文芸小説– category –
洋の東西の文芸小説全般
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おすすめの良書「悪童日記」<あなたの忘れられない一冊に>
良書の定義を単純に考えるとき、良い映画をもう一度観たいというのと同じく、「もう一度、読みたい」と言う気持ちの昂(たかぶ)りが生じるかどうか、ではないかなと思います。 そういう気持ちが,心の底から湧いてくる一冊が、この人生のバイブル的書物の... -
「悪童日記・ふたりの証拠・第三の嘘」アゴタ・クリストフ衝撃の3部作
ネタバレはしません 「悪童日記」に続く,アゴタ・クリストフの第2作目「ふたりの証拠」。そして3作目の「第三の嘘」。 この3部作は,ストーリーとして一貫性があるわけでなく,虚実を織り合わせた構成というか,出てくる登場人物は作品ごとにシチュエ... -
シニアにおすすめの良書「オリーヴ・キタリッジ、ふたたび」
2008年に発表された、米国の女流作家、エリザベス・ストラウトのベストセラー「オリーブ・キタリッジの生活」から11年。2019年にその続編とも言うべき「オリーブ・キタリッジ、ふたたび」(原題: OLIVE AGAIN」が出版されました。 前作はオリ... -
あなたにおすすめの心が温まる本 小川糸著 「ライオンのおやつ」
瀬戸内海に浮かぶ小さな島「レモン島🍋」に在る、ホスピスの名前は「ライオンの家」🦁この名前はホスピス「ライオンの家」を運営する、素晴らしい理念を持つ初老の女性「マドンナ」が、この園を終の住処と定めた人々に「ライオンは百獣の王... -
シニアにおすすめの良書「オリーヴ・キタリッジの生活」
作者 エリザベス-ストラウトはWASPの末裔 1956年生まれ メイン州ポートランド出身作家生活をしながら、ニューヨークに長く在住しています。作家としてのデビューは遅く、初めての長編小説は1998年発表の「エイミーとイザベル」2008年発表の...
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