楽天を退団、次の移籍先が注目されていたベテラン、田中マー君が巨人軍に入団濃厚との電撃情報が入りました。
巨人・阿部監督もマー君の入団を熱望していたと伝えられ、選手としてだけではなく、若手選手の多い投手陣を引っ張る指導的役割にも期待している。
また,打線の補強として,5番打者候補にキャベッジを獲得した。
田中将大投手,トレイ・キャベッジ野手などのプロフィールと、来季の巨人投手陣・打者陣を概観してみましょう。
田中将大(まさひろ)投手のプロフィール
1988年11月1日 兵庫県伊丹市生まれ (36才)
188㎝ 97㎏ 右投・右打
2007年 駒澤大学付属苫小牧高校を卒業 楽天イーグルスに入団
2014年~2020年 ニューヨーク・ヤンキース
2021年より楽天イーグルスに移籍
日本を代表するピッチャー 小学校時代,軟式野球チーム「昆陽里タイガース」で巨人の坂本勇人選手とチームメイトだった(当時は,坂本投手・田中捕手のバッテリー)
2013年には,開幕から24連勝。前期から通算28連勝と言うプロ野球新記録を達成し,チームは日本一にかがやいた。
2014年から2020年までニューヨーク・ヤンキースで活躍し,2021年1月に楽天イーグルスに復帰。
日米通算197勝をあげている。
2023年オフシーズンに右肘関節の痛みから手術を受け,その影響もあり24年度は一試合だけの登板となり,未勝利に終わった
トレイ・キャベッジ選手のプロフィール
Trey Cabbage トレイ・キャベッジ 1997年5月3日生 米国テネシー州出身 27才 右投左打
188cm 92kg エンゼルス,アストロズ,パイレーツを経て巨人に入団
米国大リーグでは,おもに3A(二軍)在籍が多かったが,本塁打・盗塁も多く,攻走守そろった選手で,外野手あるいは1塁手として期待ができる。
3番ヘルナンデス・4番岡本・5番キャベッジの
トリオ打線は楽しみだ!
あるいは足の速いキャベッジが,最近重要性を増す2番にすわり
同じく健脚のヘルナンデスが3番かも その場合,5番はだれが?
巨人のアキレス腱「岡本のあとのバッター」は重要で,やはりヘルナンデスかキャベッジが5番かな?
浅野翔吾外野手の成長,秋広優人の台頭しだいでは,キャベッジあるいは秋広がファーストを任され,岡本はサードに定着するかも ファーストベースは,大城も加わり,一層の競争ポジションに
巨人の先発投手陣は
マー君の加入により,巨人の投手陣、とりわけ先発陣はどのような構成になるでしょうか。
楽天時代,2024年度は右ひじの手術の影響か,未勝利に終わる結果となっており,田中将大投手を先発陣の一角と計算するのは早計だと考えるが,阿部監督には「菅野智之投手が米大リーグに移籍した後の,若手が多い投手陣の支柱になってほしい。」との思いが強いと報道されている。
現状の先発陣の構成は,戸郷・グリフィン・井上・山崎伊織。そのほか、候補として,西館・赤星・堀田・又木らがあがっている。
特に、2年目の西館投手は、ルーキーイヤーの2024年度で実力の片鱗を見せており、プロの水にも慣れて来た2年目で、先発陣の一角を担うと期待される。
仮に西館が先発に加わると仮定しても、あと一齣欲しいところ。赤星、堀田、又木らの、より一層の成長を期待したい。
多彩な外人選手たち
来季の巨人軍は,阿部監督の飽くなき補強姿勢を反映し,2年連続リーグ優勝に向けて不可欠な,外人選手が目白押しです。
ケラー、グリフィン、バルドナード、そしてマルティネスと既に4人の外国人ピッチャーを擁しており、また野手陣にも、ヘルナンデス、キャベッジの2人が。
一方,実戦での外人枠は,一軍登録が5人まで。ベンチに入れるのは4人までとなっている。
これら6人の選手を有効に活用するためには,日ごとに登録選手を入り替える「猫の目登録」が必須です。
特にピッチャー陣の登録が
猫の目になるのでは
イースタンリーグで成長いちじるしい,フリアン・テイマ外野手も外国人登録選手だが,現状を見る限り一軍への昇格は極めて厳しい 24年度は育成選手枠,25年は支配下選手としてイースタンリーグ中心かな?
むすび
セ・リーグ優勝で現有勢力にとどまることなく,あくなき補強を続ける阿部巨人。まさに「現状維持 是即脱落」(現状に甘んじて油断すれば,すぐに転落する,の意)の格言通りです。
さらに厚みを増した投手・野手陣。来春の宮崎・沖縄でのキャンプ,そして本番前のオープン戦を通じて,最適な体制を模索していくでしょう。
引き続き,見守りましょう!
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