今年のフェデックスカップ第2戦・BMW選手権は,8月20日からミズーリ州のベルリーブカントリー倶楽部で,熱戦の火ぶたが切られます。
50人に絞られた闘いの舞台の紹介,放送予定・出場選手・初日の組み合わせなどを,速報とともにお届けします。
フェデックスカップシリーズとは
PGAツアーの年間王者を決める「フェデックスカップシリーズ」は、レギュラーシーズンのポイントランキング上位者が出場できる、全3戦からなるプレーオフシリーズです。この3大会を勝ち抜いた選手が、年間王者の栄冠と巨額のボーナスを獲得します。
各大会の概要は以下の通りです。
1. フェデックス・セントジュード選手権 (FedEx St. Jude Championship)
- 出場資格: レギュラーシーズン終了時のフェデックスカップポイントランキング上位70名。
- 概要: プレーオフシリーズの初戦で、ここでの成績に応じてフェデックスカップポイントが大きく加算されます(通常大会の4倍のポイントが付与されます)。この大会で上位に入り、次の大会への出場権を争います。
2. BMW選手権 (BMW Championship)
- 出場資格: フェデックス・セントジュード選手権終了時のフェデックスカップポイントランキング上位50名。
- 概要: プレーオフシリーズ第2戦。さらに出場選手が絞られ、よりハイレベルな戦いが繰り広げられます。この大会終了時のポイントランキング上位30名が、最終戦「ツアー選手権」への出場権を獲得します。
3. ツアー選手権 (TOUR Championship)
- 出場資格: BMW選手権終了時のフェデックスカップポイントランキング上位30名。
- 概要: フェデックスカップシリーズの最終戦で、年間王者が決定する大会です。
- 2024年までのフォーマット: これまでは、直前のポイントランキングに応じて、各選手のスタートスコアにハンディキャップが設けられる「ストローク・プレーヤー」方式が採用されていました。例えば、ランキング1位の選手は10アンダーからスタートし、2位は8アンダー、3位は7アンダー…といった形で、スタート時点で打数差がついていました。
- 2025年からのフォーマット変更: PGAツアーは2025年から、このハンディキャップシステムを撤廃することを発表しました。これにより、出場する30人全員がイーブンパーからスタートし、72ホールのストロークプレーで優勝した選手がそのままフェデックスカップ年間王者となります。この変更は、ファンの分かりやすさや、大会としての純粋なスコア勝負を求める声に応えたものです。
- 年間王者: ツアー選手権で優勝した選手が、フェデックスカップ年間王者となり、優勝賞金と5年間のツアーシード権を獲得します。巨額のボーナスも用意されています。
この3つの大会を通して、PGAツアーのトップ選手たちが年間王者の座をかけて熾烈な争いを繰り広げます。特に終盤になるにつれて、出場選手が絞られ、一打の重みがさらに増すのがこのシリーズの魅力です。

大会の概要
大会の名称 BMW選手権
日程 2026年 8月20日(木)~8月23日(日)
開催コース ミズーリ州 ベルリーブカントリー俱楽部
主催スポンサー BMW
賞金総額 2000万ドル 優勝賞金 360万ドル
前回優勝者 スコッティ・シェフラー
開催コースについて
今年の会場、ベルリーブカントリー倶楽部(Bellerive Country Club)は、アメリカ合衆国ミズーリ州タウン・アンド・カントリー(セントルイスの西方郊外)にある、米国でも屈指の名門プライベートゴルフ場です。
概要は以下の通りです。
1. 歴史と成り立ち
- 設立: 1897年に「セントルイス・フィールド・クラブ」として北セントルイスで発足しました。その後、名称を現在の「ベルリーブ」に変更しました(北米最後のフランス軍司令官ルイ・サン=アンジュ・ド・ベルリーブにちなむ)。
- 現在のコース: 1960年に現在の場所に移転してオープンしました。設計は名匠ロバート・トレント・ジョーンズ・シニアが手掛け、その難易度の高さから「ラデュー・ロードの緑の怪物(The Green Monster of Ladue Road)」という異名で呼ばれることもあります。
2. ゴルフコースの特徴
- 設計: ロバート・トレント・ジョーンズ・シニアによる設計で、2005年〜2006年にはその息子であるリース・ジョーンズによって大規模な改修が行われました。
- コース仕様: 18ホール、パー72(プロのトーナメントではパー71になることもあります)、全長約7,547ヤード。
- 戦略性: 敷地内を流れるクリーク(小川)が9ホールにわたり絡む設計で、深くて大きなバンカーと大きくアンジュレーションの効いたグリーンが特徴です。
3. 主なトーナメント開催実績
メジャー大会の開催地として非常に有名で、男子ゴルフの主要メジャー大会(全米オープン、全米プロゴルフ選手権、全米シニアオープン、シニア・プロゴルフ選手権)のすべてを開催した歴史あるクラブの一つです。
- 全米オープン: 1965年(当時、最も若い開催コースとして話題になりました。ゲーリー・プレーヤーが優勝し、キャリアグランドスラムを達成した大会でもあります)。
- 全米プロゴルフ選手権: 1992年、2018年(100回目の記念大会)。
- その他: 全米シニアオープン(2004年)、BMW選手権(2008年)など。
4. その他
- セントルイスの「ビッグ4」と呼ばれるエリートクラブの一つに数えられています。
- 2030年には「プレジデンツカップ」の開催地となることが決定しており、今後もトップゴルファーが集まる舞台として注目されています。
非常に戦略性が高く、プロのトーナメント開催地として全米から高く評価されているコースです。
放送予定(日本時間)
CS放送 ゴルフネットワーク
| 8月21日(金) | 04:00~08:00 |
| 8月22日(土) | 04:00~08:00 |
| 8月23日(日) | 02:00~07:00 最大延長08:00まで |
| 8月24日(月) | 01:00~06:30 最大延長10:00まで |
インターネット配信 U-NEXT
全試合生中継
おもな出場選手
フェデックスカップ第一戦,セントジュード選手権の結果,フェデックスポイント上位50選手が選ばれます。
最終戦の「ツアー選手権」に進むには,BMW選手権終了時点のフェデックスポイントが30位以内にいる必用があるが,50位に近い下位の選手は,このBMW選手権で大きく伸ばさなければならない。
日本からは、松山英樹・久常涼 主な上位選手は スコッティ・シェフラー M.フィッツパトリック キャメロン・ヤング キム・シウ ウィンダム・クラーク サム・バーンズ C.ゴッタラップ トミー・フリートウッド コリン・モリカワ ルドビク・オーベリ X.シャウフェレ ローリー・マキロイ
初日のもよう
初日、松山英樹と久常涼のスタート・組み合わせは次のとおり。(日本時間)
| 00:38 | out | 松山英樹 A.バティア |
| 01:29 | out | P.カントレー 久常涼 |
前週優勝のスコッティ・シェフラーは、21日午前3時33分から。同伴競技者はM.フィッツパトリック。
久常涼6位タイ!
初日、久常涼は5アンダーと好スコアをマークし、首位と1打差の6位タイと素晴らしい出だしとなっている。
松山英樹は、スコッティ・シェフラーらと共に2オーバー・44位タイと大きく出遅れた。
首位は6アンダーで、G.ウッドランド、ウィンダム・クラーク、ローリー・マキロイ、J.J.スポーン、C.ゴッタラップの5人。
2日目の結果
2日目、久常涼はイーブンパーに終わり、順位を16位タイに下げた。
一方、松山英樹はこの日を2アンダーとして通算をイーブンパーに戻し、37位タイに浮上してきた。
注目のスコッティ・シェフラーも2日目5アンダーと猛チャージをかけ、一挙に25位タイに上昇してきている。
首位に立ったのは、ウィンダム・クラーク。前日に続いて2日目も6アンダーと伸ばし、トータルー12に。2位、G.ウッドランド、3位にJ.J.スポーンがそれぞれ1打差でつけている。
久常涼9位タイに
3日目、久常涼は3アンダーをマークし、通算ー8・9位タイと再びトップ10に浮上してきた。
松山英樹は3日目イーブンパー。順位は43位タイにとどまっている。
首位はウィンダム・クラーク。
久常涼12位タイ
最終日、久常涼は1オーバーでフィニッシュ。残念ながら順位は12位タイに。この日を2アンダーとした、スコッティ・シェフラーと並んだ。
松山英樹はこの日を3アンダーと健闘。順位を29位タイに上げて大会を終えた。
優勝は前日首位のウィンダム・クラークが、最終日をイーブンパーとし、トータル➖17のまます追い上げるP.カントレーを3打差で振り切って賜杯を獲得しました。




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