ISPS Handa全英シニアオープン 藤田寛之ほか日本選手は 開催コース・放送予定

ISPS HANDA(国際スポーツ振興協会)が冠スポンサーとなる,海外における2つのプロゴルフの大会,「スコットランド女子オープン」と「全英シニアオープン」が,同じ7月24日からイギリスの,女子オープンはスコットランド,全英シニアオープンはイングランド・ロンドンの西郊で開催されます。

今回は,「ISPS Handa 全英シニアオープン」の概要・藤田寛之ほか日本選手の活躍などを,速報とともにお届けします。

目次

大会の概要

大会の名称 ISPS Handa 全英シニアオープン

日程 2025年 7月24日(木)~7月27日(日)

開催コース イングランド サニングデールゴルフクラブ オールドコース

賞金総額 285万ドル  優勝賞金 44万7800ドル

前年度優勝者 崔京周

開催コースの特徴

イングランドのサニングデールゴルフクラブ・オールドコースは、世界でも有数のヒースランドコースとして知られています。その特徴と名物ホールは以下の通りです。

サニングデールゴルフクラブ・オールドコースの特徴

  • ヒースランドの景観: コースはヒース、ゴース(ハリエニシダ)、松の木に囲まれ、内陸にありながらリンクスのような引き締まった地面と速いコンディションが特徴です。季節によってはヒースが錆びたような茶色や紫色に染まり、美しい景観を作り出します。
  • ウィリー・パークJr.設計: 1901年にオープンしたウィリー・パークJr.(全英オープン2度優勝者)によって設計されました。後にハリー・コルトによって一部変更が加えられています。
  • 戦略的なレイアウト: 自然の地形を活かした戦略的なレイアウトが特徴で、フェアウェイは広いものの、微妙なアンジュレーション(起伏)があり、プレーヤーの技術が試されます。クロスバンカーやディッチ(溝)、ヒースのバンクなどが巧みに配置されています。
  • 歴史と伝統: 長い歴史と伝統があり、全英オープン予選、ウォーカーカップ、シニアオープンなど、数多くのプロ・アマチュアの重要なイベントが開催されてきました。ボビー・ジョーンズが1926年の全英オープン予選で「完璧なラウンド」と称された66を記録した場所としても有名です。
  • 優れたパー4: 特にパー4のホールが傑出しており、短くリスクとリターンのあるホールから、ほぼパー5に近い長いホールまで、多様な挑戦を提供します。
  • バンカーとヒース: フェアウェイやグリーンを外すと、バンカーやヒースが待ち構えており、ペナルティは大きいです。
  • マンメイドのウォーターハザード: 5番ホールには、英国で最初の人工ウォーターハザードが設けられたと言われています。

名物ホール

サニングデール・オールドコースには、記憶に残る名物ホールがいくつかあります。

  • 5番ホール(パー4、約419ヤード): オールドコースのパー4の質の高さを示す好例です。ティーショットは、右にあるバンカーとウォーターハザード、左の木々に注意が必要です。夏場の硬いコンディションでは、ロングヒッターは池の手前に刻むことが求められることもあります。グリーンは小さく、よく守られています。
  • 18番ホール(パー4、約399ヤード): 厳しい上がりホールとして知られています。フェアウェイは思ったよりも狭く、多数のバンカーとヒースがショットをより難しくします。クラブハウスと有名なオークの木を背景に、グリーンは角度がついており、しっかりとガードされています。
  • 12番ホール(パー4、約451ヤード): フェアウェイ両サイドのバンカー間の正確なティーショットが求められる、非常に挑戦的なホールです。セカンドショットは上りのグリーンに向かって打たれ、手前には偽のフロントがあり、多くのゴルファーを驚かせます。
  • 15番ホール(パー3、約239ヤード): オールドコースで最長かつ最も素晴らしいショートホールの1つとされています。グリーンは広く、4つのバンカーに厳重に守られています。

サニングデール・オールドコースは、その美しい景観、戦略的なレイアウト、そして歴史によって、世界中のゴルファーにとって憧れのコースの一つとなっています。

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