7月下旬,真夏のシーズンに北海道・石狩市の札幌ベイゴルフ俱楽部でおこなわれる「倉本昌弘招待・イーグルカップ」。今年で2回目の開催となります。
7月25日~26日の二日間のトーナメントのもようを,速報とともにお届けします。

大会の概要
大会の名称 PGAシニアツアー 倉本昌弘 INVITATIONAL EAGLE CUP シニアオープン・チャリティトーナメント
日程 2025年 7月25日(金)~7月26日(土)
開催コース 北海道 札幌ベイゴルフ俱楽部
主催スポンサー (株)正栄プロジェクト HD THE EAGLE GOLF
賞金総額 30百万円 優勝賞金 540万円
前年度優勝者 宮本勝昌
開催コースについて
大会の会場,札幌ベイゴルフ倶楽部は、北海道石狩市に位置する、ピート・ダイ設計の本格的なトーナメントコースです。
札幌ベイゴルフ倶楽部の特徴
- 水面が全体の2割近くを占める設計: 石狩川の河口に広がる地形を活かし、全体のコース用地の約2割を水面が占めるユニークな設計が特徴です。大胆な池越えは少ないものの、ウォーターハザードがプレーヤーに精神的なプレッシャーを与えます。
- フラットな地形と巧妙なハザード: スコットランドの名門コースのようにフラットな地形でありながら、ゆるやかなうねりやマウンド、そして巧みに配置された池やバンカーが戦略性を高めています。
- 風の影響: 石狩の地形柄、風が強く吹くことが多く、これがコースの難易度をさらに上げています。風向きや強さを考慮したクラブ選択が重要になります。
- ピート・ダイの思想: 「スコットランドの名門コースの趣きに似ている」とピート・ダイ自身が絶賛するほど、オールド・スコティッシュな思想を元に、審美性と戦略性を融合させたコースデザインとなっています。
- キャディ付きのラウンド: 全組キャディ付きで、歩いてのラウンドが基本です。
- 充実した施設: 250ヤードの練習場(15打席)、パッティンググリーン、アプローチ練習場、レストラン、お風呂(サウナ完備)、コンペルームなどが揃っています。
札幌ベイゴルフ倶楽部の名物ホール
特に名物として挙げられるのは以下のホールです。
- 18番ホール(最終ホール): トーナメントでも数々のドラマを演出してきたフィニッシングホールです。フェアウェイ左サイドに池、さらにその奥にグリーン右サイドにかけて池があり、クラブハウスが正面に見える美しいホールです。ピンがグリーン右いっぱいに切られている場合は、多少の池越えも楽しめます。
その他、コース案内で特徴が紹介されているホールもあります。
- 2番ホール: バンカーが一つもないミドルホール。ティーショットは左右に池があるが、右マウンドの裏はブラインドになっているため注意が必要です。
- 6番ホール: 距離は長くないショートホールですが、右サイドの池と左サイドのOBで狭く感じられます。グリーンは右サイドが低く横に2段になっているため要注意です。
- 15番ホール: 比較的距離の短いミドルホール。風向きがフォローの場合、ロングヒッターは大胆に右のクロスバンカー越えを狙うこともできます。
- 16番ホール: 比較的距離もあり、グリーン両サイドをバンカーでガードされ、縦長のグリーンで難易度の高いショートホールです。
札幌ベイゴルフ倶楽部は、風や水面、巧妙なハザードによって戦略性が高く、挑戦しがいのあるコースとして知られています。

おもな出場選手
おもな出場選手は次のとおり。
倉本昌弘 宮本勝昌 崔虎星 兼本貴司 伊澤利光 横尾要 増田伸洋 平塚哲二 塚田好宜 すし石垣 ほか
初日のもよう
初日,首位に立っているのは8アンダー・64でまわった,宮本勝昌・太田祐一の2選手。
3位タイには,6アンダーの手嶋多一・兼本貴司がならんでいる。
田中秀道が5位タイ。細川和彦らが7位タイに付けている。
初日の上位選手の成績は次のとおり。
1T | 宮本勝昌 | -8 |
太田祐一 | ||
3T | 手嶋多一 | -6 |
兼本貴司 | ||
5T | 海老根文博 | -5 |
田中秀道 | ||
7T | 小久保晃一 | -4 |
今野康晴 | ||
沢田尚 | ||
細川和彦 |
宮本勝昌優勝!
宮本勝昌は、2日目を4アンダーでまとめ、トータルー12として優勝。大会連覇を果たした。
1打差の2位には、50才シニア新人の海老根文博が。
細川和彦・手嶋多一・太田祐一が3位タイで大会を終えました。





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