PGAツアーの舞台はメキシコへ。
11月6日から、タイガー・ウッズがデザインした、メキシコ・ディアマンテのエル・カルドナルゴルフ場でおこなわれる、「ワールドワイドテクノロジー・チャンピオンシップ」の概要・放送予定・出場選手などの情報を速報とともにお届けします。。
大会の概要
大会名称 ワールドワイドテクノロジー・チャンピオンシップ
日程 2025年 11月6日(木)~9日(日)
開催コース メキシコ・ロスカボス エル・カルドナル at ディアマンテ
主催者 World Wide Technology 社
賞金総額 600万ドル 優勝賞金
前回優勝者 オースティン・エックロート(米)
ワールドワイドテクノロジー選手権は、2007年、PGAツアーが米国・カナダ以外で初めて開催した公式戦です
開催コースについて
今回の開催コース,エル・カルドナル・ゴルフコースについて,歴史、設計者、コースの概要と特徴を以下にまとめます。
1. 歴史
- 開場年: 2014年
- 背景: エル・カルドナルは、メキシコのバハ・カリフォルニア半島最南端、太平洋に面した高級リゾートディアマンテ(Diamante)内にあります。ディアマンテには、他にデービス・ラブIII設計の「デューンズ・コース」などがあります。
- 名前の由来: コース名の「エル・カルドナル」は、この地域に多く見られる、アザミの群生地にちなんでいます。
2. 設計者
- タイガー・ウッズ (Tiger Woods)
- エル・カルドナルは、タイガー・ウッズが設立したTGR Designによる、初の本格的な18ホールの設計コースです。
- ウッズは、できるだけ地形を活かしたオールドスタイルな見た目とフィーリングを持たせ、全てのレベルのゴルファーが楽しめるコースを目指して設計しました。
3. コースの概要と特徴
| 項目 | 詳細 |
| 場所 | メキシコ、バハ・カリフォルニア・スル州、ロス・カボス(ディアマンテ・リゾート内) |
| ホール数 | 18ホール |
| ヤード | 7,363ヤード(情報源により7,452ヤードの記述もあり) |
| パー | 72 |
| コースの特徴 | * 広大なフェアウェイ(FW): ドライバーを思い切り振れる広いフェアウェイが特徴。 |
| * 起伏の激しいグリーン: 大きく、起伏が激しいグリーンが多く、繊細なパット技術が求められます。 | |
| * オールドスクールな戦略性: 昔ながらのコース設計を意識しており、戦略性や攻める角度を考えながらプレーが要求されます。 | |
| * 景観: ほぼすべてのホールから太平洋のパノラマビューを望むことができます。 | |
| * 地形の利用: OUTではFWの両サイドに砂丘(デューン)が並び、INでは砂漠の小峡谷(アロヨ)が絡んでくるなど、自然の地形を巧みに利用したレイアウトになっています。 | |
| アクセス | ロス・カボス国際空港から車で約45分。 |
| 備考 | 基本的にメンバー制ですが、提携ホテル(例:ハードロックホテル・ロスカボス、ノブホテル・ロスカボス)に宿泊することでビジターでもプレーが可能です。 |
放送予定(日本時間)
CS放送 ゴルフネットワーク
| 11月 7日(金) | 04:00~07:00 |
| 11月 8日(土) | 04:00~07:00 |
| 11月 9日(日) | 04:00~07:00 |
| 11月10日(月) | 04:00~07:00 |

おもな出場選手
日本からの出場は,次の4選手の予定。
久常涼 金谷拓実 星野陸也 大西魁人
ほかにも,JJスポーン,マイケル・ブレナンなど強豪選手が出場を予定している。
初日の日本選手のスタートは
初日の日本人選手、4人の組み合わせ・スタート時間(日本時間)は次のとおり。
| 23:47 | イン | 大西魁斗 M.リーデル A.マダリアーガ |
| 23:58 | アウト | 金谷拓実 V.コベロ B.ソーンベリー |
| 04:11 | イン | チャン・キム 久常涼 J.ローワー |
| 04:44 | イン | 星野陸也 W.チャンドラー T.ウェイバー |
初日のもよう
首位に立ったのは、11アンダーのニック・ダンラップとサミ・ヴァリマキ。
ベテランのマット・クーチャー、モリナリらもベン・グリフィンなどと共に、7アンダー・8位タイと好位置に付けている。
初日の、日本勢の順位は次のとおり。
| 44位タイ | 金谷拓実 | -3 |
| 星野陸也 | -3 | |
| 65Tタイ | 久常涼 | -2 |
| 74位タイ | 大西魁斗 | -1 |
2日目の日本勢
2日目,金谷拓実が4アンダーとスコアを伸ばしている。
2日目を終えて,日本勢の順位は次のとおり。
| 34T | 金谷拓実 | -8 |
| 65T | 星野陸也 | -5 |
| 久常涼 | ||
| 98T | 大西魁人 | -1 |
決勝ラウンド3日目
3日目、金谷拓実は3アンダー。トータルー11で36位タイに。
久常涼もこの日を3トータルー8として、順位を59位タイに上げて来た。
星野陸也は、3日目1アンダー,トータルー6で69位タイとなっています。
ベン・グリフィンが優勝
シーソーゲームのような4日間。優勝を勝ち取ったのはベテランのベン・グリフィン。最終日をー9とのばし,トータル29アンダーで優勝。
ニック・ダンラップは8位タイ。マット・クーチャーは11位タイとなった。
日本選手では,久常涼が最終日を7アンダーと健闘。トータルー15として,順位を40位に上げた。
一方,金谷拓実はこの日⒉オーバーとふるわず,63位に後退。星野陸也も74位で大会を終えました。
金谷拓実は100位以内のPGAステータスを獲得するには,残り2試合(バターフィールド・バミューダとザ・RSM)での上位躍進が必須となった 残り試合でベスト10が獲れるか?!




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