PGA「アメックスOP」ユニークな予選・コース&設計者紹介・放送予定・出場選手・組み合せ

2026年PGAツアー第2弾「ザ・アメリカンエキスプレス」が,1月22日より恒例の会場,アメリカ西海岸・カリフォルニア州のPGAウェスト ピート・ダイ・スタジアムコースで開催されます。

名匠ピート・ダイによる,難関コースで繰り広げられる大会の情報をお届けします。

目次

大会の概要

大会の名称 ザ・アメリカンエキスプレス

日程 2026年 1月22日(木)~25日(日)

開催コース ピート・ダイ スタジアムコース PGAウェスト Pete Dye Stadium Course PGA West

タイトルスポンサー アメリカンエキスプレス社

賞金総額 840万ドル  優勝賞金

25年度の優勝者は
セップ・ストレイカ

ユニークな予選・決勝ルール

PGAツアーの「アメリカン・エキスプレス(The American Express)」は、他の一般的なトーナメントとは異なる非常にユニークな予選・競技ルールを採用しています。

主な特徴は、「54ホール(3日間)終了後に予選カットが行われる」ことと、「プロアマ形式」である点です。

1. 予選カットのタイミングと人数

通常のPGAツアー大会は2日間(36ホール)終了後に予選カットが行われますが、この大会は以下のルールで進行します。

  • 予選通過のタイミング: 第3ラウンド(54ホール)終了後
  • 通過人数: 上位65位タイまで
  • 理由: 全選手が異なる3つのコースを1ラウンドずつプレーする必要があるため、3日間は全員がプレーできるよう保証されています。

2. 3コース・ローテーション

予選の3日間、選手は以下の3つのコースを日替わりで回ります。

  1. PGAウエスト(スタジアムコース):ホストコース
  2. PGAウエスト(ニクラウス・トーナメントコース)
  3. ラ・キンタ・カントリークラブ

※決勝ラウンド(4日目)は、予選を通過した選手のみがメインのスタジアムコースでプレーします。

3. プロアマ形式(Pro-Am)のルール

予選の3日間は、プロ1名とアマチュア1名がペアを組んでプレーする「プロアマ形式」で進行します。

  • プロにとっては自身のストロークプレー(個人戦)ですが、同時にアマチュアのスコアも記録されます。
  • 第4ラウンド(最終日)はプロのみの戦いとなり、アマチュアはプレーしません。

4. スコアの特徴

この大会は例年、非常にスコアが伸びる(バーディ合戦になる)ことで知られています。

  • コースセッティングがアマチュア参加者に配慮して比較的易しめであること。
  • 3日間プレーが保証されているため、攻めのゴルフがしやすい。
  • 過去の予選カットラインは、通算10アンダー前後になることも珍しくありません(2024年は13アンダーでした)。

⛳️ コースの概要

カリフォルニア州ラ・キンタにあるPGAウエスト・ピート・ダイ・スタジアム・ゴルフコースは,その難易度の高さ戦略的なデザインで世界的に知られる、ピート・ダイ氏の傑作コースの一つです。

  • 場所: アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ラ・キンタ(La Quinta Resort & Club / PGA WEST 内)
  • 設計者: ピート・ダイ (Pete Dye)
  • 開場: 1986年
  • コースコンセプト:
    • 設計者のピート・ダイは、「世界で一番難しいコース」という要望を受けて設計に取り組みました。
    • トーナメントプレーヤーが技量の限りを尽くし、観客に見せ場を披露できるような「スタジアム」型のコンセプトで設計されています。
  • 難易度:
    • その難しさから、「アメリカで最もタフなコーストップ50」(2007年)で4位にランクインしたこともあります。
    • 実際に、あまりの難しさに1988年から2015年まで選手の署名でPGAツアーの大会での使用が禁止されていた時期があったほどです。
  • 特徴:
    • 巨大なマウンド、深く戦略的に配置されたバンカー、そしてウォーターハザードが特徴的な、いわゆる「ターゲットゴルフ」が要求されるコースです。
    • ピート・ダイの代名詞とも言える**枕木(タイ)**を多用したデザインも随所に見られます。
  • 主な開催トーナメント: PGAツアーの「ザ・アメリカン・エキスプレス(The American Express)」の決勝ラウンド会場の一つとして使用されています。

🏌️ 名物ホールの紹介

スタジアム・コースには、特に有名な難ホールが終盤に待ち構えています。

16番ホール:ザ・サン・アンドレアス(The San Andreas) – パー5

  • 特徴: 距離のあるパー5(約600ヤード)で、特にグリーン周りが極めて難解です。
  • 名物: グリーン左側に、高さ約18フィート(約5.5メートル)にもなる草の壁(グラスウォール)を持つ、驚異的に深いグリーンサイドバンカーがあります。
    • その深さから「火星のこちら側で最も深いグリーンサイドバンカー!」と表現されることもあり、一度入ると脱出が非常に困難な、視覚的にも強烈なホールです。

17番ホール:アルカトラズ(Alcatraz) – パー3

  • 特徴: グリーンが水に囲まれたアイランドグリーン(浮島グリーン)です。
  • 名物: フロリダ州TPCソーグラスの有名な17番ホール(こちらもピート・ダイ設計)を彷彿とさせる、ほとんど孤立したグリーンが特徴です。
    • 「アルカトラズ」(脱出不可能な刑務所があった島の名前)という愛称がつけられており、プレッシャーのかかるティーショットでグリーンに乗せられるかどうかがスコアを大きく左右します。

18番ホール – パー4

  • 特徴: 最終ホールにふさわしい、ウォーターハザードが絡むドラマチックなフィニッシュホールです。
  • 名物: フェアウェイの右側にはバンカーやOBライン、左側には水が広がり、グリーンも水際に沿って作られています。
    • 正確なティーショットと、グリーンをタイトに狙うアプローチショットが求められ、プロのトーナメントでも多くのドラマが生まれてきたホールです。

ピート・ダイ・スタジアム・コースは、その名の通り、観客を意識した劇場的なデザインと、ゴルファーを極限まで追い詰める挑戦的な難易度が魅力のコースと言えるでしょう。

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