全米男子プロゴルフツアー・PGAツアーの5月から7月の全日程を、航空写真付きのコース紹介とともにお届けします。
5月の全日程
| 日程 大会名 | 開催コース | 賞金総額 前回優勝者 |
| 5/7~5/10 ONEフライトマートルビーチクラシック | サウスカロライナ州 デューンズゴルフ&ビーチクラブ | 400万ドル Ry.フォックス |
| 5/7~5/10 トゥルーイスト選手権 | ノースカロライナ州 クエイルホロークラブ | 2000万ドル セップ・ストラカ |
| 5/14~5/17 全米プロ選手権 | ペンシルバニア州 アロニミンクGC | 1850万ドル スコッティ・シェフラー |
| 5/21~5/24 ザ・CJカップ バイロンネルソン | テキサス州 TPCクレイグランチ | 950万ドル スコッティ・シェフラー |
| 5/28~5/31 チャールズシュワブチャレンジ | テキサス州 コロニアルCC | 910万ドル ベン・グリフィン |
サウスカロライナ州・デューンズゴルフ&ビーチクラブ
ロバート・トレント・ジョーンズによる設計で、大西洋を望む美しい景観が魅力です。名物13番(通称「ウォータールー」)は、巨大な湖を回り込むように配置された池越えのロングホールで、戦略性とスリルを兼ね備えています。
ノースカロライナ州・クエイルホロークラブ
PGAツアー「ウェルズ・ファーゴ選手権」、そして昨年からはスポンサー交代で「トゥルーイスト選手権」となった大会の舞台として知られる重厚な林間コースです。上がり3ホールは「グリーン・マイル」と呼ばれ、ツアー屈指の難易度を誇ります。2025年全米プロゴルフ選手権の開催地でもあります。
ペンシルバニア州・アロニミンクGC
ドナルド・ロス設計の傑作をギル・ハンスが復元した、歴史ある名門校です。広大なバンカーと起伏の激しいグリーンが特徴で、プレーヤーには高い精度が求められます。全米プロなどメジャー大会も開催される戦略的なレイアウトです。
テキサス州・TPCクレイグランチ
トム・ワイスコフ設計の、広々としたフェアウェイとクリーク(小川)が絡む現代的なコースです。「CJカップ・バイロン・ネルソン」の会場であり、テキサス特有の風と速いグリーンがスコアメイクの鍵を握ります。
テキサス州・コロニアルCC
「ホーガンの路」として親しまれる、伝統あるクラシックコースです。狭いフェアウェイを木々が囲み、ドッグレッグが多いのが特徴。ショットメーカーが有利とされる、アメリカの伝統を象徴するコースの一つです。
6月の全日程
| 日程 大会名 | 開催コース | 賞金総額 前回優勝者 |
| 6/4~6/7 ザ・メモリアルトーナメント | オハイオ州 ミュアフィールドビレッジGC | 2000万ドル スコッティ・シェフラー |
| 6/11~6/14 RBCカナディアンオープン | カナダ TPCトロント | 940万ドル Ry.フォックス |
| 6/18~6/21 全米オープン | ニューヨーク州 シネコックヒルズGC | 2150万ドル J.J.スポーン |
| 6/25~6/28 トラベラーズ選手権 | コネチカット州 TPCリバーハイランズ | 2000万ドル K.ブラッドリー |
オハイオ州・ミュアフィールドビレッジ
ジャック・ニクラスが故郷に設計した「帝王の夢」が詰まった傑作です。毎年「ザ・メモリアルトーナメント」が開催され、ニクラス自身の監修により常に完璧なコンディションが保たれています。池が絡むホールが多く、全米オープン並みの難易度と美しさを兼ね備えた、戦略性の高い林間コースです。
カナダ・TPCトロント
2026年の「RBCカナディアンオープン」の舞台として注目を集めるコースです。広大な敷地に「ノース」「フートヒルズ」「ヘルスランド」の3コースがあり、それぞれ異なる趣を楽しめます。特にノースコースは、起伏に富んだ地形を活かしたプロ仕様の難関設計で、カナダを代表するパブリックコースの名門です。
ニューヨーク州・シネコックヒルズGC
1891年創立、アメリカ最古のゴルフ場の一つであり、2026年全米オープンの開催地です。リンクス風の景観を持ち、大西洋からの強い海風が最大の特徴。全米オープン開催時には「忍耐のテスト」と称されるほど過酷なラフと高速グリーンに仕上がり、世界最高峰のショット精度が試されます。
コネチカット州・TPCリバーハイランズ
ピート・ダイ設計による、「トラベラーズ選手権」でお馴染みのコースです。全長は短めですが、視覚的なプレッシャーと池の配置が巧みです。特に15番から17番の池を囲むホールは、劇的なドラマが生まれることから「エキサイティングな終盤」としてファンに人気があり、バーディ合戦が期待できるレイアウトです。
7月の全日程
| 日程 大会名 | 開催コース | 賞金総額 前回優勝者 |
| 7/2~7/5 ジョンディアクラシック | イリノイ州 TPCディアラン | 780万ドル Br.キャンベル |
| 7/9~9/12 ジェネシススコットランドオープン | スコットランド ザ・ルネサンスクラブ | 900万ドル C.ゴッタラップ |
| 7/9~7/12 ISCO選手権 | ケンタッキー州 ハーストボーンCC | 400万ドル W.モウ |
| 7/16~7/19 全英オープン | 英国 ロイヤルバークデールGC | 1700万ドル スコッティ・シェフラー |
| 7/16~7/19 コラレスプンタカナ選手権 | ドミニカ共和国 プンタカナリゾートクラブ | 400万ドル G.ヒーゴ |
| 7/23~7/26 3Mオープン | ミネソタ州 TPCツインシティーズ | 830万ドル K.キタヤマ |
| 7/30~8/2 ロケットクラシック | ミシガン州 デトロイトGC | 920万ドル A.ポットギーター |
イリノイ州・TPCディアラン
「ジョン・ディア・クラシック」の舞台として知られ、ロック川沿いに広がる風光明媚なコースです。起伏に富んだ地形を活かしたレイアウトが特徴。バーディ合戦になりやすい一方で、深い森と戦略的に配置されたバンカーがミスを許しません。
スコットランド・ザルネサンスクラブ
トム・ドーク設計のモダンなリンクスコースで、近年「スコットランドオープン」の会場として定着しています。伝統的なリンクスの要素に、海を望む崖沿いのホールなど現代的な視覚美が融合。天候(風)が最大の難敵となる、本格的なリンクステストが楽しめます。
ケンタッキー州・ハーストボーンCC
アーサー・ヒルズ設計による、ケンタッキー州屈指の名門プライベートコースです。2025年には「ISCO選手権」も開催されました。緑豊かな林間コースで、特にゾイシア芝(日本でいうシバ)を用いたフェアウェイの美しさと、巧みに配置された水絡みのホールが戦略性を高めています。
英国・ロイヤルバークデールGC
イングランドを代表するリンクスで、2026年全米オープン(The Open)の開催地です。巨大な砂丘の間にホールが縫うように配置され、他のリンクスに比べフェアウェイがフラットで見通しが良いのが特徴。しかし、海風と深いポッドバンカーが、世界最高峰の技を要求します。
ドミニカ共和国・プンタカナリゾート・コラレスGC
トム・ファジオ設計による、カリブ海を望む絶景のシーサイドコースです。最大の見どころは「デビルズ・エルボー(悪魔のひじ)」と呼ばれる終盤3ホール。特に18番は、入り江を越える大胆なショットが求められる、世界で最もフォトジェニックな締めくくりの一つです。
ミネソタ州・TPCツインシティーズ
アーノルド・パーマー設計(トム・リーマン監修)の、「3Mオープン」でお馴染みのコースです。かつての芝農場跡地に造られたため、非常にフラットで見通しが良いですが、多くの池が絡みます。プロの試合では高いグリーン的中率と、爆発的なスコアが求められるレイアウトです。
ミシガン州・デトロイトGC
伝説的設計家ドナルド・ロスによる、100年以上の歴史を持つクラシックコースです。「ロケット・モーゲージ・クラシック」の舞台。全体的にフラットですが、ロスの特徴である「受けグリーン」や、緻密なアンジュレーションが施された高速グリーンが、ショットメーカーたちの腕を試します。


コメント