好天に恵まれた4月10日(金)、沖縄本島中部の読谷村の世界遺産・「座喜味城跡」を見学にドライブしました。
8時半ごろの出発。那覇市内から浦添・宜野湾市の海岸に沿うバイパスで北上し、北谷から嘉手納経由、読谷村まで一時間余り、ウィークディでもあり道路は空いていて、案外と早く目的地に到着しました。

左側の細い坂道が城跡への小道



座喜味城の歴史
座喜味城(ざきみじょう)は、15世紀初頭、琉球王国の名将・護佐丸(ごさまる)によって築かれたグスクです。読谷村の標高約125mの丘陵に位置し、かつて中山王府を監視し、北方の勢力に睨みを利かせる重要な軍事的要塞でした。
最大の特徴は、沖縄最古と言われるアーチ型の石門と、屏風のように美しい曲線を描く城壁です。この曲線は、地盤の脆さを補強しつつ、敵の死角をなくす軍事的な合理性を備えています。
第二次世界大戦では日本軍の陣地となり、戦後は米軍のレーダー基地として使用されましたが、1972年の本土復帰とともに国指定史跡となりました。2000年には「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録され、現在はその高度な石積技術と東シナ海を望む絶景で知られています。

下段の城郭の中へ
美しい曲線の城郭には、狭い城門が一つ。もちろん、敵が一度に流れ込まないように狭き門としています。城門をくぐると先ず下段の広場が。





上段の城郭に登ると
上段への狭い門をくぐると、ここにも広場が。上段の広場を囲む城壁には階段で上ることができます。
城壁の上から見下ろすと、絶壁の下には緑の木々。その向こうには、読谷村の集落が展開しています。




築城の名人・護佐丸の知恵
琉球の築城の名人といわれた護佐丸が築いた「座喜味城」。敵の襲撃を防ぐ二つの仕掛けを、読谷村役場の人に教えてもらいました。
護佐丸のその一 ; 小さな城門の内側に、細い楔(くさび)形の石があり、その石を取り抜くと、なんと城門自体が崩れて中に侵入できなくなる仕掛けとなっています。


護佐丸の仕掛け・その2
敵方が場内になだれ込むと、下段の広場には左側への狭い通路だけが。当然、敵方は一つだけの通路があるその方向へ突進する。と!なんと行き止まりの袋小路に。
そこで、周囲の城壁の上から敵をせん滅する作戦とみえた。
むすび
那覇市内から一時間余りで来られる名城の遺跡。芸術的とも思われる曲線美の城壁に直接上ることができるのは、沖縄のグスク(城)のなかでもめずらしく、訪れた人は必ず、はしご状の階段を上って周囲の眺望をたのしんでいました。
建物などのメンテナンスが要らないこともあってか、入場料を払わずにはいることができます。(笑)
近くの残波岬・やちむん(焼物)の里などとのセットで、日帰りのドライブにはもってこいの名勝地。皆さんも、沖縄本島でのドライブを楽しまれるときは、ぜひ訪れてください!



コメント