全英女子オープンの前哨戦、スコットランド女子オープンが、7月23日から開催されます。
会場は昨年と同じく、スコットランドの都市グラスゴーの南西部にあるダンドナルド・リンクス。
スコットランドのリンクス特有の気候の下で行われる大会の,概要・コース紹介・天気予報・出場選手・初日のペアリングなどを、速報とともにお届けします。

大会の概要
大会の名称 ISPS Handa スコティッシュ女子オープン
日程 2026年 7月23日(木)~7月26日(日)
開催コース スコットランド ダンドナルド・リンクス
主催スポンサー ISPS Handa(国際スポーツ振興協会)
賞金総額 200万ドル 優勝賞金 30万ドル
前年度優勝者 ロッティ・ウォード
「ダンドナルド・リンクス」について
今大会の会場,スコットランドのダンドナルド・リンクスコースは、その特徴と挑戦的なホールで知られています。
コースの特徴
- モダン・リンクスコース: 伝統的なリンクスコースの要素を持ちながらも、現代的な設計が施されています。
- 起伏のあるフェアウェイとグリーン: フェアウェイはうねりがあり、グリーンも微妙な傾斜やアンジュレーションが多く、パッティングの難易度が高いです。
- 深いラフとバンカー: 深いラフや、適所に配置されたポットバンカーが特徴的で、正確なショットが求められます。特に、ティーショットでは260ヤード先にポットバンカーが配され、タイトなフェアウェイの左右は深いラフでガードされています。
- 海からの風: 海沿いのコースではありませんが、コースの一部から海がかすかに見え、海からの強い風が常に影響を与え、難易度を高めます。
- 戦略性: コース全体が戦略的に設計されており、安易なミスは許されません。様々なクラブを使いこなす能力が試されます。
- 自然との融合: カイル・フィリップスによって設計され、自然の地形を最大限に活かしたレイアウトが特徴です。砂丘やバーン(クリーク)などの自然のハザードが随所に配置されています。
- 景観: コースからはクライド湾やアラン島の素晴らしい景色を眺めることができます。特にバックナインは壮観な景色が広がります。
- アクセシビリティ: ヤーデージは6,415ヤードから7,300ヤードまで幅広く設定されており、あらゆるレベルのゴルファーが楽しめるようになっています。
名物ホール
ダンドナルド・リンクスには特に印象的なホールがいくつかあります。
- 11番ホール(パー3、約120ヤード):
- このコースで最も短いホールですが、最も記憶に残るホールの1つです。
- グリーン手前には3つの深いバンカーが待ち構えており、正確なショットが要求されます。
- さらに、グリーンの裏には「Cauldron(大鍋)バンカー」と呼ばれる隠れたバンカーがあり、ティーからは見えないにもかかわらず、入ってしまうと脱出が非常に困難なことで悪名高いです。このバンカーはゴルフ界でも「最も厄介なバンカー」の一つとして知られています。
- 近くにあるロイヤル・トゥルーンGCの「ポステージスタンプ」と呼ばれるパー3ホールを意識しているとも言われています。
- 3番ホール(パー5、約540ヤード):
- やや右ドッグレッグのロングホールです。
- ティーショットでは右にバーン(クリーク)が走り、フェアウェイがタイトです。280ヤード先には大きなフェアウェイバンカーがあり、その手前に刻むのが安全策となります。
- セカンドショットでは、グリーン手前70~100ヤードでバーンが斜めに横切り、越えるか刻むかの判断が迫られます。
- 13番ホール(パー4、約410ヤード):
- 鉄道線路に沿って伸びる景色の良いパー4です。
- フェアウェイを捉えることが不可欠で、左には線路、右には深いラフが広がります。
- うねるフェアウェイの先には、グリーン手前を横切るバーンが隠れており、不正確なショットはバーンに捕まる可能性があります。
ダンドナルド・リンクスは、スコットランドのゴルフ海岸にある名門コース群の中でも、比較的新しいながらも高い評価を得ている「必プレー」のリンクスコースとして注目されています。
放送予定
インターネット配信 U-NEXT 独占配信
初日の組み合わせ
初日、日本人選手の組み合わせ・スタート時間は次のとおり。
| 16:25 | out | キム・ヒョージュ C.アレクサンダー 岩井明愛 |
| 17:09 | out | 畑岡奈紗 A.ウタマ A.ドハティ |
| 17:09 | in | A.ヒュラー 竹田麗央 T.チェーングラブ |
| 20:41 | in | J.L.ラミレス 原英莉花 H.スクリーン |
| 21:03 | in | 古江彩佳 ジュ・スビン キム・セヨン |
| 21:14 | in | ユン・イナ S.タン 山下美夢有 |
| 21:58 | in | 勝みなみ イ・ソミ L.コフリン |
| 22:20 | in | 上原彩子 コ・ジンヨン L.ペターソン |
| 22:31 | in | C.ウィリアムズ 吉田優利 J.E.シャドフ |
初日の日本勢
初日、日本勢でトップに立ったのは2アンダー・5位タイの原英莉花と山下美夢有。
岩井千怜がイーブンパー・14位タイで続いている。
首位に立っているのは、6アンダーでL.コフリンとジェニー・シン。
初日を終えて、日本人選手の順位は次のとおり。
| 5T | 原英莉花 | -2 |
| 山下美夢有 | ||
| 14T | 岩井千怜 | E |
| 33T | 畑岡奈紗 | +2 |
| 55T | 竹田麗央 | +4 |
| 上原彩子 | ||
| 88T | 岩井明愛 | +6 |
| 古江彩佳 | ||
| 116T | 勝みなみ | +8 |
| 130T | 吉田優利 | +10 |
2日目原英莉花4位タイに
予選ラウンド2日目、5位タイからスタートした原英莉花はこの日も2アンダーと健闘し、トータルー4・4位タイに浮上した。
山下美夢有は2オーバーで11位タイに後退。岩井千怜も2オーバーで23位タイとなっている。
首位に立っているのは、ジェニー・シン(韓)。2日目も5アンダーとこの日のベストスコアでまわり、トータルー11として、2位のヘンゼライトに5打差をつけている。
予選ラウンドを終えて、日本人選手の順位は次のとおり。
| 4T | 原英莉花 | -4 |
| 11T | 山下美夢有 | E |
| 23T | 岩井千怜 | +2 |
| 畑岡奈紗 | ||
| 41T | 岩井明愛 | +4 |
| 58T | 竹田麗央 | +6 |
| cut | 勝みなみ | +7 |
| 古江彩佳 | +10 | |
| 上原彩子 | ||
| 吉田優利 | +12 |
3日目 原英莉花3位タイ
3日目、4位タイからスタートした原英莉花は、この日も1アンダーと健闘し、トータルー5でドイツのヘンゼライトとならび3位タイに浮上した。
初日から首位をキープするジェニー・シンが、3日目も1アンダー、通算ー12と2位のP.アナルルカルン(タイ)に5打差としている。
山下美夢有も2アンダーとし、通算ー2で6位タイに浮上してきた。
3日目を終えて、決勝ラウンドに進んだ6選手の順位は次のとおり。
| 3T | 原英莉花 | -5 |
| 6T | 山下美夢有 | -2 |
| 11T | 岩井明愛 | +1 |
| 29T | 岩井千怜 | +5 |
| 44T | 畑岡奈紗 | +7 |
| 65 | 竹田麗央 | +18 |
最終日 山下美夢有5位タイへ
最終日、原英莉花は4オーバーと崩れて8位タイに後退したが、山下美夢有が1アンダーと健闘し、順位を一つ上げて5位タイで大会を終えた。
優勝は初日から首位を守って完全優勝となったジェニー・シン選手。この日は3オーバーとなったが、前日までの貯金が功を奏し、最終日を4アンダーと急追するキム・アリムを振り切って、栄冠を手中におさめた。
大会を終えて、日本人選手の順位は次のとおり。
| 5T | 山下美夢有 | -3 |
| 8T | 原英莉花 | -1 |
| 11T | 岩井明愛 | E |
| 31T | 岩井千怜 | +6 |
| 54T | 畑岡奈紗 | +12 |
| 65 | 竹田麗央 | +22 |





コメント