第55回バンテリン東海クラシックは、10月2日から4日間、愛知県・三好カントリー倶楽部西コースで開催されます。
今回は、この歴史のある大会の、概要・コース案内・放送予定・出場選手と初日のおもな組み合わせなどを,速報とともにお届けします。
バンテリン東海クラシックの概要
開催回数 第55回
日程 2025年10月2日(木)~10月5日(日)
会場 愛知県 三好カントリー倶楽部・西コース
主催 東海テレビ放送 東海ラジオ放送 興和(バンテリン)
協賛 トヨタ自動車ほか
賞金総額 110百万円 優勝賞金 22百万円
前回優勝者 幡地隆寛

予選ラウンド終了時
60位タイ以上が決勝ラウンドへ
コース案内
愛知県みよし市にある三好カントリー倶楽部 西コースについて、歴史、コース概要、そして特徴をまとめました。
歴史
- 開場: 1961年(昭和36年)5月21日、ジョセフ・E・クレーンによって設計され開場。
- 名門への道のり: 開場からわずか4年後の1965年には「第30回日本オープンゴルフ選手権競技大会」を開催するなど、短期間で名門コースとしての地位を確立しました。
- 数々のトーナメント開催: 「日本オープンゴルフ選手権競技大会」の他にも、1967年に「日本プロゴルフ選手権大会」、1998年に「日本女子オープンゴルフ選手権競技大会」など、数多くのメジャートーナメントの舞台となっています。
- 東海クラシック: 1970年からは男子ゴルフトーナメントの「東海クラシック」(現:バンテリン東海クラシック)の開催コースとして知られており、1983年からは西コースで定着して開催されています。
コースの概要
- コースタイプ: 林間コース。
- 設計者: ジョセフ・E・クレーン
- ホール数: 18ホール、パー72。
- 全長: 7,335ヤード(バックティー)。
- コースレート: 76.7(バックティー)。
- ラウンドスタイル: 全組キャディ付きで、歩きでのラウンドが基本となります。
特徴
- 戦略性の高い丘陵コース: 丘陵地に造成されており、広々としたゆったりとした起伏が随所にあります。
- 豪快なショットが楽しめる: 松林でセパレートされたコースは、点在する池が戦略性を高めており、大胆なショットが要求されます。プロからビギナーまで楽しめる豪快さが特徴です。
- 難易度の高いグリーン: 砲台グリーンが多く、グリーン手前で落ちてしまうことが多いため、正確なアプローチが求められます。また、グリーンは硬く締まっており、ボールを止めるのが難しいとされています。
- 名物ホール:
- 16番ホール(パー3): 「このホールが終わらないと勝負は決まらない」と言われる名物ホール。縦長で強い砲台グリーンは、右がバンカーと崖になっており、非常に難易度が高いです。
- 18番ホール(パー4): 緩やかな打ち上げのストレートなホールで、右の池がプレッシャーとなります。ティーショットで距離が出ないと、セカンドショットが長くなるため、最後まで気が抜けないホールです。
放送予定
地上波 フジテレビ系列全国ネット
10月5日(日) 16:05~17:35 (録画)


初日のおもな組み合わせ
初日の、注目の組み合わせは次のとおり。
08:20 | out | 鈴木晃祐 嘉数光倫 木下稜介 |
08:40 | out | 岡田晃平 吉田泰基 岩田寛 |
08:30 | in | 堀川未来夢 古川龍之介 蝉川泰果 |
08:40 | in | 宗永漢 大堀勇次郎 岩崎亜久竜 |
08:50 | in | 稲森佑貴 加藤金次郎 今平周吾 |
09:00 | in | 金子駆大 生源寺龍憲 小斉平優和 |
09:10 | in | 松山茉央 河本力 幡地隆寛 |
09:20 | in | 米澤蓮 杉原大河 杉浦悠太 |
09:30 | in | 石川遼 桂川有人 星野陸也 |
09:40 | in | 小平智 谷原秀人 勝俣陵 |
10:00 | in | 鈴木新一 清水大成 大槻智春 |
予選ラウンドのもよう
初日 首位に立ったのは,5アンダーの出水田大二郎・小斉平優和の二人。1打差・3位タイには,嘉数光倫・佐藤大平・岡田晃平・下家秀琉・T.ペク・星野陸也・宇喜多飛翔・J.デロスサントス・小木曾喬・岡田紘希・内藤寛太郎の11選手。さらに1打差・3アンダーには12人と,まさに団子と言うか混戦状態となっている。
決勝ラウンド3日目
決勝ラウンド3日目,首位に立ったのはトータル10アンダーで今平周吾と下家秀琉の二人。
1打差・ー9の3位タイに安森一貴・宋永漢・岡田晃平・吉田泰基の4選手が。
下家秀琉初優勝!
最終日は首位でスタートした下家選手に,17番で見事なバーディを決めた安森一貴が1打差に詰め寄る展開となり,最終ホールを無事に切り抜けた下家がうれしい初優勝をかざった。
3番手には,同組でまわったベテラン・今平周吾。4位タイには蝉川泰果・細野勇策が。
最終日を終えて,上位選手の順位は次のとおり。
優勝 | 下家秀琉 | -17 |
2 | 安森一貴 | -16 |
3 | 今平周吾 | -14 |
4T | 蝉川泰果 | -11 |
細野勇策 | ||
6T | イ・サンヒ | -10 |
石坂友宏 | ||
大槻智春 | ||
星野陸也 | ||
小斉平優和 |








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