米女子ツアー参戦にチャレジ! 竹田・山下・岩井姉妹ら最終予選会へ

米女子ゴルフツアーで活躍する、笹生優香や古江彩佳らの刺激を受けてか、国内外ツアーの有力選手が続々と、12月におこなわれる米国女子ゴルフツアー(LPGA)最終予選会にエントリーをしています。

今回は、この最終予選会の様子と、予選突破にチャレンジする選手たちの最近の戦績などをお届けします。

目次

米女子ゴルフツアー・予選会(Q-Series)とは

翌年度の、LPGA出場権をかけて行われる予選会(Qualifying Tournament)。第1次・第2次予選会を経て、最終予選会が毎年12月におこなわれる。

今年度から、第1次予選は「Pre-Qualifing」 第2次予選は「Qualifying」 最終予選をFinal-Qualifying」と呼ばれることになった

最終予選のエントリー締め切り時点で、」世界ランキング75位以内の選手は、1次2次の予選会を省略して、直接最終予選会にエントリーができる

竹田麗央・山下美夢有・岩井明愛・岩井千怜は、エントリー締め切りの10月8日現在で、世界ランキング75位以内と言う有資格のため、直接、最終予選会にチャレンジできたが、原英莉花・神谷そらは、10月15日からフロリダ州で開催される、2次予選会(AQualifying)からのチャレンジとなった。

今年の最終予選Final-Qualifing

最終予選への参加資格

最終予選への参加資格は、次の要件を満たした選手

  • LPGAツアーメンバーでCMEポイントランキング101~150位の選手 (100位以上は、予選通過者より上位となる)
  • EPSONツアー賞金ランキング11~35位タイの選手
  • LET(ヨーロッパツアー)ランキング10位以内の選手
  • 世界ランキング75位以内までの選手のうち10名まで

最終予選の形式

最終予選は、通常5日間で90ホールストロークプレーだが、昨年度は6日間108ホールと長くなり、より過酷なレースとなった。

今年の最終予選は、12月5日から9日にかけて、米アラバマ州・モービルでおこなわれる。

LPGAツアーメンバー資格

以上の厳しい予選会を経て、最終45位以内となった選手に2025年度「LPGAカテゴリー14」と言う資格で,ツアー出場権与えられ,そのうち20位以内には一定の試合数が確保される。

「LPGAカテゴリー14」とは、米女子ツアーの順位基準である「CMEポイントランキング」で136位から下のランクであり、決して上位ではないが、通常の試合は144名制が多く、ほとんどの場合、参加可能
また、成績しだいで、シーズン途中のリシャッフルで上位に進出することもできる

選手たちの戦績

山下美夢有 (大阪府寝屋川市出身 24才 世界ランキング17位)

記憶に新しいのは,パリOlympicで惜しくもメダルを逃したが,4位に入る大健闘だ。

ツアー通算11勝(うちメジャー2勝),昨年・一昨年と2年連続賞金女王で実績は十分。今年も,メルセデスランク2位につけている。

竹田麗央 (熊本県合志市出身 21才 世界ランキング26位)

今年,ソニー日本女子プロ・日本女子オープンとメジャー2勝をふくめ7勝をあげ,メルセデスランキング1位,日本女子ゴルフ界のホープ。ツアー通算18勝の平瀬真由美は竹田の叔母にあたる。

岩井明愛 (埼玉県出身 22才 世界ランキング30位)

岩井双子姉妹の姉 昨年・今年とツアー3勝をあげ、通算6勝。

岩井千怜 (埼玉県出身 22才 世界ランキング56位)

岩井姉妹の妹 姉明愛と同じく、ツアー6勝をあげている。

今年(2024)3月、沖縄・ダイキンオーキッド
筆者の目の前で優勝を!(笑)

原英莉花 (横浜市出身 25才 世界ランキング100位)

ツアー優勝5回 尾崎将司に師事し、頭角をあらわし、海外志向が強い選手。

神谷そら (岐阜県土岐市出身 21才 134位)

竹田麗央とおなじ21才の若手ホープ ツアー2勝 

昨年のTOTOジャパンクラシックのとき、同組でまわったリン・シュ(中国))と交流を深め、彼女がパリOlympicで銅メダルを獲得したことに刺激を受け、チャレンジを決意。

まとめ

アメリカ女子ツアーへの参戦を求め、今年も山下美夢有・竹田麗央・岩井明愛・千怜姉妹が最終予選に、原英莉花・神谷そらが2次予選にチャレンジします。

国内ツアーで姿を見ることができなくなるのは、少し寂しい気もしますが、世界の強豪を相手にプレーする姿を、テレビで楽しむことができます。

世界の舞台に羽ばたく、彼女らを応援しましょう!

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