ミシシッピ州で秋季に毎年開催される、フェデックス・フォール8試合の第2弾、サンダーソン・ファームズ選手権。
今年で最終回となる予定の,ミシシッピ州の冠スポンサー「サンダース・ファームズ」主催の大会の,放送予定・出場選手・組み合わせ,コース紹介などを速報とともにお届けします。
サンダーソン・ファームズ選手権の概要
日程 2025年10月2日(木)~10月5日(日)
会場 ミシシッピ州 ザ・カントリークラブ・オブ・ジャクソン
スポンサー サンダース・ファームズ ミシシッピ州の大手養鶏会社
サンダーソンファームズ(Sanderson Farms)は、アメリカの大手鶏肉生産会社であり、主に鶏の飼育、加工、販売を行っています。1970年に設立され、ミシシッピ州に本社を置いています。サンダーソンファームズは、全米で鶏肉の生産と供給を行い、質の高い鶏肉を提供することに注力しています。
同社は、持続可能な農業と動物福祉に対する取り組みも行っており、顧客や消費者に対して品質と安全性の高い製品を提供することを目指しています。また、地域社会への貢献や、環境保護にも力を入れている企業です。
賞金総額 600万ドル
前回優勝者 ケビン・ユ(台湾)
開催コースについて
ミシシッピ州にあるザ・カントリークラブ・オブ・ジャクソンについて,歴史、コースの概要、特徴をまとめました。
歴史
- 創設と移転: 1914年にジャクソン市中心部から5マイル西のクリントン・ブルバードに設立されました。当時は街から遠かったため、車を持たない人々のために交通手段も提供していたそうです。
- 現在の場所へ: 1958年に、現在の場所である郡境道路(County Line Road)とオールド・カントン(Old Canton)の角にある約400エーカーの敷地を購入し、1963年に現在のクラブハウスがオープンしました。
- コース改修: 2008年に著名なゴルフコース設計家であるジョン・ファウトが、チャンピオンシップコースの18ホール(ドッグウッドとアザレア)を再設計しました。彼は、ドナルド・ロスのようなクラシックなパークランドスタイルのレイアウトを取り入れました。
- PGAツアー開催地: 2014年からは、PGAツアーの「サンダーソンファームズ選手権」の開催地となっています。このクラブは、この大会の100周年を記念して初めてトーナメントを主催しました。
コースの概要
- ホール数: 27ホールあります。
- 構成: 「ドッグウッド」、「アザレア」、「サイプレス」という3つの9ホールコースで構成されています。
- チャンピオンシップコース: PGAツアーのサンダーソンファームズ選手権は、ドッグウッドとアザレアの9ホールを組み合わせて開催されます。
- ヤーデージ: チャンピオンシップコースの全長は約7,400ヤードで、パー72です。
特徴
- フラットな地形と戦略性: コースの地形は比較的平坦ですが、ジョン・ファウトによる再設計により、フェアウェイを見つけ、正しい場所にグリーンを狙うという戦略性が重要になっています。
- グリーン: グリーンのサイズは平均的(約6,200平方フィート)ですが、再設計により、トリッキーで戦略的なパッティングが求められます。
- チャレンジングなホール: 比較的フラットな地形にもかかわらず、一部のホールは非常に挑戦的です。例えば、パー4のドッグウッド6番ホールは、コース内で最も難しいホールの1つとされています。
- ウォーターハザード: 5つのホールで水が絡んできます。
- フェアウェイとラフ: フェアウェイはバミューダグラスで、ラフはバミューダグラスとゾイシアグラスが使用されています。
- 幅広いプレーヤー向け: 3つの9ホールコースがあるため、上級者だけでなく、ジュニアや初心者向けのティーボックスも用意されており、幅広いレベルのゴルファーに対応しています。
放送予定(日本時間)
CSゴルフネットワークで生中継
10月3日(金) | 05:00~08:00 |
10月4日(土) | 05:00~07:00 |
10月5日(日) | 05:00~07:00 |
10月6日(月) | 04:30~07:30 最大延長~09:30 |

初日の日本選手の組み合わせ
初日,日本人選手三人のスタート・組み合わせは次のとおり。(日本時間)
22:55 | in | カイ・ミークス T.ロゼンミュラー 大西魁人 |
03:07 | out | J.ダフナー 久常涼 ダニーウォーカー |
03:29 | in | A.ロズネル M.L.サッソ 金谷拓実 |
初日 久常・金谷が善戦
初日、久常涼と金谷拓実はともに4アンダー・13位タイと健闘している。
大西魁斗は、1オーバー・105位タイと出遅れた。
久常涼・金谷拓実16位タイに
2日目、久常涼と金谷拓実はともに4アンダー、トータルー7・16位タイで予選を通過した。
大西魁斗は、トータルー3で惜しくも予選カットとなった。
首位は13アンダーで、南アのギャリック・ヒゴ。金谷、久常両選手が6打差で決勝ラウンドに進みます。
3日目金谷拓実14位タイ
決勝ラウンド3日目,金谷拓実が4アンダーとし,トータルー11で14位タイに浮上。久常涼も3アンダー・23位タイとなっている。
首位は,前日に続いてギャリック・ヒーゴ。3日目も5アンダーと伸ばしトータルー18に。
ベテランのマット・クーチャーが14アンダーで5位タイ,トム・キム,マックス・ホーマが8位タイとトップ10に浮上してきた。
最終日の結果
最終日,金谷拓実は1アンダー,21位タイで終了。久常涼はこの日を⒉オーバーとして,順位を48位タイに下げた。
優勝は24アンダーのスティーブン・フィスク(米)。トム・キムは最終日を2アンダーでまわり11位タイ,マット・クーチャーは1オーバーで18位タイに終わりました。





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