2019年から始まった資生堂レディスオープンが、今年からは特別協賛のJALの名も冠して、「資生堂・JALレディスオープン」となり、7月3日よりスタートします。
この大会の概要・放送予定・おもな出場選手・組み合わせなどを、速報とともにお届けします。
大会の概要
大会の名称 資生堂・JALレディスオープン
日程 2025年 7月3日(木)〜7月6日(日)
開催コース 横浜市 戸塚カントリー倶楽部西コース
主催スポンサー (株)資生堂
特別協賛 日本航空(株)
賞金総額 120百万円 優勝賞金 2160万円
前回優勝者 桑木志帆
戸塚カントリー俱楽部西コースについて
戸塚カントリークラブ・西コースは、日本のゴルフ界を代表する名匠、井上誠一が設計を手がけた、歴史あるチャンピオンコースです。
戸塚カントリークラブ・西コースの特徴
- 名匠・井上誠一設計のチャンピオンコース: 日本を代表するゴルフコース設計家である井上誠一氏が設計したコースであり、その戦略性と造形美は高く評価されています。数々のトーナメント開催実績があり、プロからもアマチュアからも尊敬される存在です。
- 雄大な丘陵コース: 丘陵地に位置していますが、大きなアップダウンは少なく、比較的のびのびとショットできるレイアウトです。しかし、フェアウェイのうねりや巧みに配置されたハザードが、ボールのライに変化を与え、プレーヤーに戦略的な判断を促します。
- 高いコースレートと戦略性: 全長は7,261ヤードと長く、コースレートも75.6(西OUT・西IN)と、高い難易度を誇ります。ただ距離が長いだけでなく、松を中心とした林にセパレートされたホールが多く、正確なショットが求められます。特に短い距離のホールでは、バンカー越えのショットが頻繁に要求されます。
- 美しい景観とメンテナンス: 自生の松や桜など約2万本の樹木に囲まれ、四季折々の美しい景観が楽しめます。特に天候が良い日には、アウト・インのスタートホールから富士山を遠望できることもあります。コースメンテナンスは非常に高く評価されており、常にベストな芝生状況でプレーできる点も大きな特徴です。
- 2グリーン制と世界一と称されたグリーン: AグリーンとPグリーンの2グリーン制を採用しており、季節やコンディションによって使用するグリーンが変わります。グリーンのアンジュレーションは非常に豊富で、繊細なタッチと読みが試されます。かつては、往年の名ゴルファー、ゲーリー・プレーヤーが来場した際に「戸塚CCのグリーンは世界一だ」と評価したという逸話も残っています。
- 豪華なクラブハウス: 丹下健三設計のクラブハウスは、その広さと豪華さでも知られています。絵画が飾られた廊下や階段は美術館のようで、プレー後にくつろげるラウンジなども充実しており、優雅なひとときを過ごせる空間が提供されています。
戸塚カントリークラブ・西コースの名物ホール
戸塚カントリークラブ・西コースには、記憶に残る名物ホールがいくつかありますが、特に戦略性と景観の美しさから以下のホールが挙げられます。
- 西コース 5番ホール (Par3)
- 約147ヤードのショートホールで、池越えの名物ホールとして知られています。美しい池が戦略性を高め、正確なティーショットが求められます。
- 西コース 13番ホール (Par5)
- 戸塚カントリークラブの中で最も難しいホールの一つとされています。フェアウェイが左に傾斜しており、ティーショットがラフに入りやすい特徴があります。さらにセカンドショットは傾斜地から打ち上げでグリーンが見えないため、コースマネジメント力が非常に重要になります。
- 西コース 17番ホール (Par4)
- 2024年より距離が延びて(401ヤード)難易度が急上昇したホールです。左右にバンカーが配置されており、ティーショットを安全にバンカーを避けてフェアウェイに置くか、リスクを冒してバンカー超えを狙うか、プレーヤーの戦略が問われます。
これらのホール以外にも、西コースは各ホールに戦略的な要素が散りばめられており、ゴルファーの挑戦意欲を掻き立てる魅力的なコースと言えるでしょう。
放送予定
地上波テレビ テレビ朝日系列24局ネット
7月6日(日) | 13:55~15:20 |
CS放送 CSテレ朝チャンネル
7月3日(木) | 07:00~17:30 |
7月4日(金) | 07:00~17:30 |
7月5日(土) | 07:00~15:00 |
7月6日(日) | 07:00~13:00 19:00~21:00 |
BS放送 BS朝日
7月6日(日) | 15:17~16:20 |

おもな出場選手
おもな出場選手は次のとおり。
青木瀬令奈 穴井詩 阿部未悠 天本ハルカ 稲垣那奈子 内田ことこ 大里桃子 岡山絵里 尾関彩美悠 柏原明日架 金澤志奈 神谷そら 川岸史果 河本結 木村彩子 桑木志帆 小祝さくら 小林光希 佐久間朱莉 櫻井心那 高橋彩華 蛭田みなみ 安田裕香 脇元華 ほか


初日のおもな組み合わせ
初日のおもな組み合わせは次のとおり。
07:50 | out | 佐藤心結 高橋彩華 堀琴音 |
08:00 | out | 菅沼菜々 櫻井心那 青木瀬令奈 |
08:05 | in | 荒木優奈 菅楓華 入谷響 |
12:03 | out | 尾関彩美悠 鶴岡果恋 新垣比菜 |
12::14 | out | 柏原明日架 稲見萌寧 安田裕香 |
12:25 | out | 蛭田みなみ 穴井詩 後藤未有 |
12:36 | out | 小祝さくら 佐久間朱莉 桑木志帆 |
12:09 | in | 政田夢乃 小林光希 河本結 |
予選ラウンドのもよう
初日 5アンダーで首位に立っているのは,吉本ここね・永峰咲希の2選手。
金田久美子が1打差のー4で追いかけており,3打差の7位タイまでに総勢16人と,混戦模様で初日を終えた。
2日目 吉本ここねが2日目を1アンダーでまとめ、トータルー6で首位をキープ。
永峰咲希は1オーバーとして、トータル4アンダーで桑木志帆、ウー・チャイエンとともに、2位タイとなっている。
予選ラウンドを終えて,上位選手の成績は次のとおり。
1 | 吉本ここね | -6 |
2T | 永峰咲希 | -4 |
ウー・チャイエン | ||
桑木志帆 | ||
5 | @倉林紅 | -3 |
6T | 高久みなみ | -2 |
リ・ハナ | ||
木戸愛 | ||
川崎春花 | ||
10T | 蛭田みなみ | -1 |
イ・ナリ | ||
サイ・ペイイン | ||
金田久美子 | ||
ペ・ソンウ | ||
金澤志奈 | ||
菅沼菜々 | ||
菅楓華 | ||
入谷響 |
決勝ラウンド3日目
3日目、木戸愛と永峰咲希がー7で首位にならんだ。
佐久間、吉本、ウー・チャイエンらが、2打差の3位タイで追う展開に。
3日目を終えて、上位選手の結果は次のとおり。
1T | 木戸愛 | |
永峰咲希 | ||
3T | ウー・エイチャン | |
吉本ここね | ||
佐久間朱莉 | ||
6T | ぺ・ソンウ | |
サイ・ペイイン | ||
8T | @廣吉優梨菜 | |
菅楓華 | ||
金澤志奈 | ||
蛭田みな美 | ||
川崎春花 |
永峰咲希が優勝!
最終日、18番を終えて、木戸愛、永峰咲希が9アンダーで首位タイに。
プレーオフ、3ホール目で永峰が5年ぶり3度目の優勝をとげた。
前半、首位を走っていた金澤志奈は、佐久間朱莉とともに3位タイ。
最終日を終えて、上位選手の結果は次のとおり。
優勝 | 永峰咲希 | -9 |
2 | 木戸愛 | -9 |
3T | 佐久間朱莉 | -8 |
金澤志奈 | ||
5T | 荒木優奈 | -7 |
工藤遥加 | ||
7T | 小祝さくら | -5 |
サイ・ペイイン | ||
9T | ウー・チャイエン | -4 |
蛭田みな美 |




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