国内女子ゴルフトーナメントもたけなわに。5月21日からは、ブリジストンレディスオープンが開催されます。
今回は舞台を千葉県に移して。袖ヶ浦カンツリークラブ・袖ヶ浦コースで開催されます。ブリヂストンと中京テレビが主催する「ブリヂストンレディスオープン」の概要・放送予定・出場選手・組み合わせなどを,速報とともにお届けします。
大会の概要
大会の名称; ブリヂストンレディスオープン
日程; 2026年 5月21日(木)~5月24日(日)
開催コース; 千葉県 袖ヶ浦カンツリークラブ・袖ヶ浦コース
主催スポンサー (株)ブリヂストン
賞金総額 100百万円 優勝賞金 18百万円
前回優勝者 佐久間朱莉

決勝ラウンド進出は、R2終了時点で
60位タイまで
開催コース紹介
名門・袖ヶ浦カンツリークラブ・袖ヶ浦コース(旧袖)について、女子プロの視点、あるいは女子ツアーのセッティングを想定した「攻め方と難しさ」という切り口から解説いたします。
袖ヶ浦CCといえば、女子ツアー(JLPGA)では「新袖コース」での『ニチレイレディス』がお馴染みですが、本家の「袖ヶ浦コース」は長年男子ツアーの『ブリヂストンオープン』が開催されてきた舞台であり、2020年代以降は『ブリヂストンレディスオープン』の持ち回り会場(偶数年など)としても女子プロたちが相まみえる機会があります。
男子のイメージが強いこのモンスターコースを、女子プロの立場から見るとどのように映るのか、いくつかのポイントに分けて紐解きます。
1. 「林間」に見えて、実はタフな「丘陵」の罠
クラブハウス周辺はフラットな林間コースの趣がありますが、一歩コースへ出ると「ティグラウンドから一度下がり、セカンドから打ち上げていく」というアップダウンが随所に待ち受けています。
- 女子プロの視点: 女子プロの平均キャリー(230〜240ヤード前後)だと、ちょうどフェアウェイの「下り斜面」や「受けの斜面」にぶつかることが多く、ランが計算しづらいのが厄介です。また、左右のペナルティエリア(崖やOB)がタイトに迫るため、単に「振ればいい」というわけにはいきません。
2. ドッグレッグと「御神木」によるスタイミー
和泉一介氏設計による伝統的なレイアウトは、巧みにドッグレッグが配置されており、コーナーやフェアウェイ中央に大木(御神木など)がそびえ立ちます。
- 女子プロの視点: 男子プロであれば、木の上を力技で超えるショートカットも選択肢に入りますが、女子プロの場合は「木を避けて、きっちりフェアウェイの安全なサイドへ置きにいく」マネジメントが鉄則になります。 特にアウトコースの5番(HD1のミドル)や、9番・16番といったロングホールでは、ティショットの落とし所が次のショットの成否を100%決めてしまうため、1打目のプレッシャーは男子以上のものになります。
3. セカンドで持たされる「長い番手」と砲台グリーン
アウトコースはレギュラー評定でも距離が長く、女子のトーナメントセッティングになれば、多くのミドルホールでセカンドショットにユーティリティ(UT)やショートウッド(7W・5W)を要求されます。
- 女子プロの視点: ここのグリーンは全体的に砲台気味で、ガードバンカーが非常に効いています。 長い番手で高い球を打ち、なおかつ初速を抑えてグリーンに止める技術(あるいは手前の花道からクッションを使って乗せる緻密な距離感)が必要です。「乗ればラッキー」という守りのゴルフをさせられるホールが多く、パーオン率が大きく落ちる分岐点となります。
4. 2グリーンの「小さなターゲット」と強い傾斜
伝統的な和泉設計の「2グリーン(ベント)」です。現代的なワングリーンの大箱コースに比べ、1つのグリーンのターゲット自体が非常に小さく絞られています。
- 女子プロの視点: ターゲットが狭い上に、グリーン上には見た目以上のアンジュレーション(うねり)があります。 ピンと同じ面、あるいは手前の受けている斜面にキャリーさせないと、簡単に奥のラフまでこぼれてしまいます。女子プロの生命線である「ピンデッドに狙うショット」をあえて封印し、手前から手前から組み立てる「大人のゴルフ」を我慢比べのように続けられるかがスコアメイクの鍵です。
まとめ:女子プロから見た袖ヶ浦コースの格言
「欲張ったロングアイアンやUTでの無理な攻めは、即ボギー・ダボに直結する。アウトを泥臭くパーで耐え凌ぎ、インコースの短いミドルでどれだけ精密にバーディを奪えるかの勝負」
男子プロのようなパワーでのねじ伏せが効かない分、女子プロたちの「正確なライン出しの技術」と「徹底したルートの割り切り(レイアップ)」という、ゴルフ本来の戦略美が最も試される、非常にタフでエキサイティングなコースと言えます。
放送予定
地上波テレビ 日本テレビ系22局ネット
| 5月23日(土) | 13:30~14:25 |
| 5月24日(日) | 15:00~16:25 (録画) |
CS放送 日テレジータス
| 5月23日(土) | 07:15~09:45 |
| 5月24日(日) | 07:00~09:30 |
インターネット配信 U-NEXT
全試合生中継

おもな出場選手
おもな出場選手は以下の通り。
穴井詩 阿部未悠 天本ハルカ 金澤志奈 神谷そら 川岸史果 川崎春花 河本結 木戸愛 木村彩子 小祝さくら 小林光希 佐久間朱莉 佐藤心結 菅楓華 菅沼菜々 仲村果乃 蛭田みなみ 堀琴音 安田裕香 吉田鈴 ほか
初日のおもな組み合わせ
初日の、注目の組み合わせは次のとおり。
| 11:45 | out | イ・イェウォン 安田裕香 川崎春花 |
| 11:55 | out | 大里桃子 小祝さくら 穴井詩 |
| 07:00 | in | 神谷桃歌 佐藤心結 ウー・チャイエン |
| 07:20 | in | 桑木志帆 入谷響 荒木優奈 |
| 07:30 | in | 馬場咲希 菅楓華 河本結 |
| 07:40 | in | 古江彩佳 佐久間朱莉 神谷そら |
| 07:50 | in | 渡邊綾香 高橋彩華 金田久美子 |
| 08:00 | in | 菅沼菜々 鶴岡果恋 寺町美友海 |
菅楓華・佐久間朱莉首位スタート
初日、藤本愛奈・菅楓華・佐久間朱莉の3人が、4アンダーで首位タイのスタートとなった。
古江彩佳は21位タイ、1アンダー。馬場咲希は+6と大きく出遅れている。
小林光希、菅沼、入谷、荒木、ウー・チャイエンなど、注目選手が1打差のー3で追う展開に。
2日目のもよう
悪天候のため、本来の2日目・22日(金)が中止となり、予選ラウンド二日目が23日土曜日に延期された。
2日目を終えて首位に立ったのは、トータル8アンダーの入谷響。
2打差で菅楓華と小林光希が続いている。
予選ラウンドを終えて、上位選手の順位は次のとおり。
| 1 | 入谷響 | -8 |
| 2T | 菅楓華 | -6 |
| 小林光希 | ||
| 4T | 吉田鈴 | -5 |
| 申ジエ | ||
| 6 | 桑木志帆 | -4 |
| 7T | 佐久間朱莉 | -3 |
| ウー・チャイエン |
入谷響優勝🏆
最終日、首位でスタートした入谷選手。この日も1アンダーとして、トータルー9に。この日を5アンダーと追い上げる吉田鈴を1打差で振り切っての優勝を果たした。
菅楓華も最終日を1アンダーと、入谷選手には届かず、単独の3位となった。
最終日を終えて、上位選手の成績は次の通り。
| 優勝 | 入谷響 | -9 |
| 2 | 吉田鈴 | -8 |
| 3 | 菅楓華 | -7 |
| 4 | 桑木志帆 | -6 |
| 5T | 古江彩佳 | -5 |
| 皆吉愛寿香 | ||
| 7T | 河本結 | -4 |
| 渡邊綾香 | ||
| 申ジエ | ||
| 10T | 山城奈々 | -3 |
| 永井花奈 | ||
| 佐久間朱莉 | ||
| 小林光希 | ||
| 神谷そら |






