1打差の2位タイには、佐久間朱莉、工藤優海、福山恵梨、永井花奈、柏原明日架、木村彩子の6選手がならぶ大混戦となっている。
脇元華 初優勝
最終日、前日8位タイの脇元華が7アンダーと猛チャージをかけ、トータルー16として、プロデビュー8年目でうれしい初優勝を。
前日2位タイの永井花奈、工藤優海が、そのまま2位タイに。前日首位の永峰咲希は、12アンダー・4位となった。
エプソンツアーから帰国している原英莉花が、この日を5アンダーと伸ばして同じく4位タイで大会を終えました。




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