世界遺産の「座喜味城跡」を見学したあと、車で10分程度のところにある「残波岬」に足を延ばしました。
以前から一度見てみたかった、沖縄一(=世界一)大きいシーサーが座っている残波岬に近づくと、まず灯台が見えてきます。
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残波岬灯台
残波岬の灯台は昭和48年(1973年)、地元の海運事業者の強い要望で建設が開始され、当時の統治者・米軍関係との軋轢などを乗り越えて、翌年の3月末に完成しました。
南西諸島随一の高さ、地上31mの展望台からは幾多の離島がたたずむ東シナ海を一望でき、北は名護・本部町から伊江島など。南は北谷・宜野湾から沖縄本島南西部が遠望できます。
灯台の展望台へは筒状の内部に狭い階段が99段 30mを登りきると、目の前に眺望が開けます
ただし、展望台は狭くて、柵ごしの目の前、真下に海が広がり、目がくらむ思い。高所恐怖症の方にはおすすめできません。




巨大なシーサー像<残波大獅子>
岬の突端の灯台からは、100mほど手前の広場に空を見据える巨大なシーサーが、写真のようにどしんと座っています。
高さ8.7メートル。琉球王国から中国の方向を向いて鎮座しています。

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古琉球時代の大商人・泰期
沖縄の残波岬(ざんぱみさき)に立つ大きな像の人物は、泰期(たいき)です。
彼は14世紀後半、琉球王国(当時は三山時代)の中山王・察度の命を受け、初めて中国(明)へと渡った人物として知られています。
貿易事業の草分けとして、現在でもビジネスや商売繁盛のシンボルとして親しまれている人物です。初めて中国(明)へと渡った人物として知られています。
泰期(たいき)の主な功績と特徴
- 大貿易時代の先駆者 1372年に初めて中国への進貢(貿易)を成功させ、その後も計5回中国を往来しました。これにより琉球に大きな富と文化をもたらした「商売の神様」として崇められています。
- 「唐への道」の象徴 残波岬に立つ像は、はるか海の向こうにある中国大陸を指差しており、当時の壮大な海外交流の歴史を物語っています。
- 出身地 読谷村の宇座(うざ)出身と伝えられており、地元の英雄としてこの地に像が建立されました。
貿易事業の草分けとして、現在でもビジネスや商売繁盛のシンボルとして親しまれている人物です。
当時の中国行きの渡航は命がけの事業 五回も往来した、その胆力に感銘を受けました


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