昔から「笑う門には福来たる」と言われますが、こころから笑うと心身の健康にとても良い影響をあたえ、なんだかお腹が温まりますね。
目次
笑の効用 ー 笑うと心と体が元気に
笑いの効用について、今話題のチャットGPTに尋ねたら、以下のような答えが返ってきました。
「 笑いの効用は以下のように箇条書きで示すことができます。
1.ストレス軽減 :
笑うことはストレスホルモンであるコルチゾールの放出を軽減させ、リラックスを促進します。
2.免疫システムの強化 :
笑うことは免疫システムを活性化し、体の防御機能を向上させることがあります。
3.痛みの軽減 :
笑うことはエンドルフィンの放出を増やし、痛みを軽減する助けになることがあります。
4.社会的結束 :
笑いはコミュニケーションを円滑にし、人々のきずなを強化する助けになります。
5.リラックスとリフレッシュ :
笑うことはリラックス効果をもたらし、疲れた心身をリフレッシュさせます。
6.創造性と問題解決の促進 :
笑いは脳に新しいアイデアを生み出す刺激を提供し、創造性や問題解決能力を
高めることがあります。
7.ポジティブな感情の増加 :
笑うことは幸福感を高め、ポジティブな感情を引き出すことがあります。
8.心臓健康の促進 :
笑うことは血圧を下げ、心臓の健康をサポートする可能性があります。
9.精神的な健康の向上 :
笑いは抑うつや不安を軽減し、精神的な健康を向上させることがあります。
10.社会的なスキルの向上 :
笑うことは社交的な場面で相手とのコミュニケーションを円滑にし、
人間関係を強化する助けになります。
これらの効用は、笑いが日常生活にポジティブな影響を与える方法の一部を示しています。
笑顔と笑いは、健康と幸福に寄与する重要な要素です。 」
以上のような回答が得られたが、たしかに笑うという動作は精神的にもリラックスするし、
胃腸とか内臓関係にもほど良い刺激を与えるような感じがしますね。
「笑いの効用」をもらうには寄席が一番
自宅でテレビのお笑い番組をみて笑いをもらうのは、もっとも手軽で安上がりな健康法かもですが、
たまには賑やかな街なかに出かけて寄席をのぞくのも気分転換になるし、
ぶらぶらと歩くだけでも健康に良いですよね。
いま日本で興業が行われている寄席を調べると、下記のリストが得られました。
なお、いつも興業が行われている寄席のことを「定席」(じょうせき)と言い、
ホールや会館などで不定期に催される寄席を「ホール寄席」と言う区別があります。
全国の寄席定席
東京 : 鈴本演芸場 新宿末廣亭 浅草演芸ホール 池袋演芸場
東京以外では 横浜にぎわい座 大須演芸場(名古屋) 魅知国定席花座(仙台) 天満天神繁昌亭(大阪)
道楽亭(大阪) 喜楽館(神戸新開地) などがあります。
また、いつも開演しているという意味では、落語が主体ではなく漫才や新喜劇が中心の「よしもと」が有名ですね。
東京だと定席は「鈴本演芸場」「新宿末廣亭」「浅草演芸ホール」「池袋演芸場」の四席ですが、
筆者はこの中の浅草演芸ホールで落語などの演芸を楽しみ、ココロの洗濯ができた気分でした。(笑)
浅草演芸ホールに初めて行ってみた
テレビでしかみたことのない寄席を一度生(ナマ)で見てみたいと、家内と二人で「浅草演芸ホール」に初めて行ってみました。
場所は雷門から、国際通りに向かって歩き、大通りの手前を右に折れ、ゆっくり歩いて10分余りのところに。
先ずはお役に立ちそうな、浅草演芸ホールについての概要を箇条書き風に書いてみます。
- 基本的に休業日はなく年中開演している。
- 開演は11時半からで、11時40分から16時半までが昼の部。16時40分から20時45分までが夜の部となっている。
通常は昼の部と夜の部の間に入替えはないが、プログラムの内容によっては入替え制、すなわち昼の部か夜の部のいずれかしか観られない日もあります。 - 館内への入場は開演時間内ならいつでも自由ですが、客席への出入りはマナーとして高座の切れ場(演芸と演芸のあいだ)にしましょう。
入場料は3000円。予約しなくても当日、窓口で買えます。映画のシニア料金に比べると高い気もしますが、一度体験すると割安に感じるほど面白い。
とにかくテレビなどでお馴染みの出演者もまじえ、生(ナマ)の芸が堪能できます!
- 館内に入ると一階は239座席。二階は101座席で計340座席が原則全て自由席。
したがって、早く来れば前の方の座席に座れるわけですが、マァ普段なら12時ごろまでは比較的良い席が取れるようです。 - また一階席は全てバリアフリーで、車椅子のお客様専用トイレも一ヶ所設けられています。
- 飲食もアルコール以外はオーケイで、演芸をみながら楽しめる。
館内の売店では、お弁当とかパンなどのスナックも販売中。
演芸ホールの館内で
建物は戦後まもなく建てられ、昭和39年からは東洋劇場として数々の有名芸人俳優を輩出しただけあり、古風と云うか昔ながらの芝居小屋の風情があります。
入口の切符売り場でチケットを購入し館内に入ると、ちょうど高座が演たけなわで座席の後の立見席で見学。
高座が引けてから少し残っていた二人分の並び席を見つけて着席。
切符売り場で貰ったその日の演目表をみながら、次々と高座に上がる落語家や切り紙師、漫談師などの中でテレビにもよく出る芸人さんを見ては、なるほどと我ながら妙に感心(笑)。
この日は結局午後2時ごろから6時ごろまで、昼の部と夜の部をはさんで4時間ほど居座り、
落語を中心に色々な芸を間近で観ることができ、笑いの渦に堪能した気分で小屋を離れました。
初めての寄席見物が面白く、それから5か月後の7月の暑い日が続くころに、再び家内と一緒に浅草演芸ホールに。
今回はもっと前の方の席に座ろうと11時半の開演とともに入場し、高座の真ん前の二番目の列に陣取りを。
出演者と出し物は前回と違いましたが、落語を核に漫談、奇術、幇間芸なども新しい気分で大いに笑い楽しませてくれました。
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